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尋問・(脅迫?)

更新失敗したみたいで

再度更新します

というか久しぶりの更新です

教会の扉が開きフランとカレットが出てくる

「お母さん」

扉から出てきたのはフランと・・・真っ青な顔をしたカレットだった

「まったく今どきの軍人って根性ないわね」

ミトは一人ブツブツ言いながら教会から出てきたフランに声をかける

「お母さん、何か分かったの?」

「ああ、ミト分かったわよ、あの子たちは水晶の森から連れてこられたようよ」

「水晶の森?」

「パルレオ山ってあるでしょ、その外輪部のさらに外、西側に位置しているわね」

「パルレオ山ってオークの国があるっていう?」

「そ、そこまで行くのもかなり大変なんだけどね水晶の森は更にその奥

とてつもなく巨大なカルデラ湖の湖畔らしいわ」

「何の目的でそんな遠くから・・」

「売り飛ばすのよ・・・高値で売れるからね

特に、帝国と付き合いのある国には服やアクセサリーのと同じく

人を喜んで買う異常者が山のように居るんでね」

ふっと息を吐いてフランはミトを見る

「そんな顔をしないで、全部は無理だけど出来るだけ助けてあげましょ」

悲しそうな顔をするミトの頭をポンポンとする

二人の会話を聞いていたルミナがカレットに話しかける

「で、少将はどうしたんです?青い顔をして目の焦点が合ってませんよ?」

一、人放心状態のカレットにルミナが声を掛ける

「何でも無い・・・ただ起きたまま悪夢を見ただけ」

「悪夢?」

「ルミナ、お前も凄いがフランさんの尋問は桁が違うな・・」

「それは、それは・・で何をしたんです?」

「聞きたいのか?」

「ええ、後学のために」


カレットの後にフランが教会の中に入っていく

部屋の中には縛られた4人の男がいた

「ミト達が捕まえたのはこいつら?」

「ええ、持っていたIDによると帝国陸軍 情報部隊だそうですよ」

「ふーん情報部?」

「さて、初めまして帝国の軍人さん・・私はシュタインベレット王国

防衛大臣フランと申します」

フランは一歩男達に近づき軽く頭を下げる


「はん、防衛大臣様が何んの御用で?」

「俺たちは何も知らないし、もし知っていたとして喋るとでも?」

男の言葉を聞いたフランはクスッと笑い

「あら、何も知らないのに、わざわざ喋らないって念押し?面白いわね」

言い返された男はばつが悪そうに下を向く

「えーと、アンタがこの中では一番位が上みたいね、ゴラン少尉でいいのかな?」

フランは一人の男の前に立つ

「お互い、めんどくさいだけだからさアンタの頭を生きたまま開けて

脳から直接情報を取り出すことにするわ」

とんでもないことを言ったフランにカレットは横で目が点になる

そこまで話すとカレットはさらに青い顔になる


「それでどうなったんですか?」

楽しそうに続きを要求するルミナにカレットはため息をつく

「流石に帝国野郎も捕虜の人権だとか何だとか言いやがったが」

「・・が?」

「問答無用で魔法を放ったよ・・・光ったような魔法でな

掛けられた兵士は目を見開いて凍ったようになった・・」

カレットの顔は引き攣る

「その途端みんなの見てる前で頭がパカーンと・・・・」

聞いていたルミナの目が点になる

「わ、割れたんですか?」

カレットは黙って頷く



「なっ、何しやがんだアンタそれが人のやることか?・・・

ってフランと言ったなまさかフラン・ハンジェリンか?あの極悪非道

悪魔の申し子の・・・・」

隣で見ていた仲間の兵が叫び声をあげる

「あら、ありがとう久しぶりに聞いたわその二つ名」

フランは笑顔を兵士に向けながら

「言ったでしょ、あんた達は盗賊だってあんたたちが所属しているって言うお国のお偉方が

我々帝国とは無関係だと言い切ったのよひどいことするわよね」

フランの人差し指がゴラン少尉の開いた頭につきささった

「「「や、や、やめろー」」」

その絶叫の中フランはすました表情で指を引き抜く

「大した情報はないわね・・・次ね」


「まて、待ってくれ、話す・・・何でも話す」

「おれもだ、何でも話すからやめてくれ・・・」

次の兵士に目を向けた瞬間震えていた兵士達が次々しゃべり始める

フランはあきれたように

「最初から素直にしゃべればいいのよ・・お馬鹿さん」

「それジャーとりあえず」



「それで、頭割られた兵士はどうなったんです?」

「どうもなってないよ・・・」

カレットはお手上げとばかりに手を横に広げ首を横に振る

「なってない?」

「フラン大臣曰く、催眠魔法だそうだ・・あの場の全員に幻覚をそれも超リアルな幻覚を

見せられたらしい・・・ルミナも色々魔法を使うだろ催眠魔法、知ってるか?」


「いえ、私も相手を眠りに落とす魔法は知っていますが・・・

気づかれずに複数人に幻覚を見せるなんて出来ませんよ」

ルミナはあきれたとばかりに空を見上げた

「だよな、隊長も大概だが母親もまた・・と言うことか」

二人が顔を見合わせているとフランから声を掛けられる


「何してんの二人とも作戦立てるわよ」


「「は、はい」」


二人は慌ててミトとフランの元に向う




何とか頑張ってやっています

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