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こんなもの


「エバラ」










そんな題のバラの絵を見て、思案する。


何故、エバラ?
















この学校の廊下に掛けられている薔薇の絵。


母が高校時代に描いたらしい。


しかし何故「エバラ」なのだろうか?


絵だから?それとも他の意味が?


顎に手を添え思案する。


通りがかった友人に、まるで腐った考える人のようだ、と言われた。


後で殴ろう。











顔をボコボコに腫らした友人と帰路につく。


ひゃふゅひゃひゃっへ、ふゃはほひょーひゃんひゃひゃいは。


友人が何か言っているが無視。











結局なぜあの題名なのかはわからなかった。


だが、ネーミングセンスの無い母がただ意味のない題を付けるはずがない。


…………。


………。


……聞いてみるか。


居間にいる母のもとへ向かう。


ねぇ、母さん。


「……?」


うちの学校の廊下に母さんの描いた薔薇の絵があるけどさ、


「…!?……!」


いや、そういうのいいから。


「…。」


あれの題名って何で「エバラ」?


「‥、……。」


……。


…なるほど。



















今晩は焼肉だそうだ。

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