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歌巫女のサクラ  作者: 夏生
1/9

プロローグ

「うぁっ…熱い…熱いよぉ…」


「イオリ様‼︎どうされました⁉︎イオリ様‼︎」


侍従であるセオが、突然腰を抑えて蹲った僕に慌てて駆け寄る。


熱さのあまり声が出せない僕を抱き上げ、額の汗を拭ったセオは、腰を抑え続ける僕の手を暫く見つめ、決心したかの様に「イオリ様、失礼致します」と声をかけ、シャツをめくり、ズボンを少しだけそっと下ろした。


そこにあったのは…


「あぁっ…イオリ様っ…おめでとうございますっ…桜の歌巫女様がお産まれですっ‼︎おめでとうございますっ‼︎」


『桜の歌巫女…桜…僕の、桜…』


そう心の中で呟きながら、僕の意識はそこで途切れた…。

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