第四話 逃亡
主人公の能力はまだ完全ではなかった。
「質問に答えなかったら殺す、嘘を言っても殺す、逃げようとしても殺す」と言い刃物を少し強く押し、血が少し垂れてきた。
少し震えながら「わ、分かった。質問に答える」
「能力者か?」
「ああ、能力者だ」
!(急に腕を拘束された。さっきの気絶した男が拘束してきたんか。2対1キツ....)
「なんの能力だ?」
「ま、周りがスローモーションに見える能力だ」
「は?颯お前こんな能力者にボコされたのかよw」と言った瞬間首元の刃物の感触が無くなり拘束が解けた。
(油断したのか?チャンスだ今のうちに)と思った矢先また首に刃物の先の感触がしてきた。
(やばい!今度はそのまま首刺すつもりだ!)衝撃を和らげようともがこうとしても透明人間が抑えてきた。
ついに刃物が首を貫通し僕の口の中に血が入ってきた。とても痛すぎて能力を解除せざる終えなかった。そして倒れた。
「ふん、じゃあこいつとあいつの財布もらって帰るぞ!」
最後に聞こえた声だった。気が付いた時は病院だった。
どうやら僕は生きている。医者もびっくりするほどの回復力だったらしい。
そのおかげですぐに退院できた。
(それよりも僕は強くならないと今度は殺されるかも、予想だけど、僕の回復力が良かったのは能力かもしれない、まだこの能力は分からない事だらけだからなー特訓するか~僕が生きてることを知ったら殺しに来るかもな~)
とりあえずバイトを辞めた。
初心者ですが頑張ります。