怒りと嘆きは呪いに変わる
彼らの怒りは頂点に達した。
仲間を、友を、兄弟を
見知らぬ人間に踏みつけ虐げらる境遇を嘆いた。
潰された身から流れた血は
同胞達の血と混ざりあい
誰から流れたのか分からない。
復讐を。
我らを踏み潰すことを喜び
今もなお虐げる人間共に
万分の一でも苦しみを。
怒りと嘆きは呪いとなり
やがて、その対象が人間から全ての生物へと変わるのに
それほど時間は掛からなかった。
我らが流した血に毒を。
ほんの僅かな一時でもいい。
いつか癒えるとしてもかまわない。
その身を蝕む猛毒を。
我らを理不尽に虐げる者に罰が与えられんことを。
呪いは炎によって強くなり
水や氷で薄まれども消えることはない。
彼らの復讐は終わらない。
「みたいな感じで
ワインが出来てたら嫌じゃね?」
「炎で強くなるってのは?」
「蒸留酒。
ついでに言うと
水とか氷は、水割りとかロック。
毒とか呪いはアルコール。」
罰=アルコール中毒
ワインビネガーまでもっていきたかったけど
文才が無さすぎて無理だった。
あと、ジャンルがわからない^^;