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本能寺の変~もし、明智光秀が京都ではなく秀吉の後詰めに向かっていたら(パイロット版)  作者: 田丸 彬禰


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もし、明智光秀が秀吉の援軍に向かったら? 57 北国編

史実では領地の増減、それから移動はあったものの、戦国時代を生き残った上杉家が消えた世界。

そこでおこなわれる越後の仕置き。


面積でいえば、越後の三分の一にあたる旧揚北衆の多くを新発田重家にあたえられる。

また、沼田城を明け渡し、さらに上野から越後への侵攻に尽力した真田昌幸は領地に近い一郡を得る。

残りは対上杉の第一功である柴田勝家の預かりとされ、勝家は春日山城を再建したうえ城代を置くことになる。


こうして、天正十年の秋には係争地のほぼすべてでケリがつく。


表面上は。



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