第38話 特秘能力者(7) 『カナヤマヒコ』と『フウジン』(下)
大変長らくお待たせいたしました!
申し訳ありません!!
それでは、『カナヤマヒコ』と『フウジン』(下)
お楽しみください。
“話が違うぞ、『フウジン』”
『カナヤマヒコ』が、見えない瞳をギロリと草薙に向ける。
“最初、『アマツマラ』のこの研究を廃止させることが目的だったはず。
それ以上はこの極秘任務の目的にない”
ゆっくりと草薙に近づく『カナヤマヒコ』に、草薙は穏やかな表情を浮かべる。
「ええ。たしかにそうでした。ですが、私は最初から申し上げている通り、彼の研究には『興味』があります。
この国を守るのに、ダイバーズの力は絶対的に必要。ですが、我々特殊部隊の人数は総勢200名。
この200名で現状、国を守るには無理がある。今後訪れるであろう『様々な危機』に対処するためには、大島隊長のいう存在が必要になってくることは明白です。人員の不足を召喚体で補えるのであれば、それは素晴らしいことです。」
草薙は瞼を閉じ、春風のような言葉を紡ぐ。
「それに、彼の研究は召喚体だけでなく、ダイバーズ全体にとっても大きな利益となる。
現状、空間型ダイバーズのエーテルの保存時間平均は30分。この30分という限られた中では、ダイバーズの持つ可能性を十分に引き出すことはできない。もしこの時間を引き伸ばすことが出来たのであれば、能力にある無限の可能性を現実のものにできる。
エーテルを使って物体を作りだすソーサラーは資源を生み、物質の性質を変化させるアルケミストは未知なる性質を持つ物質を創り出し、科学技術を進歩させる。自然現象にかかわるウィザードは現象をコントロールできるだけでなく、天災を退けることも可能になるでしょう。
そして、生命にかかわる『能力』は医学を進化させる。」
『カナヤマヒコ』に、その風は強く吹いた。
「このような『魔法の技術』の完成こそ、『レジェンド』達が求め、研究してきた代物。
あの『ラセツ』の元で学び、生きてきたあなたなら、その完成がどれほどの意味をもつか分かるはずでしょう。『カナヤマヒコ』隊長。」
“……”
『カナヤマヒコ』は何も言わなかった。顔に吹き付ける風を正面から受けとめ、山はじっと動かなかった。
そして風が治まったころ、地の底から響くような声で、山は風に応じた。
“いいだろう”
「ありがとうございます。」
草薙は頭を垂れ、会釈する。
彼のその姿を見届けた『カナヤマヒコ』は、その視線を大島へと移す。
“ただし、『アマツマラ』”
「な、なんだ。」
“『門』を知った上での“裏切”は許さぬぞ”
「――も、『門』?それは、い、一体――」
大島は口をつぐんだ。『カナヤマヒコ』の心の奥底を見抜くその見えない視線に、老人は心臓を握られた気がしたからだ。
(こいつは、まさか気づいているのか?)
大島が『カナヤマヒコ』の見えない視線に捕らわれていると、その間に草薙が割り込んでくる。
「さて、それでは行きましょうか。大島隊長。いや、今は『アマツマラ』と呼ぶべきでしょうね。」
「……行く、とはどこへ?そもそも、いったい何の話を……」
風と大地を前に、老躯はいぶかし気に言葉を紡ぐ。
それを聞いて風は答えた。嵐の前の、小さなそよ風のように。
「それはもちろん、天羽研究所ですよ。
『レジェンド』達の極秘研究資料が管理されている、ね。」
◇
「いいや、違う!俺じゃない!」
雨の降る人気のない路地裏。そこにフードを目深にかぶり、周囲を気にする男が一人。彼はホログラムを片手に、豪雨より強い声で叫んでいた。
「「はあ、侑真君。いくら何でもそれは信じられないぞ。」」
「ちょ、ちょっとまってくれ!飯塚さん!」
ホログラムに現れていたのは白髪の老人、飯塚修二。彼は額に手を当て、ホログラムの向こう側でこの事態をどうしたものかと思い悩んでいる。
「「僕が『アマテラス』の主治医であることも知っているだろう?彼女から聞いたよ。今回の殺人事件、額に狼の焼き印があったそうじゃないか。」」
「いや、だから、俺はあいつを殺してねえ!殺してねえんだから、そんな焼き印押せるか!!
