【短編小説】地獄のホワイトデー!そのに!
明日が来た!
ハサギ「明日は遂にホワイトDAY!
リア充どもを我等の手で爆発させるのだ!」
部下達「ウオオオオ!!」
部下達「リア充爆発!リア充爆発!リア充爆発!リア充爆発!」
部下達「ハーサーギ!ハーサーギ!ハーサーギ!ハーサーギ!」
部下達「ばんざーい!ばんざーい!
リア充爆発させ隊、ばんざーーーい!!」
ルトー「たった1日で部下が500人…すげえ」
アイ「何だかんだであいつ、元は参謀長だからな…人心掌握はお手のものだろ」
黒山羊「ハサギ、恐ろしい子…」
ノリ「あああ、ハサギさん…ボクは一体どうすれば良いッスか!?
誰か教えてッス!」
ノリは一人、大声で叫ぶ。
しかし周囲の声にかき消され、誰の耳にも聞こえない…筈だった。
しかし、不意に女性の声がノリの耳に入る。
『落ち着きなさい、ノリ。
貴方がしっかりしなければ皆死ぬわ』
ノリ「え、今の声は誰…?
というか、今『皆死ぬ』って…?」
『彼等はね、果心林檎、シティ、白山羊に攻撃しかけるつもりなのよ。
電柱操ったり溶岩操ったり銃百丁乱射しまくる奴と争えばどうなるか…貴方なら推理しなくても分かるわね?』
ノリ「あ、あわわわわわ!
皆死んでしまうッス!
死ななくても精神が崩壊するッス!」
ノリの記憶に映るのは、銃を百丁バンバン撃ちまくる白山羊、
溶岩やら海水やら操り、敵をまとめてなぎはらう果心林檎、
そして電柱やらビルやら振り回し高笑いするシティの姿。
魔女果心『オホホホホ!
汚物は消毒しますわ!』
乱射魔白山羊『弾幕薄いわ!
もっともっともっとオオオ!!』
怪獣シティ『ギャアオオオン!
全員踏み潰しちゃうぞー!』
ノリ「地獄だあああ!
皆死ぬうううう!!」
『そうでしょう?
だけどそれを止めるには一つ方法が有るのよ』
ノリ「なんスか!?」
『貴方が、ハサギに、チョコあげればいいの☆』
ノリ「ぶふううううううううウウウウ!!??」
ノリは驚きのあまり吹き出した。吹き出し過ぎて少しむせた。
しかし女性の声は止まらない。
『考えてもみなさい、貴方がチョコあげなかったからハサギはああなったのよ?
だから、これを止められるのは貴方だけ。
貴方がチョコをあげれば、ハサギは正気に戻り全ては解決するわ』
ノリ「い、いやいやいや!
ボクにそんな事出来ないッス!やりたくないっす!
今さら恥ずかしすぎるッス!」
『では、明日のリア充爆発させ隊は全滅ですね』
ノリ「それはもっと嫌ッスウウウウ!
嗚呼、ボクは一体どうすれば…!?」
『考えなさい、生きてる時間は有限。恋する時間は更に短いんだから大切にしなきゃ』
ノリ「あ、貴方は一体誰ッか…?」
『私?そんなのどうでもいいわ。
…でもそうね、一言ヒントを言うなら、とあるリア充な桜よ』
ノリ「い、一体何サクラなんすか…!?」
『私から言えるのはここまで。
決めるのは貴方の心よ。
ハサギを止める為に正体あかすか?
正体隠してハサギを失うか?
貴方にとって大切なのは、ハサギなのか正体なのか…?
明日、それが分かるわ。
それじゃ、バイQ~』
ノリ「……………」
声は消えた。
ノリはゆっくりと、ハサギに目を向ける。
ハサギは相変わらず訳の分からない演説を繰り返していた。
明日、全てが明らかになる!!
・・・よね?




