呪いの茨と運命の箱庭~THE TOWER OF PRINCESS~
「時を走りなさい。花を愛でなさい。魔に追いつかれないように」
真っ白な塔の中。彼は目の前に浮かぶ彼女を見上げる。
純白のローブを着けている彼女の後ろからは差し込む光は強く、彼女の表情を垣間見ることはできない。
だが、それもいつものことだ。
銀の髪が、優雅になびく。
「時を走りなさい。花を愛でなさい。魔に追いつかれないように」
毎夜現れる彼女。毎夜紡がれる不思議な言葉。
彼はその言葉しか聞いたことがない。しかし、その意味を知ることはできなかった。
だから、彼は決めたのだ。塔を目指すと。
※本作は「THE TOWER OF PRINCESS」の二次創作になります。筆者はゲームをプレイしていませんので、公式から得られる情報と想像で補います。ちなみに初投稿です。
真っ白な塔の中。彼は目の前に浮かぶ彼女を見上げる。
純白のローブを着けている彼女の後ろからは差し込む光は強く、彼女の表情を垣間見ることはできない。
だが、それもいつものことだ。
銀の髪が、優雅になびく。
「時を走りなさい。花を愛でなさい。魔に追いつかれないように」
毎夜現れる彼女。毎夜紡がれる不思議な言葉。
彼はその言葉しか聞いたことがない。しかし、その意味を知ることはできなかった。
だから、彼は決めたのだ。塔を目指すと。
※本作は「THE TOWER OF PRINCESS」の二次創作になります。筆者はゲームをプレイしていませんので、公式から得られる情報と想像で補います。ちなみに初投稿です。