序章 思い出話
さて、皆様お手柔らかに願います。
私が孫子の兵法の名を耳にしたのは、NHKの傑作人形劇「三国志」が最初です。(;´∀`)//(歳がバレる)
張飛が関羽か劉備かどっちか忘れましたけど「お前も孫子の兵法を読め」と怒られているシーンです。うろ覚えですけど。
その時は、将軍になったら読まなきゃいけない本なんだと思ったものです。
さて、私が実際に「孫子の兵法」を手に取ったのは中学生の頃。学校の図書室に孫子の兵法が置いてありました。その頃私の中学校では、横山先生の漫画「三国志」が一大フィーバー(古い)を起こしていました。
話は逸れますが、私も漫画三国志を読みたかったのですが、小遣いが足りずなかなか買えませんでした。
当時、漫画三国志は古本屋でも「ドラゴンボール」並みの高値で売られており、巻数も多い。
とてもではありませんが、全て買えません。友人から借りようにも上手くいかず、仕方ないので家にあった吉川英治の「三国志」全巻セットを読んでいました。
よく考えたら、私が人生で初めて読んだ古典的文学だったかも。
漫画と吉川版のとの違いで、友人とよく言い合いになったものです。(懐い。この頃から歴オタアルアル。知識のマウント合戦をしていたのです)
話を孫子の兵法に戻して、中学生で孫子の兵法を読んだなんて言えば、いかにもインテリチックですが、そんな訳有りません。
漫画ですよ。漫画。( ̄▽ ̄)//
孫子の兵法の漫画があったのです。
講談社から発刊された「マンガ孫子・韓非子の思想」という作品です。これを読みました。
そして、驚くなかれ、これから偉そうに孫子の兵法について書いていきますが、私がまともに読んだ孫子の兵法はこの一冊だけです。
だって一番読みやすいんだもん。(=゜ω゜)ノいいじゃないですか。
私は歴オタも自認していますが、入り口の一つは「マンガ日本の歴史」ですよ。読みふけっても親から怒られない唯一の漫画です。
これの延長線で孫子の兵法に接したのです。
そして、いたいけな中学生だった私に深い感銘を与えました。
私が人生で初めて読んだ、体系化された思想書だったわけですから当然と言えます。
そうなんですよね。孫子の兵法は「マニュアル」や「テクスト」ではなく思想書だと思います。
これからしばらく、孫子の兵法について書いて行こうと思います。
そして、無謀にも参考文献は「マンガ孫子・韓非子の思想」一本です。たぶんですけど、これ一本でお腹いっぱいになると思います。
よろしければお付き合いください。<(_ _)>
続く
どこまでやるかは全くの未定です。
長くなるかもしれないし、案外あっさり終わるかもしれません。
よろしければお付き合いください。<(_ _)>