ツンデレ幼馴染みにマッサージされた件
「ふん、今日も遊びに来てやったわよ。感謝しなさいよね。あんたと毎日、遊んであげているんだから」
幼馴染みの桐野美里はふんぞり返って玄関先に立っていた。わざわざ家にやってきて、そんなことを言うなんて、暇なんだろうか。
「俺は別に遊んで欲しいなんて言ってないけどな。イヤなら、帰ってくれても構わないぜ」
「……本当に帰ってもいいの?」
美里はそう言いながら、スカートを捲り上げ、純白の紐パンを見せてきた。
「どうぞ、上がってください……ぐへへ」
純白の紐パンに釘付けになり、気持ちの悪い笑みがこぼれてしまい、慌てて口を抑えた。
「お邪魔します」
そんな俺の様子を気にすることなく、美里はサンダルを脱いで家に上がり込む。そそくさと廊下を進み、奥の扉を開けて、リビングに入っていった。
脳内で純白の紐パンを反芻しながら、俺はリビングに向かった。
美里は紐パンを見せつけるかのように、両足を広げて座っていた。ほんのりと頬が染まっている。テレるくらいなら、見せなければいいのに。
そう思いながら、俺は美里の隣に座った。開け放たれた窓からは隣の家が見える。隣は美里の家だった。
「ねえ、マッサージしてあげる。あんたの好きなスリングショット水着を着てね。今日、誕生日でしょ」
美里の言葉に俺は固まった。スリングショット水着でマッサージだと? 最高の誕生日プレゼントじゃないか。
美里は鞄から赤色のスリングショット水着を取り出すと、着替え始めた。スラリと伸びた手足かつスタイル抜群の美里に、赤色のスリングショット水着は非常に似合っていて可愛かった。
「さあ、パンツ一丁になって寝転んでちょうだい」
俺は頷くと、服を脱いでパンツ一丁になった。壁際のソファーにうつ伏せで寝転ぶ。
「オイルがないから唾でいいわね」
「は? 唾でいいわけないだろ」
俺は抗議の声を上げたが、美里はシカトし、自分の両手に唾を吐きかけた。
「さあ、マッサージをするから、前を向いてちょうだい」
美里に睨み付けられ、俺は仕方なく、前を向いた。正面のテレビ画面に、美里が映り込んでいる。画面越しに、美里のスリングショット水着姿を拝むことにした。
美里のスベスベとした柔らかい手のひらがふくらはぎを包み込み、丁寧にマッサージされる。これが女の子の手の感触なのかと温かな気持ちになった。
ただ唾をふくらはぎに塗り込まれていると思うと、げんなりした気分になる。いくら可愛い女の子といえども、唾は汚いし。
「ペっ……あっ……まあ、いっか」
「良くない。いったい何を吐いたんだ? 背中がぬめぬめするんだけど!」
「間違って背中に痰を吐いただけよ。痰くらい別にいいでしょ」
美里は面倒くさそうに返事をする。
「全然良くない。背中に痰を吐かれた俺の身にもなってくれ」
「うるさいわね。文句を言うなら、マッサージをやめてもいいのよ」
「悪かった。文句は言わない。だから、マッサージを続けてくれ。可愛い女の子にマッサージされる機会なんてないし」
「ふふっ、可愛いなんて照れるじゃない」
美里の両手がふくらはぎから臀部へと移動する。撫で回すように、臀部を力強くマッサージされ、痰の件は許すことにした。
「痰が邪魔だから、とりあえず、パンツの中に入れとくわね」
「ん? パンツの中?」
美里に問い質そうとした瞬間、パンツの中にぬめりとした感触の物が入り込んできた。あまりの気持ち悪さにパンツを脱ぎたくなったが、グッと堪えた。
「本当にパンツの中に痰を放り込むなんて何を考えてやがる」
「だってそこにパンツがあったから」
「山があったからみたいに言うんじゃない」
「でも、パンツがあるのに、痰を入れなかったら、逆に失礼じゃないかしら」
「逆にの意味が分からないし、誰に対して失礼なんだよ!」
「そんなことより、マッサージの続きをするわね」
「そんなことよりで片付けられた。パンツに痰が入り込んでいるのに」
俺はため息をつき、マッサージが終わるのを待った。
美里は順調に全身をマッサージしていく。時折、パンツを叩かれ、痰が臀部に張り付き、悪寒が走った。
「ふぅ、終わったわよ」
美里は軽く伸びをした後、スリングショット水着姿のまま、俺に抱きついてきた。
「スリングショット水着の感触を体に覚えさせてあげる」
美里の火照った体とスリングショット水着の布地の感触が心地良かった。
「痰を吐かれはしたけど、最高の誕生日プレゼントだったよ」
「来年も最高の誕生日プレゼントをあげるから、楽しみに待ってて」
「おいおい、誕生日を迎えたばかりだぜ。来年なんて気が早いだろ」
俺は笑いながら、美里を抱き締めた。
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