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へばりつく  作者: おぜ
3/5

向かう先は在るのだろう

また連続!(^-^ゞ

またあれから少し時間が過ぎた気がする。


私は変わらず壁にへばりついて登り続けている。


この変わった場所で起きた、変わったことと言えば、壁を歩く人のようなものが増えたことだろう。


壁を見上げればたくさんの背中が見える。

老若男女、様々な背中だ。


本当にあれらは何なんだろうか。


見てくれは私と同じ人であるが、壁を歩くなんてことはありえない。


そうだな...壁を歩く人。

壁人と呼ぼうか。


彼らはいつも私が登る方へ歩いていく。


私が体1つ分上へ登る頃には、隣にいた筈の壁人の背中は豆粒のように小さくなっている。


彼らはどこへ向かっているのだろうか。

この壁の頂上には何があるのだろうか。


私の思考は落ちていくばかりであった。

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