大体、たとえ殺したとしても、んなことしたら『双狼』が生きていることがばれちまうだろうが!」
飯塚は再度ため息をつき、言った。
「いいかい、侑真君。悪いことは言わない。自首しなさい。」
「な、なんだと!?」
声を荒げる侑真に、飯塚は追及の眼を向ける。
「「……僕はね、罪の償い方は1つではないと思っている。人の『命の輝き方』が、無数にあるようにね。だから、医学で人を助けたいと言った斗真君の言葉を、僕は信じたんだ。彼の根は善人だった。僕はそれに賭けたんだ。
だが、今回ばかりは黙ってはいられない。」」
「な、何故だ!!」
「「切断された被害者の手に、被害者以外の細胞が検出されたそうだ。」」
「――!」
「「それだけではない。部屋中に毛髪もあった。それらのDNA鑑定の結果、『双狼』と呼ばれた人物のものと一致したそうだ。」」
「そ、それは――」
侑真は口ごもった。確かに、あの男の手を突き刺し、太ももを貫いたのは侑真である。
ならば痕跡が残っているのは至極当然であると、彼は分かっていた。
(――だが、切り裂いてはいない。)
情報を手に入れたそのあと、侑真は立ち去った。致命傷など負わせてはいない。
自分が殺したわけではないと、そう主張したかったが、どういえば信じてもらえるかなど彼には分からなかった。
それに、正直なところ、『情報屋』があのあと死のうがどうでもいいいと侑真は思っていた。これまで23人の人間を殺してきた彼は、弟と違って『反省』などほとんどしていなかった。普通の人ですら認めることが出来ないのに、そんな彼が『他人の罪』を被ることを、許すわけがなかった。
そして、そんな侑真の心理を、飯塚は既に把握している。
(飯塚が自分たちのことを黙っていたのは、全て斗真のため。斗真への信頼があったからこそ。罪過の意識もなく、己の保身へと走る自分への信頼など、微塵もあるわけがない。だが――)
侑真は慌てて顔をホログラムに近づけて言う。
「ま、まってくれ。そうしたら、斗真は、斗真はどうなる!あんたが双狼の素性をしゃべってしまったら、弟である斗真も、――あいつの家族も、俺の家族も、どうやって生きていくっていうんだ!!」
「「黙りなさい!白井侑真!!」」
ホログラムの奥から聞こえる鋭い檄に、侑真は顔をすくめる。
「「侑真君。君の罪と、君の家族は関係ない。君の罪は、君が償わなければならない。そして、その償い方はもう自分で決められるものではない!
君は他人の『命の輝き』を消しすぎてしまった。君たちに家族がいることは知ってはいたが、それは君の罪を見逃す理由にはならない。」」
「ま、まて、まってくれ!」
なおも飯塚に叫ぶ侑真に、飯塚は視線を落とし、唇を噛みしめるような顔をして言った。
「「今回、『アマテラス』は相当事態を重く見ているようだ。彼女は、君らの『討伐』に『ツクヨミ』を参加させることを決定したらしい。」」
「な――」
『ツクヨミ』、本名大原結子。『アマテラスの孫』にして、その能力だけを見れば、『アマテラス』をしのぐ実力をもつと言われる第3世代最初の特秘能力者。
「「分からないのかね?『ツクヨミ』が、君たちと戦うことになるんだぞ?戦闘になったらいくら君たちでも、生きて帰れる保証はないんだぞ!?」」
「っつ!」
侑真は地団駄を踏んだ。さすがに特秘能力者とやり合うのは侑真といえども避けたかった。しかも、よりにも依って『ティファレト』などと呼ばれる、世界10大能力をもつダイバーズとだ。
侑真にとって状況は最悪だった。
「――な、なにが、生きて帰れる保証はない、だ!
