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〜進化〜

ステータス表示、ステータスを少し変更しました

今後もよろしくお願いします!

大迷宮の入り口が目の前にある。この大迷宮は森型だがこの入り口以外は地球でいうと神木と呼ばれる木と同じくらいの高さの木がまるで壁の様にあり、しかも硬さも尋常ではなく俺の刀で斬りつけたら一応そこそこ斬れるのだが回復力が凄く、すぐに傷が元の太さまで戻ってしまうのだ。よってこの入り口からしか実質入れない。

本当に木かよ…?

俺が木を見上げていると、

「よし!準備は終わったな?では今から大迷宮に入る。隊列は今回気にしなくていいからな。出発だ!」

「オォォォォ!」


大迷宮といっても森には変わりはないので中は日中でもそこそこの暗さだ。俺たちはこの中でレールを除きレベルが1番高いので最後尾にいる。ちなみに他の生徒は高くても3~4だ。

今前線にいるのはいつも中心的存在の穂沢、倉井、山本、芦沢だ。特に穂沢と山本は俺たち3人以外の中で1番の4レベルだけあって他の生徒のフォローをしている。穂沢は剣を使う前衛、倉井は盾を使う壁役、山本は多属性の魔法を使う後衛の攻撃魔法役、芦沢は回復、付与を使い分ける支援系魔法役といった感じだ。ちなみに山本は火・水・風・光の属性を使う。

と、ここで前線のちょっと後ろにいる堀根グループが、

「まじ楽勝だな〜これなら魔王も楽勝じゃね?」

「まじそうだよな〜つかまじ、ここら辺の魔物ゴミじゃね?」

「言えてるわ〜弱すぎる魔物に涙が出るわ〜www」


とかいうアホな会話をしていた。

「ん?おい堀根。これなんか良さげだぞ」

と丘田が何かを見つける。

「ほぉ、なかなかいいな。おいお前らぁ!ここにあるこの宝石は俺が貰うからな!」

とか言って早速手に入れようと手を伸ばす。

「ん?そんな綺麗な宝石があったのか…おいっ!今すぐ手を引っ込めろ!」

と、レールが警告する

「あ?いくらあんたでもこれは俺らが見つけたから俺らのものだ」

とか言いながらその宝石を手でつかんだ。

俺は直前に超解析で調べ、結果を見て止めようとしたが一瞬遅かった。

その結果は…、

『転移石(目的地設定済み)』

説明

初代魔王が倒された時に散らばったもので初代魔王が自分の鍛錬の時に使おうと設定していた転移石。

効果

半径5メートル以内の1番才能を秘めた者を***大陸へ転移させる。


光がその空間を満たした。

思わず目をつぶった。目を閉じたまま出来るだけ集めようとするがだんだん意識が朦朧としてきてそのまま意識を手放した。














ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー









「ん……?ここは?」

俺が目が覚めた。

そこは森なんかではなく地面も土ではなくゴツゴツとした岩が一面に広がっていた。

「ん?本当にここどこだ?」


「とりあえず食料を探さないとな…」


俺はなんとなくの方向に向かって歩き始めた。


しかしここはどこだろう…?確か超解析で見たのには***大陸って書いてあったしな… つまり、俺が知らない大陸ということは3つの大陸以外だな。

そんな大陸があったのか…

堀根め……あの馬鹿が…。

と、何もないはずの(・・・・・・・)地面にあった液体を蹴った。

と、同時に俺に影が差した


「ん?」


そこには見上げるほどの巨大な魔物がいた。

「Guuuuuuuraaaaaaaaa‼︎」

「ギャャャァァァァァァァァァ〜!」


俺はとっさにバックステップで下がった。次の瞬間俺がさっきまで立っていたところに魔物の前足が振り下ろされた。殴っただけで岩の地面が目に見えて抉れた。


冗談じゃねぇ!超解析!


