【短編小説】手紙DE相談コーナー その一
今回は少しはっちゃけた話です。まだ目立ってた二人組が主人公です。
では、始まります。
ノリ「ノリと!」
ルトー「ルトーの!」
ノリ&ルトー「お悩み相談コーナー!」
どんどんぱふぱふ!
ルトー「さあ始まりました、お悩み相談コーナー!司会はこのルトーが進めます!」
ノリ「このコーナーでは「角がある者達」内のキャラや読者の質問に対して、僕達がまじめ不真面目に答えるッス!
みんなどしどし質問するッスよ!」
ルトー「それではまず最初の手紙から、ペンネームは『氷大好き』さんから!」
ノリ(あれ、それってもしかしてアイじゃ…)
ルトー「『俺の部下が皆俺を馬鹿扱いして困ってる。どうにか』」
ビリ!ビリビリバリ!!
ノリ「いきなり破っちゃった!?」
ルトー「バカアイはこのコーナーの主旨を理解してないね。
君の愚痴なんて誰も聞かないよ!
では次!」
ノリ「いいのかな?いいのかなそれ?
…まあいいか、次はペンネーム、『褐色』さんからの手紙ッス。」
ルトー(…どうしてアイもススもペンネに捻りを入れないんだろう?
もうバレバレだよ)(T_T)
ノリ「『初めまして、ノリさん、ルトーさん、』
こちらこそ初めましてッス。」
ルトー「え、あ、うん。初めまして」
ノリ「『私は今ある組織の副首領なんですが、上司はいつも桜を育てています。何故育ててるのか聞いても教えてくれません。知ってたら教えて下さい。』
…うーん、社長が木を育てるなんて普通じゃないかな?
『我が社がいつまでも成長しますように』とか願いをかける意味で育てたりするッス」
ルトー「うーん、そこは僕も分からないや。
だからネタバレノートを見て確認しよう。」
ノリ「あるンスかそんなの!?」
ルトー「ええと、どれどれ(ぱらぱら)あった!『あの木はどんな木になるか誰にもわからないから育ててる』
……はあ?」
ノリ「な、なんスかそれ?よく分からないじゃないッスか…。」
ルトー「僕も分からないや…。血染め桜の事がよく分かると思ったらこれしか書かれてないし…。
よし、『褐色』さん!
答えはどんな木になるか分からないから育ててる、だよ!」
ノリ「ええ、その通りに答えるッスか!?」
ルトー「どうしても知りたい時は上司をといつめられるよう、武器一式をお送りするッス!」
ノリ「それは脅迫ッスよ!」
ルトー「甘い、甘いよノリさん、
ああいう隠し事が大好きな上司は徹底的に問い詰めないと答えないんだ!
さあ、褐色さん!このRPG-7で派手にやっちゃえ!!」
ノリ「やったら終わるよ本当に!」
ルトー「さて次はペンネーム、『拳骨万回』さんからだ!」
ノリ「終わらせちゃった!」
ルトー「『ノリ、ルトー、初めまして!』初めましてー」
ノリ「初めましてッス」
ルトー「『今ワシらの日常で変なことが起きててなあ、あの太陽が龍に隠れてしまったのじゃ
強いてはあの魔術がどんな効力を持つか教えてくれんかな?』
…!
凄い真面目な質問だ!!!!
ビックリ!!!」
ノリ「そんなにビックリするところスか!?」
ルトー「だってビックリじゃん、真面目な質問なんて!
しかし答えよう!ネタバレノートを読みながら!」
ノリ「読むんスね、ネタバレノート…。」
ルトー「えーなになにー?
『あの魔術は太陽を龍の姿をした魔力でかくします。
影で隠れた部分がそのまま結界になります』」
ノリ「ふんふん」
ルトー「『結界の中ではあらゆる邪悪な力が倍増し、祖先に怪物の血統があるものは怪物化します
しかしそれより恐ろしいのは太陽を隠す龍。あれは太陽の輝きを少しずつ自分の魔力に変換させ、やがてその黒い体を金色に変えていきます。すると』」
ノリ「するとどうなるンス?」
ルトー「『すると、龍は少しずつ自我を持ち始めて行き、やがて日が沈む頃には満月に負けない金色の輝きを放つ龍が動き出し、結界内のありとあらゆる物体を喰らいます。』
…ええええええ!!」
ノリ「な、なんてヤバい術なんスか!?」
ルトー「『本来は城攻め用に使われる魔術です。もし使われたら結界の外に急いで避難するしか生きる方法はありません』
や、やばすぎる!」
ノリ「アイさんもハサギさんもそんな危険な状態にいるなんて…。」
ルトー「僕もやられそうなんだよ!?
大丈夫か?」
ノリ「多分大丈夫ッス!」
ルトー「多分言うな!不安になる!
次いこ次!」
ノリ「あ、でももう手紙がないッス」
ルトー「えええええ!!
こんな不安な状態で終わらせちゃ駄目だー!」
ノリ「後でRPG-7渡すから落ち着くッスよ
それでは次回、こうご期待!」
ルトー「終わらせないでー!」
チャンチャン♪