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〜召喚〜

初めて書いた小説なので文章がおかしいと思います

それはいつも通りの朝…


(あ〜、朝からくそうるせぇな…)


いつも通りのうるさい教室…


「おっはよ〜!」

「あぁ、おはよ…」


今日の朝だけで何回されたか分からない元気の良い挨拶に挨拶を返す比塚 亮平はとても疲れている。

「どうしたのぉ〜?なんか疲れてるねぇ〜(笑)」


(その原因はお前だろうが!)と、思わず叫びそうになったがギリギリ心の中にしまい込む事が出来た。

「ふっふっふっ、この沢村 香月を無視なんてさせないよ〜」

「だからって10回も挨拶しなくていいだろ…」

「まぁまぁいいじゃん〜 目、醒めたでしょ?」

「ああ、おかげさまでな…」


これはこの教室のいつもの風景と他のクラスメイトは思っているが当の本人達は気づいていない…

そこに、

「じゃじゃ〜ん!とってもイケメンな千某 拓人先輩だよ〜」


と、言いながら教室の出入り口から顔を覗かせている奴がいるが、2人ともサクッと無視である。

何故なら…

「亮く〜ん、そこの彼女ちゃ…」

「ちょっと待てやぁぁぁ、幼馴染みって言ってるだろ〜がぁぁ!」

そう、とてつもなくウザいのである。俺的に「香月の彼氏ぃ〜ヒューヒュー」など言われると心理的にヤバくなるのである。香月もなにかヤバイのを知られたのか、たまに言われて追いかけまわしている。だが、無駄に運動神経が良く、学校中であいつに運動で勝てるやつはいない。そんなやつには2人掛かりでも役者不足なのだ。

「なに言ってんの〜、そんな美少女がそばにいるという事は告ったんだろ〜」

「なんでそうなるんだよっ!毎日うるせぇし同じ言葉を繰り返すなぁ!」


これもいつもの風景なのだがそう思われている事にやはり2人…いや3人は気づいていない…

「「はぁはぁはぁはぁ……くっそぉぉ〜」」

「残念でした〜、一昨日きやがれ〜(笑)」


やっといつもの習慣(2人に聞かれたら断固否定するだろう)が終わったか… とクラスメイトが思っていると突如教室の床に、アニメやマンガで見る魔法陣が浮かびあがった

「「「「「「「なっ!なんだこれ!」」」」」」」

「魔法陣…?」


現れた魔法陣が光りだしどんどん輝きを増していく。視界が白で塗りつぶされなにも見えなくなるが段々光が弱まり遂には消えた。目を開けるとそこはどこかの王宮だった。

なぜ王宮と分かったかというと、目の前にいかにもそれっぽい玉座に腰掛け頭に王冠をつけた男がいたからだ。

「よくぞ来てくれた勇者達よ」


その男が口を開き全ての事情を話した。

「わしの名はメリュジーヌ・リンドブルムそしてこの世界はダムトという お主達勇者にはいろいろ質問があると思うがまずはわしの話をきいてからだ」


そこで聞いたのはクラスメイト全員を興奮させた。

内容を簡単にするとこうだ


一"俺たち勇者はこの世界の住民の数十倍の強さを発揮できる潜在能力チートがあるらしい事"


二"その力を使い、魔物をそして魔王を倒して欲しい事"

この二つだ

「「「「「うおぉぉぉまじかぁぁぁぁぁ!よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」」」」」

そう叫ぶのは男性陣である。

主に熱血系の穂沢 祐希、倉井 正樹である

「勇者だって〜きゃ〜」

「本当だね〜」

この二人は山本 愛と芦沢 玲である。この4人はこのクラスの中心的存在である(カリスマ性抜群の香月を除いてだが)

たが、その喜びも一言で絶望と怒りに変わる

「ただし、魔王を倒すまでは元の世界に帰ることは出来ない」

「はあ!?ふざけんな!」

「そんな…」


確かにふざけるなと言いたいがそういった小説を読んでいたからかあまり怒りは湧かない。

そしてそれは香月や千某もだ

「まぁ待て、出来ないのはわしらの意思じゃない。召喚する魔法しか伝わってないから帰さないのではなく帰せないのだ」

「だったら尚更悪ぃじゃねえか!」

そう叫ぶのは堀根 海斗だ

彼は気性が荒くよく人を虐める。ついでにいうと彼の周りには子分が2人程いる。名を時峰 剛毅、丘田 有という。2人ともたいして強くなくただくっついている感じだ。

海斗の言葉にリンドブルムは

「待てと言っておる。魔王を倒せば魔王城が崩れそこに帰還の為の魔法陣が隠されている。だから安心しろ」

その言葉にクラスメイト一同ホッとしたような表情になる ただ一人、亮平を除いて…

(なぜ王は隠されているはずの魔法陣の存在を知っている?そして、それが地球に帰還出来る効果を持っていることがなぜ分かる? さらにあの焦ったような表情……なるほど魔法陣なんちゃら・・・・辺りはとっさの嘘か。なら自分で帰還の方法を探すしか無いようだな)

王が嘘をついた事と帰還の方法を探すということを頭にメモした。

「さて、明日からは訓練を始めてもらうぞ。頑張ってくれ」

その言葉の後扉が開き、食器や豪勢な食事がなんと"空中に浮かびながら無人"で運ばれてきたのだ!

流石に小説では空中に浮かぶ料理というのは無かったので驚きを隠せなかった。

その様子を見てリンドブルムは満足したように頷き

「明日の為に腹ごしらえだ!」

と、叫んだ

そんな言葉を聞きつつ夕食を食べる。地球の料理に似たものが多数あったがこちらの方が食感が不思議で美味しかった。だが、リンドブルムが嘘をついたことを水に流すわけがなく相変わらず不信感を抱いていた。しかし、ファンタジーに憧れていた俺はついつい明日に期待しながら眠った












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