~1,シナリオを書く前に~
元兵はもうちょっとお待ち下さい。
なろうリハビリも兼ねて投稿。
さぁ、必要なものは揃いました。ですが、シナリオを書くのに必要なことは終わっておりません。
まずは買った作品のルールブックを読みましょう。最低限【プレーヤーセクション】と【ゲームマスターセクション】の二つは読んでください。
ルールブックによっては、異なる呼び方をされているでしょうから、軽く説明いたしますと。
●【プレーヤーセクション】
プレーヤー(PL)として遊ぶために必要な情報や、プレーヤーキャラクター(PC)を作成するためのデータベース。ここにはPL操るPCが、
[どんな世界で][どのような存在で][何をなそうとしているのか]
大別するとこの三つの原則が記されています。
また、ゲームのルールもこちらにかかれているため熟読いたしましょう。
どれだけTRPGに触れても新しいゲームに手を出す度にここは熟読します。作品毎に全く違うルールなんて普通ですからね(冒企とか冒企とか冒企とか……)!
ゲームマスター(GM)として必要なのは作成のデータではなく、どちらかといえばこちら。
ただし、前項にて語りました『デバッカー』として利用するキャラクターの元となる『サンプルキャラクター』のデータは大抵ここにあります。
C.O.C.が特殊なのです。
●【ゲームマスターセクション】
こちらは、文字通りGMとして必要な事がたくさん書かれていることでしょう。
更に突っ込んだ世界設定は元より、シナリオ進行に関するエトセトラや、PC達に襲いかかるエネミーや、理不尽なダンジョン作成の一助となるトラップデータまで。
そして、ゲームマスターセクションの後ろには必ずシナリオ作成でもっとも役に立つモノが!
そう、【サンプルシナリオ】がくっついているのです!!!
●【サンプルシナリオ】
文字通り、プリセットとして付いてくる【シナリオ】。これをしっかりと読み込むことで、手にしたルールブックでどんなシナリオを書くことができるかを掴みましょう。
そして、有志(友人でも何でもいい!)を募って一度このサンプルシナリオを利用して遊んでみてください。
もちろん、GMとしてマスタリング(ゲーム進行)を経験してシナリオの作り方を学んでも良いでしょうし、PLとして参加し遊んでみることも貴重な経験となることでしょう。
流れを掴むために、どちらも一度ずつ以上は経験しておくことをオススメします。
そんな時間ねえよ!という方。確かに、学生時代ならともかく、社会人ともなれば一緒に集まることは難しくなりますからね。
なら、某笑顔な動画サイトにてリプレイ動画を見れば良いのでは?と考える方も多いのですが、正直オススメ出来かねます。
なぜなら、これはあくまでも『動画映えするように』編集している一種の【エンターテイメント】だからです。
無論、気になるゲームの雰囲気を掴むための参考としては良いのですが、あくまでも参考にしかなりません。
慣れてないGMとPLではあんなテンポ良く進みません。
ですので、一度は参加してみてください。
時間のない人でもゲームを楽しむ方法としては
●TRPGコンベンションに参加する
●オンラインセッションに参加する
の二通りの方法があります。詳しくは検索エンジンにて調べてみることをオススメしますよ!
1/21(月)投稿。