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魔法使いさんに会った

ゴブリンアーチャー、ゴブリンシーフを倒して進んでいくとゴブリンメイジを3体見つける。


ノウンが近づくとゴブリンメイジが気づいたようで魔法を唱えて炎の玉を放ってくる。


ノウン

「炎の玉?火事にはならないのだろうか?」


ノウンは炎の玉を躱しながら隙だらけのゴブリンメイジ達の頭に投擲用に削ったサーベルを飛ばし貫く。


ゴブリンメイジが杖として使っていた木の枝を回収し、先へ進む。


ノウン

「うーん。クリスタの方でも魔物を倒さないとな。」


ノウンはクリスタのリルにキャラチェンジする。


ノウン

「クリスタは近接がダメで装甲もダメ。あるのは、魔法と飛行能力だな。そういえばドゥマホの技能書があったな。読んでおこう。」


技能書

技能を取得出来る。


ドゥマホの技能書

音読することで技能ドゥマホが取得出来る。


ノウンはドゥマホの技能書を読み上げていく。

念のため土に埋まりながら読んだ。


ノウン

「ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥー、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドドゥ?ドドド、ドゥードゥ、ドードードードー。」


数時間後


ノウン

「ドゥリューパチハリン、デンダラダドゥーン、ドドド、ドゥナカ、ドゥリンドゥドゥリン!」


3時間後


ノウン

「ドゥー!ドェー!ドォー!ドゥオー!ドゥガー!」


数分後


ノウン

「ドゥ。ドゥ。ドゥ。ドゥ。ドゥ。ドゥルドゥル。ドゥマホ!ドゥ!レゥ!ミゥ!ファゥ!ソゥ!ラゥ!シゥ!ドゥ!」


技能 ドゥマホ を取得した。

魔法スキル ドゥマ を習得した。

魔法スキル ドゥマホ を習得した。


ノウン

「これ魔法で鳴き声を出してるからいいけど。獣人だったら絶対途中で噛んでる。っていうかファゥってなんだよ。そんな発音できねぇよ。」


ドゥマ 消費MP 10

ダメージを与える玉を放つ。


ドゥマホ 消費MP 25

ダメージを与える。


ノウン

「ドゥマ!」


目の前に赤い玉が出現させ近くにいたゴブリンシーフに向かって飛ばした。


ゴブリンシーフ

「!?」


ゴブリンに赤い玉が当たると驚き辺りを見渡しノウンを見つけた。


ノウン

「ん?痛みがないのか?ドゥマホ。」


ゴブリンはその場に倒れる。


ノウン

「ドゥマホ。」


ゴブリンはその場で息絶えた。


ノウン

「何これ無詠唱で無痛で回避不可。燃費と火力は悪いが強力な魔法だな。」


ノウンは辺りを見渡す。時刻は21:00だ。辺りは暗く月の光が森を照らしている。


ノウン

「真上を見たら月があるのだろうか。」


ノウンは、空を見上げると赤と青に光るでっかい月が見える。


ノウン

「この世界の月はでかいな。俺の知ってる月より100倍でかいな。近くにあるのか?」


ノウンは月を見ているとゴブリンシーフに見つかったらしくゴブリンシーフの鳴き声が聞こえてくる。


ノウン

「ずっと飛行する事は出来ないが、この辺りなら石も届かないだろう。」


ゴブリンシーフは石をノウンに向かって投げるが届かない。


ノウン

「ドゥマホ。ドゥマホ。ドゥマホ。」


ゴブリンシーフを倒し地上に着地する。


ノウン

「ドゥマホしたからMPがあまりないな。さて、どうしようか。」


ノウンはゴブリンシーフを1体見つける。


空からそっと背後に回り込もうとするがゴブリンシーフに気づかれ奇襲に失敗する。


ノウン

「魔力感知でもあるのか?」


魔晶生成で作り出した結晶をゴブリンシーフの頭に念力で突き刺す。


ゴブリンシーフの投げてくる石を躱し魔法を唱える。


ノウン

「火の玉よ。プチファイアー!」


火の玉がゴブリンシーフの頭に向かって放たれゴブリンシーフの髪が燃え上がり炎上のダメージによりゴブリンシーフを倒す。


炎上

体が燃えていると炎上状態になる。

炎上状態時はダメージを受ける。

オイルを体に塗られたりすると炎上状態になりやすくダメージも多くなる。


ノウン

「油が欲しくなってきた。後で買おうかな。」


ノウンは街に戻ろうとする。


何体か魔物と戦ったがゴブリンアーチャーが昼よりも弓矢の狙いが良くゴブリンシーフは攻撃の隙が少なくなり、夜は昼よりも魔物が強くなっている。


ノウン

「ん?あれは?」


ノウンが数時間前ハイドロ砲によって木々を粉砕し尽した場所に黒いローブを来た人が立っている。


ノウンは木に隠れながら様子を見ている。


ローブの人

「何隠れてみてるんだ?私は魔物じゃないから大丈夫だ。」


ノウン

「どうやらばれていたようだ。」


ローブの人

「あんたは泥棒かい?」


ノウン

「違いますよ。こんなところでどうしたのですか?」


ノウンは警戒しながらもローブの人に近づく。近づいてみると猫耳がついていたのでまだ実装されてない猫人種なのだろう。


ローブの猫人

「いや、ほらこの辺りの木を見てみな木がたくさん折れている。この辺りには木を折れる魔物はいないしな。それに折った木は見当たらないから回収されたのだろう。」


ノウン

「すいません。そこらへんの木を折ってしまったのは私です。」


ローブの猫人

「ほお。そうなのか!しかしあんたらって今日異世界から来た冒険者だろ?斧とかで切った跡もないし、どうやったんだ。」


ノウン

「強力な武器がありまして。」


ノウンはハイドロ砲を取り出す。


ローブの猫人

「おお。これは珍しい。というか驚異的だな。おう。ふむふむこれは。なんと!こんな方法があったとは!」


ノウン

「おーい!」


ローブの猫人

「はっ!すまない。つい夢中になってな。」


ノウン

「そんなに珍しいんですか?」


ローブの猫人

「そうだな。珍しいというか奇才だなこの盾を作った奴は。」


ノウン

「そうなんですか。」


ローブの猫人

「まだまだ強力にできそうだ。なあ。この盾を作った奴にこれを渡してくれないか?」


ローブの猫人は袋を取り出し中に石と鉱石を入れノウンに渡す。


ノウン

「わかりました。渡しておきます。」


ローブの猫人

「そうか、新しく盾が仕上がったらまた見せてくれよ!私は次の現場までいかないといけないからな。」


ノウン

「何かあったんですか?」


ローブの猫人

「そうだな。勝手に街の外から街の中にトンネルを掘ろうとしている奴がいるみたいでな。」


ノウン

「そうですか。魔物が侵入して来たら大変ですね。」


ローブの猫人

「そうなんだよな。帝都は、ああ今はこねこタウンか。こねこタウンの街は一番外側に住宅街がある。だから魔物が入らないように厳重に監視しなきゃいけないからね。」


ノウン

「そうですか。お疲れ様です。」


ローブの猫人

「おう。行ってくる。って名前言ってなかったな。私の名前はクロ。よろしくな。」


ノウン

「おう。俺の名前はノウンだじゃあな。」


ローブの猫人は箒に跨り飛んで行った。


ノウン

「さて、街に戻るか。」


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