お弁当と閃光
授業は4時限目まで終わり昼休みになった
ガヤガヤ、ガヤガヤ
「おーい、孝明一緒に弁当食おうぜ」
「ああ、いいぞ」
そう言いながら岡村は、弁当を取り出した
それを見ながら俺も弁当を取り出そうとしたが
「あ、ヤバイ弁当、家に忘れてきたかも知んない」
「おいおい、今日の弁当は久しぶりに彩乃が作ってくれたんじゃなかったか?」
そう、今日の弁当は、久しぶりに彩乃ちゃんが作ってくれた弁当であり、彩乃は気分屋の面倒くさがりで、基本的に家事全般を俺に押し付けるのだ
それでいて、彩乃の作る弁当は結構うまい
(あ〜、今日は弁当無しかな〜、結構楽しみにしてたのにな、はぁ)
ガラガラ、バン
「お兄ーちゃん、弁当渡すの忘れてたから、届けに来たよ」
「おお、マジかありがとうな」
「良かったな孝明、彩乃ちゃんの弁当を食えるぞ」
「お兄ちゃん、岡村君、一緒にお弁当食べていい?」
「ああ、いいぞ」
「どうぞ、どうぞ」
こうして、俺達が話しながら弁当を食べ終わり、彩乃が教室を出ようとして、ドアに手をかけた彩乃が
「あれ?ドアが開かない?」
「え?開かないのか?」
そう言いながら岡村はバックの中にある鬼神薬やらを飲んだりよく分からないが腕輪をはめて、バールなどを使ってドアに近づきを開けようとしたが
「おいおい、これマジであかねーぞ?」
その時、急に周りの生徒が騒がしくなりその瞬間、教室が光り輝き俺たちは反射的に目を瞑った
その後、
「突然ですがニュースです。今日、未明に◯◯高校の生徒一部が突如として居なくなりました。目撃した生徒によると突然教室が光り輝き収まった時にはいなくなっていたと言っています。この事を警察は………」
こんなニュースが流れていた




