表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/118

もし、明智光秀が秀吉の援軍に向かったら? 5 中国編

今度こそ激突。


と言いたいところなのだが、ここである疑問を提示したい。


毛利方から出されていた、五国(備中・備後・美作・伯耆・出雲)割譲しての和議、つまり停戦という話である。

この案はその代わりに高松城の城兵の開放という条件がつく。

それに対し、秀吉は和議に応じる条件として、五国(備中・備後・美作・伯耆・出雲)割譲に城主清水宗治の切腹。

つまり、自身が出した条件を飲めば和議に応じるならば和議に応じるとしたということだ。

たとえば、五か国の割譲を秀吉が出したのならわかる。

だが、秀吉が追加の城主の切腹のみで割譲部分については承知したということである。


これは非常におかしい。

おかしいというか、これまで戦っていた敵と前線の指揮官が単独で和議の話をするなどあり得ぬもの。

真偽はわからぬものの、光秀は丹波で同様のことをやりしっぺ返しを食らってたとされているし、秀吉も北国での戦いの際に無断で戦線離脱して信長に叱責されている。

しかも、この毛利との和議は戦線離脱などとは比べようがないくらいの大きな出来事である。

秀吉がこれを信長に伺いを立てていなかったとは考えられない。

となれば、秀吉が要求した条件は信長の意向ということは十分にあり合える。

または、援軍到着のための時間稼ぎ。


とりあえず、ここではその折衷案を提示したい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