『フロストキングウルフ』

説明

フロストウルフの王。魔力が高くその魔力で上位魔法に入るブリザードを連発して放つ。Sランクの中では比較的毛が柔らかい。Sランク。


《ステータス》

フロストキングウルフLv50 種族 フロストウルフ

状態:大怪我(流血中・1秒ごとに10)毒(大)(1秒ごとに10×レベル差・50のレベル差)

才能:


体力:125786/90000000(減少中 1秒ごとに10)

攻撃力:50000(60000)

防御力:30000(40000)

素早さ:60000(70000)

魔力:34578/9000000

属性:水・氷

弱点:火

技術

水魔法【上級】・氷魔法【上級】・殴りつけ・体当たり・薙ぎ払い・魔力硬化【効率上昇】・魔力転換【効率上昇】・狂暴化(バーサーク化)………etc

称号

フロストウルフの王・無謀


ぬあぁ!?Sランク!?しかしSランクがここまでボロボロになるなんてここには何がいるんだよ!

これは勝てるのか…? 4分耐えればあいつは死ぬがそれまで耐えきれるかどうか…っと!

ボゴォォォッ!

くそ…、ん?狂暴化か…

『狂暴化』

説明

体力が0.01%をきったときに理性を失い体力をギリギリまで使ってステータスを上昇させ、暴れ出す。最後は力尽きそのまま生き絶える。

効果

攻撃力、防御力、素早さが30%上がり魔力が使えなくなる。体力が0.004445%分無くなり1秒ごとに10減っていく。


なんだこの自爆スキル!30%とか…78000、52000、91000じゃん!?勝てねぇ!

「フッ!ハッ!」

バゴォ!ボゴォ!


くっ!こんなことしてる間に後3分で0.01%をきる!

どうするか…

「Gaaaaaa‼︎‼︎」

ここでブリザードを使ってきた。

「くっ!」

俺は火魔法が唯一上級まで使えるので全力で使う。ヘルフレイム‼︎

「うおおおおぉぉぉぉぉ!」

「GAAAAAAaaa!」


なんとか押し切ってダメージを与えた。ただでさえ弱点なのに傷口にあたったため普通より火魔法が効いているようだ。

……げっ!あと10秒で0.01%をきる!



「Gruuuuuuuuraaaaaaa‼︎‼︎‼︎‼︎」

フロストキングウルフが紫色の怪しげな気を纏う。

これが狂暴化か…。

あと9秒‼︎

直感で全力で土魔法、ストーンウォールを使う。

バガァァン!

「くっ!」

だが少しは足止めできた!あと7秒‼︎

壁を破ってあいつが出てきた。少しは体力が減ったようだ。あと5秒‼︎

「がっ‼︎」

俺は目に見えないほどの速度体当たりが掠った。 そのまま5メートル程吹っ飛ばされる。

あと3秒‼︎ やばいやばいやばいやばいやばい。体力がもう1割をきった!

ストーンウォール、ストーンウォール、ストーンウォール、ストーンウォール、ストーンウォール‼︎‼︎‼︎‼︎

「ストーンウォールゥゥゥゥゥ‼︎」

バガァン!ボゴォ!ガゴォッ!ガァァァン‼︎


……………………。


「ハァッハァッハァッハァッ、お、終わったか……?」


突然壁にヒビが入りぐずれ落ちた。そこには死体となったフロストキングウルフがいた

「た、助かった〜」


あ、危なかった…魔力がもう空っぽだ…

魔力がないからか目眩が…

どさっ

俺は意識をなくした。

【レベルが上がりました。レベルが上がりました。レベルが上がりました。レベルが上がりました。】

【レベルが上がりました。レベルが上がりました。レベルが上がりました。レベルが上がりました。レベルが……etc…】

【レベルが一定を超えたので才能:オールラウンダーが称号:真の勇者の効果により才能:万能適応に進化します】

【万能適応により身体を変化させます……完了】





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