俺たちの心配をしているんじゃなく、『アマテラス』の孫が手を下すことを恐れているの間違いじゃないのか!?」
「「そのどちらもだ、大ばか者!!」」
飯塚がホログラムの光の中で怒鳴る。
「「いいかね?死んでしまったら何もかも終わりだ。そして、命を奪うことほどこの世で悲しいことはないんだよ。
だから自首してくれ。それならばまだ裁判が行われる。だから――」」
「そこで死刑宣告を受けろってか?冗談じゃねえ!!」
侑真は叫び、フードを脱いで飯塚を睨み付ける。
「俺は自首しねえ!俺はあいつを殺してない!それを誰が裁判で信じる?現にあんただって信じていない!特殊部隊の奴らが信じるものか!」
「「侑真く――」」
侑真は、ホログラムを乱暴に切った。生きの荒い侑真の肩を、叩くように雨が降り注ぐ。
「俺じゃねえ。俺は、あいつを殺してねえ。」
彼は雨に濡れる黒い道を睨み付ける。
「銀狼会のやり方を知っていて、焼き印を持っている可能性がある奴。『情報屋』を殺す必要のあるやつ。そして――
四肢を切り落とすその殺し方、俺達が生きていることを知っているヤツ――
そんな奴、一人しかいねえ。」
侑真は、足元に置いてあった植木鉢を踏み砕く。
「あいつだ。『眼帯』――!!」
◇
洞窟の奥底にまで、その雷雲は鳴り響いた。
「ガハッ」
血反吐を履きながら、斗真が崩れ落ちる。
その額には大粒の汗が湧き出、腹を抱えて苦悶に顔を歪ませる。
“害獣が”
『カナヤマヒコ』の冷酷な言葉が、部屋にこだまする。顔の周りを飛び回る虫に向けるような、どうでもいいものを見る視線が、仮面の向こう側から斗真に向けられる。
一撃、だった。
牢獄の戸が開いた瞬間、斗真が『カナヤマヒコ』を視認するよりも早く、黒い床を突き破って現れたものがあった。岩だ。薄暗い地の底から抉り出されたかのような黒い岩。それが、斗真の腹部を直撃した。一切の防御を構える隙も与えず、『カナヤマヒコ』は斗真を瀕死の状態に追いやった。
それは“襲い掛かった”と表現するものではない。不意打ちという言葉がはるかに優しく聞こえるほどの、理不尽な一撃。蚊を叩き潰す、その程度の行為だった。
あまりの出来事にそれを後ろで見ていた『アマツマラ』も、斗真の隣に座っていた少年も、そして斗真自身も何が起きているのか一切分からなかった。誰しもが硬直し、理解が追い付かない。その状況で、最初に声を上げたのは、少年だった。
「と、とうま――さん?」
少年が震える声で斗真に駆け寄ろうとする。だが、その動きは言いようのない恐怖によって止められた。見えない視線が、少年の心臓を貫いている。その視線の主を、見ることすら不可能にする、恐ろしく重い視線。
その視線の主は空気を震わせ、はっきりと少年に言った。
“自分が何者かも分からぬ愚か者め”
怒り。強い怒りが、部屋に充満している。
突然現れたこの巨人が何故斗真を襲い、何故少年に怒っているのか、少年は見当もつかなかった。
だが、その理由を考えるよりも先に、その怒りをはらんだ言葉が、少年の恐怖の蓋を開けた。
お前みたいな化け物、友達なんかじゃない
あの言葉が、再び少年の心を覆い尽くす。
「あ――が――」
少年の瞳が、恐怖に曇る。見えない蟲が四肢を這いずりまわる。
そして少年が震えに耐え切れず、その場に膝をついた時だった。『カナヤマヒコ』の後ろから、草薙が顔を出した。
「『カナヤマヒコ』隊長、その辺でいいでしょう。」
