表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12

チート

自分の思いつくまま試してみた。

その結果がこれだよ!




名前 マコト・ナナミ

年齢 15

職業 なし

称号 なし

スキル 

火魔法(10)水魔法(10)風魔法(10)土魔法(10)光魔法(10)闇魔法(10)時空魔法(10)生活魔法(10)鑑定(10)探索(10)



うん。薄々思ってたけどチートだわ。

ちょっと怪我したところを治してみたり、体を清潔にしたり、その辺の草に目を凝らしてみたりするだけで、スキルがどんどん増えてった。

でも、肉体は元の私のままのスペックだわ。

軽ーく木を殴ったら、木肌に引っかかって怪我したし。

まぁ、おかげで怪我も治せることが分かった。


野宿はできるだけしたくないし、分析は置いといて、森からいそいそと出た。



森から出ると、車輪の跡がついた道があった。

やったね。文明の証!

これに沿って行けば、街か村には着けるでしょ。

どっちに行こうかな。浮いても何にも見えないし。

東か西か。


・・・・東ね。

東には森の切れ目が見えた。

近くに街か村があるとしたら、北か東にあるはず。

西に行く道が途中から北に曲がってるかもしれないけど、東への道でも同じことが言える。

なら、東に行こう。


道に沿って【光魔法】で自分を隠して【風魔法】で飛んでいく。

これって光の屈折とか使って隠してるのかしら。

この光魔法にはどうも攻撃性はないっぽい。だから、きゃめはめは火魔法で再現されたのね。

攻撃性のないきゃめはめなんて想像できないし。

アンデッドに対しての攻撃性は検証できてないけど。

怪我を治したのも光魔法だ。


ふと、思った。

こういうのってたいてい、荷馬車とかが襲われてるのを助けるのがテンプレなのよね。

今の私ならきっと助けられるけど、どうしよう。

そういうのから、だいたい事件とかに巻き込まれていくし。

王族とか貴族とかに顔を覚えられたくない・・・。

よし。

一般人っぽい荷馬車だったら、そこそこの力で助けて恩を売ろう。

んで、めんどくさそうな人たちだったら、見えないように遠くから助けよう。

私でも勝てそうにない相手だったら、もちろん見捨てる。私は自分がかわいい。

見ず知らずの他人のために命はかけられない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