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実体験

昨年の年末にあったゾッとするエピソード

作者: 綾小路隼人

まず1つ目は、13日金曜日の夜10時台に起きた出来事です。

入浴し終わって寝室に向かおうとしたらインターホンが鳴り「宅配便でーす」と男性の低い声が聞こえて、何が届いたんだろう?と最初は思いましたがその数秒後に(待てよ……本当に配達員なら会社名を名乗るはずだしトラックの音がしなかったし、そもそもこんな時間に宅配便が届くのはおかしい!)と気付いて、玄関を開けずにそのまま無視する事にしました。

インターホンを押した男性が本当に配達員なら郵便受けに不在票が入っているはずなので、翌朝郵便受けの中を確かめるとやはり何も入っておらず、それが決定的な証拠となり昨夜来た男性は間違いなく配達員を装った何かだと答え合わせが出来ました。

当時は闇バイトによる被害が世間で相次いでいましたし、もしあの時に疑いもせずに開けていたら強盗に入られ金品を奪われて、何なら殺されていたかもしれません。


2つ目は、29日日曜日の午後に起きた出来事です。

父と祖母と3人で外食に行って、その後は久しぶりに叔父に会って祖母の家で楽しいおしゃべりタイムを過ごしました。

そこで緑茶を人数分淹れたのですが、熱湯が入ったやかんをストーブの上に戻そうとしたら何とやかんの取っ手が突然割れて床に落ち、カーペットが熱湯でびしょ濡れに!

父と叔父は僕が火傷していないかと真っ先に心配してくれて、僕は半ば動揺しながらも祖母と一緒に新聞紙で熱湯を何とか拭き取り、やかんの取っ手にひとまずガムテープを巻き付けました。

とても奇跡的な事に誰も火傷しておらずカーペットが濡れただけで済みましたが、もし足の上にやかんが落ちたら重度の火傷で入院せざるを得なくなり、痛みで眠れない毎日を過ごしていたと思うと心底ゾッとします。

数ヶ月後に父にその出来事の話をしたら「神様が隼人を守ってくれたんだよ」と穏やかに言われ、それならお礼しないといけないなと思い「あの時守って下さってありがとうございます」と空に向かって一礼しました。

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