怒りをあらわにする山とは違い、落ち着き払った中背の男はゆっくりと少年の前に立つ。
「なるほど、こちらがそのホムンクルスですか。」
「あ、ああ……」
草薙の言葉に、部屋の入り口で様子をうかがっていた大島が答えた。
大島は、何が起こっているのか分からなかった。
天羽研究所に行って『カナヤマヒコ』が言っていた『門』という存在を知ったあと、この二人の特秘能力者は突如「ホムンクルスに会わせろ」と要求した。そして、どこでその情報を得たのかを大島は尋ねる間もなく、『カナヤマヒコ』は歩みを進めた。まるで最初からどこにいるか分かっているかのように、『カナヤマヒコ』は大島の静止も聞かずに斗真と少年のいる部屋にたどり着いたのだ。
そして、現状に至るのである。
「た、隊長、これは一体どういう……?」
上杉が大島に耳打ちする。その顔は不安と恐怖で青ざめている。
理解不能の状況がそうさせているのだろうが、それに加えて『カナヤマヒコ』の放つ異様な怒りとその空気に、上杉は足がすくんでいた。
大島は視線を二人から逸らさずに首を横に振った。
「儂にもわからん。あの二人が一体ここに何をしに来たのか。」
大島は『カナヤマヒコ』をじっと見つめる。
『カナヤマヒコ』は相変わらずじっと少年を見下ろしている。仮面をつけているためにその表情は全く読み取ることはできないが、部屋に漂うその空気が、その仮面の内側の感情を露わにしている。
その空気を意にも返さず、草薙は少年の前でかがみこんだ。
「君は、自分が誰だか分かるかね?」
その問いに、少年は曇った視線を草薙に向ける。微笑むでもなく、怒りに顔をしかめているのでもない。何かを『ただ待っている』。そういう顔だ。
「ボ、ボクは……」
少年はそこまで言って生唾を飲み込み、恐怖を振り払うように言った。
「――よ、吉岡勝輝だ!人間だ!」
「……」
草薙は何も答えなかった。一切表情を変えることはなく、ただまっすぐ少年を見つめる。その黒い瞳は少年の脳裏の奥底を貫いてくるようで、少年はその視線に耐え切れなかった。『カナヤマヒコ』の怒りの重圧も相まって、少年は震え、嘔吐した。
「や……めろ……」
うめき声でかすれた声が、部屋に小さく響いた。
「おや、何かと思えばあなたでしたか。予備動作なしの一撃を受けてなお、そのような声を出す余裕があるとはたいしたものだ。これが『双狼』の実力ということか。いや、それとも『疑似再生能力』によるものだろうか。」
草薙は立ち上がり、斗真を見下す。
その瞳は人を馬鹿にするような低俗なものではない。されどおよそ人に対して向けるようなものでもなかった。
ゴミを見るような嫌悪を含んだ、怒りに似た視線。
落ち着いた様子を見せてはいたが、その言葉一つ一つにある凄みと、ナイフのような鋭さからは、明確な敵対意識がにじみ出ていた。
「なにを、やめろと言うのか。『双狼』。」
「――!」
(俺が『双狼』だと、『フウジン』は知っているのか――!)
斗真は痛みに顔を歪ませながらもはっきりと答えた。
「その子に、手を、出すな!」
一瞬の静寂。誰もが動きを止め、草薙が次に何をしようとするのかを見守っている。そうしてとった草薙の行動は、少なくとも大島にとっては想定外のものだった。草薙は大きく、されど落ち着いた声で笑った。そして彼は小さく微笑むように斗真に言った。
「手を出すな、とは、実におかしなことをいう。お前のような犯罪者が、『誰かを守ろう』と?
