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皇国奪還2

本当に久しぶりの更新です

なのに面白くない展開で申し訳ありません

「分かりました、隊長に伝えます」

ルミナは感応通信機をしまいながらミトに向き直る

「本部はなんて?」

ミトの問いにルミナは

「とりあえず転送陣を開いて欲しいと言っています」

「分かりました」

ルミナに言われミトは転送陣をシュタインベレットの本部に繋ぐ

中から現れたのはフランに続きカレットやロワンダ、ファリア、マルナ達も出てくる

「お母さん?」

「お疲れ様、ミト大丈夫無理していない?」

心配顔のフランにミトは笑顔を返す

「大丈夫です」

「そ、ルミナもフォローありがとうね」

「いえ、とんでもありません」

ファリアたち3人は洞窟の中が物珍しいのか三人で見て回っている

「お母さんちょっと離れます」

ミトはフランから離れファリア達のところに走っていく

フランはミトを見送りながらルミアに聞く

「それで現況は?」

「町の住民はエレノワ様と一緒ですミルダ大尉とアリアルナさんは

地上への通路を調べています」

「捕虜にした敵兵は?どこに居るの?」

「向こうの隅に、ミト隊長の魔法で眠らせています」

「でも、帝国魔戦隊の隊員なんでしょ随分簡単に話したわね」

「死のうとしても魔法で無理矢理回復されるし

催眠魔法で自白させる事は出来るけど

その後遺症で頭が壊れるとか言われれば・・・やっぱり・・ねぇ」

「お気の毒に」

「ですよね・・・で、本人が言うには一報でお知らせしたとおり上の町にオークの姿は無く

居るのは同じ魔戦隊の兵士が5人と言っています」

「オークは皇都周辺に居るんだったわね・・・数は数百匹とかって?それだけ?」

「ええ、我々が予想していたとおり皇国を襲った後、王国周辺に侵攻したものと

思われます」

「あなたが倒した合成魔獣は?居ないの?」

「そのことに関しては本当に知らされていないようですね」

「なるほどね、であの子何しているのかしら?」

ミトは地面に手を着いて何かを感じ取るようにしながらカレットに指示を出している

カレットはロワンダと岩陰に隠れるように待機する

「あそこは、地上に通じていると言う岩の裂け目ですね」

ルミナがフランに説明をしているとミトから静かにと言う合図がでる

その瞬間、走るような足音が聞こえてくる

岩の隙間から人影が飛び出し石につまずく

「キャー」

悲鳴を上げながら転びそうになるのをカレットが抱き留める

その後にミルダが続いて飛び出てくる

ミルダはミト達が待機しているのを確認するとミトに向って指を一本立てる

ミトは頷き剣に手をかける裂け目の反対側にはロワンダミトのすぐ後ろにカレットが待機

その瞬間2人を追うように兵士が飛び出てくるが直後3本の剣が突きつけられる

「武器を捨ててもらおうか」

兵士はすぐさま小瓶に入った毒を飲もうとするがミトに剣の背で叩き落とされる

「くっ・・」

「無駄なことはやめたほうが良い、うちの隊長は毒が回る前に解毒する

舌を噛んでも同じだ、苦しむだけ損だぜ」

相手が抵抗をしないのを確認して捕縛する

「貴方も帝国の魔戦士隊かな?」

「・・・・・」

「無言は肯定と取りますね・・おやすみなさい」

ミトは兵士に向け光魔法睡眠を掛ける

ミトはフーと息を吐きミルダに

「どのへんで、兵士と遭遇を?」

「通路の階段をだいぶ上ったところですね、向こうも降りてくる途中みたいで

先に降りた連中を探していたのかもしれませんね」

「なるほど、先に降りた連中と合流するつもりだかもってことね

それより、何も聞きださなくても良かったの?」

フランの質問にミトは頷きながら

「多分何も知らないと思いますよ、帝国の階級制度は分かりませんが

襟章の感じからこの人のほうが下のようですから」

ミトは男の襟を触りながら言う

「なるほどね、では全員集まっているところで本部からの指示を伝えます」

フランの言葉に全員がフランの周りに集まる

「とりあえず、敵からの情報を信じてみようということになりました

そこでまず上の町を開放します

残り4人の帝国兵は武装解除後拘束してくれる

だいたいここまでで・・ミト、時間はどれぐらいあれば良い?」

「帝国兵が固まっていれば良いのですがばらけて隠れられてしまうと

それでも1時間もあれば何とかなると・・ルミナ准将どうですか?」

「はい、いけると思います」

フランは頷いてから

いつの間にかエレノワと町長、町民数人がそばまで来ていたことに気付く

「わかりました、町の安全確認後、此処に避難している住民の皆さんに

町に戻ってもらいましょう」

「「「おお」」」エレノワと町長が顔を見合し町民を見回す


「町を起点に一気に皇国を奪還しますミトあなたに頼りきりになるけどお願いね」

「はい」

「行くわよみんな皇国奪還開始!!!」

「「「「「「「「「「おおおっ」」」」」」」」」








なんか年末越えでテンション下がるし

困ったものです


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