表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/118

もし、明智光秀が秀吉の援軍に向かったら? 16 中国編

信長、信忠親子までやってきているのだ。

当然数か月前の武田の運命を彷彿させる。

ただし、毛利と武田とは決定的な違いがある。


領土割譲による和睦がほぼ成立しかかっていること。


毛利としては武田と同じ運命にだけはなりたくない。

さらなる領土割譲と臣従を条件に毛利家存続を願い出る。


そして、その旨を伝える毛利方の交渉役であった安国寺恵瓊に信長が申し渡した条件。

それは……。


安芸一国の領有。

両川のうちのひとりを人質として差し出し臣従する証とする。


そして、それが嫌なら滅ぼすまでと脅す。


回答期限は翌日。

ない場合は拒否とみなす。


六月十四日。

毛利輝元、条件を飲み、小早川隆景と吉川元春の息子元長を人質として差し出すことを申し出る。

それは史実にある山崎の戦いの翌日であり、これによって信長に続き、光秀も史実では存在しなかった時間を歩み始めることになる。


なお、包囲されていた高松城の清水宗治であるが、信長の直々の命により許されたうえ高松城を与えられ、彼もまた史実とは違う時間を過ごすことになる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