変な話だ。23人もの人間を殺戮しておきながら、何をいうのか。」
草薙は斗真から視線を少年へと移す。
「手を出すな、といったな。安心するといい。私は彼に、危害を加える気はない。
私は特殊部隊第3隊隊長、草薙敦。
特殊部隊の名にかけて、『国民』を傷つけることはしない。故に、今のような非人道的な『人体実験』を彼にする気もない。」
「!?」
その言葉に一番驚いたのは大島と上杉だった。そして、同時に彼らは今まで体験したことのない冷汗をかいていた。
そもそもホムンクルスがいると知られている時点で、自分たちが行っていることも知られている可能性は危惧していたが、直接この男の口から放たれたことは死刑宣告に近かった。その言葉は、暗に『少年を人間として見ている』ということを意味していたからだった。故に、ホムンクルス研究の中止を命じた草薙が下す大島たちの運命が、どんなものであるかは想像に難くなかった。
だが、草薙から放たれた言葉は斗真も、そして大島も予想だにしない言葉だった。
草薙はうつむく少年を見下ろしながら、強く言った。
「少年。君は今自分を人間だといったね。」
その言葉に、少年は顔を勢いよく上げる。
「そ、そうだ。ボクは、にんげ――」
「ちがうな。」
草薙の言葉が、疾風のごとく少年の心を吹き抜ける。
「貴様っ――」
“お前は黙っていろ”
怒りをあらわにして立ち上がろうとした斗真に、穴の開いた床から土の塊が現れ、斗真を押さえつける。
痛みに悶える斗真を横目に、草薙は語る。
「いいか、少年。人間とは、『あるもの』ではない。
人間とは、『なるもの』だ。」
「は……?」
おびえるような少年の目が、草薙を見上げている。
「人間とは、理性ある生命体だ。知識を獲得し、知恵を絞って生きる道を選んだ生命体。感情を制御し、知識を活用し、身の振り方を決める存在。
其れこそが人間だ。
ただ感情に流され、自らの言動を制限し、コントロールできない者は『人間』ではない。」
彼はそういうと、少年の前にしゃがみ、少年と同じ目線に瞳を合わせる。
「感情を制御できない者は『ヒト』であっても『人間』ではないのだ。ただの『生命体』。そこいらにいる下等生物となんら変わりはない。これ故に、逆もまたあり得る。『召喚体』であっても、己の言動をコントロールできるものは『人間』として扱うべきだろう。」
草薙は少年の肩を持つ。
「いいか少年。『人間』とは、『感情を抑制し、己の言動がコント―ロールできる者』を言うのだ。それが出来るのであれば、体がエーテルでできていようと、機械であろうと、私はそれを『人間』と認めよう。だが――」
草薙の鋭い眼光が、少年の心を切り開く。
「今の君は、己の感情を抑制できていない。『人間でないという恐怖』から、君は『自身が人間である』と語っている。君は恐怖を制御できていないのだ。
それを、私は人間とは認めない。」
「!!」
少年が、目を見開く。
「『人間であること』を、『恐怖』という感情で立証してはならない。君が、自身が人間であることを理性で立証できるようになったとき、私は君を人間と認めよう。」
「感情で――立証してはならない――」
草薙はそういって立ち上がる。
優麗なその声は、少年の心に響いた。
「よく覚えておくといい。人間は『あるもの』ではない。『なるもの』だ。
君が人間でありたいというのなら、その『恐怖』を、『感情』を、コントロールするべきだ。」
そうすれば、君は人間になれるだろう。
読んでいただき、ありがとうございました。
リアルが大変忙しく、更新が滞ってしまいましたが、申し訳ありあません。
そして、うれしいことに、ブックマークと評価をしてくださっている方がいらっしゃいました!!!
ありがとうございます!!
これからも日々頑張ってまいります!
おおおおおお!!(執筆意欲向上中)!
今回のお話はやや分かりにくいところが多いかな・・・・・・(^^;
場面が突然とぶ上に、時間が進んでますからね。申し訳ない!
『門』って一体なんでしょうね・・・・・・
それでは、次回『銀狼』(上)でお会いしましょう!
第一章の終わりが、近づいていく――
次回は明日の零時又は月曜日の零時に更新します!!
「『能力武装』――『銀狼』」




