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新しい盾?と初めてのクエスト

ノウンは、店を見て回り盾を買った。


ノウンの買った盾は、円形の盾で素材は、ミスリルで魔法に耐性がある。耐久もそこそこ良く、MPを消費すれば耐久力も回復できる。


ノウン

「だが高い。」


ノウンはガチャで手に入れた大きな金塊とアイテムを売りミスリルの盾を買ったのだが、ほとんど金は残ってない。借金も出来た。その理由はこれだ。


ハイドロ(カノン)

ミスリルを主に使用した盾。

STR+3 DEF+3 INT+5 MDF+5

魔法耐性 (中)。

盾に込められた魔力は時間経過で増加する。


固有スキル 魔力吸引 ハイドロシールド ハイドロカノン ハイドロ砲


魔力吸引

魔力を吸引し盾に取り込む


ハイドロシールド

盾に吸引できる魔力が最大値を超えた時盾に水のシールドが発生する。水のシールド発生中は、DEF、MDFが上昇する。


ハイドロカノン

盾に吸引した魔力を水に変えて圧縮し飛ばす。


ハイドロ砲

盾に吸引した魔力を一気に圧縮して放ち水鉄砲を放つ。


ノウン

「とんでもない盾だな。ふむ、試しに魔法使う魔物いないかな?」


ノウンは攻略サイトを見てみる。


こねこタウン北 草原

詳細

ごく普通の草原。

道は作られているので街がある可能性あり。

魔物

ゴブリン


こねこタウン東 森林

詳細

木が多く。植物もある。

奥には白い山、白竜山が見える。

魔物

プチタウ

プチベア


こねこタウン南 草原

詳細

ごく普通の草原。

道は作られているので街がある可能性あり

魔物

スライム

つのうさぎ

ドリュウ


こねこタウン西 草原

ごく普通の草原。

道路が作られているので街がある可能性大。

魔物

プチワーム


ノウン

「白竜山か。気になるし、東の空側を進むことにするか。回復アイテム買う金も無いし、まあなんとかなるか。」


ノウンは東の門に向かう途中に思いついた。


ノウン

「そういえば。冒険者ギルドでクエストが受けられるみたいだな。ノウンは東の冒険者ギルドに入り依頼掲示板を見る。」


薬草の採取

街内警備

模擬戦依頼

プチワーム討伐!

各種魔物の討伐


ノウン

「各種魔物の討伐?」


各種魔物の討伐

依頼主 冒険者ギルド

魔物を20体倒す。

報酬 100G イベントチケット 体力回復ポーション


ノウン

「・・・。(うわっ?盾を買ったせいなのか。報酬少なすぎとかんじてしまうな。)」


報酬はあまり高くは無いが倒した魔物のドロップアイテムを売れば金になるし、どんな場所でどんな魔物を倒したとしても依頼は達成出来るのでレベル上げの際にこのクエストを受けておくと得をする。のだが。


ノウンはクエスト詳細の紙がが二重にはられているのを見抜きそっとめくる。


クエストキャンセル料金 10000G

クエスト失敗罰金 500G

クエスト失敗条件 クエストを受けてから24時間経過


ノウン

「見なかったことにしよう。」


ノウンはそっと閉じ他のクエストを確認する。


街内警備

依頼主 冒険者ギルド

街内を監視する。街内でのトラブルの対処

報酬 1時間につき約10G


薬草採取

依頼主 冒険者ギルド

薬草を採取する。

報酬 個数×15G

   20個採取でイベントチケット追加


模擬戦依頼

依頼主 イグニ

模擬戦を行う。以上。一人一回だけ。

報酬 火狐の首輪 150G

クエスト失敗条件 降参する。戦う気がない奴。


プチワーム討伐!

依頼主 メル

プチワームをたくさん育てました。よかったら遊ばれていってね。

クエスト料金100G

報酬 部屋にいるプチワームを全て倒した場合10000Gクリア済みの場合は報酬無し。

初回クリア者は報酬にオリハルの塊追加

クエスト失敗条件 全滅する。逃げる。降参は不可。6時間経過。


ノウン

「プチワームの討伐。初回クリアでオリハルの塊ですか。」


オリハルとは、かなり高価な武器に使われる鉱石でオリハルを使った武器は攻撃力に特化している。


ノウン

「プチワーム討伐は嫌な予感がするし模擬戦依頼が気になるから受けてみようかな。」


ノウンはクエスト受付に並びクエストを申し込む。


ノウン

「模擬戦依頼を受けたいのだが。」


ギルド職員

「かしこまりました。こちらクエストキーになります。」


ノウンはクエストキーを受け取りクエスト用の魔法陣に乗りクエストスタートと唱えると。どこかの屋敷の庭にワープする。目の前には、狐が居る。


イグニ

「おう。クエスト受けた奴で間違いないか?」


ノウン

「はい。そうです。」


イグニ

「おう。じゃあいくぜ?」


イグニは、赤い刀を取り出し構える。


ノウン

「えっ?いきなりですか?」


イグニ

「気にしなくても大丈夫だぞ。HPは1以下にはならないように設定してあるからな。」


ノウン

「えっ?それってつまり、模擬戦を終わらせるにはあなたを倒さなければならないのですか?」


イグニ

「時間の心配ならいらないぞ。このクエスト中は時間が止まってるからな。」


ノウン

「ええ?何時間するんですか?」


イグニ

「それは、お前次第だな。ヘタレだったら根性つかせないといかんしな。初めは特別に奥義を見せてやる。ありがたく思えよ。」


ノウン

「奥義ですか。確かに気になりますが、痛いですか?」


イグニ

「そりゃあもちろん。」


ノウン

「わかりました。我慢しましょう。」


ノウンは、ハイドロカノン砲(盾)を構える。


イグニ

「結構いい盾もってるな。でもまだまだだな!」


イグニは赤い刀を黒い鞘に納刀し。再び刀を抜く。黒い鞘から抜かれた赤い刀は、刃が溶岩のように赤く光る。


ノウン

「予想以上にやばそうだな。」


イグニ

「奥義・迦具土(かぐつち)!」


イグニはノウンを切り裂いた。


ノウン

「!?」


全身が焼ける痛みによりノウンは意識を失いそうになる。


イグニ

「再生の炎!」


イグニの発動した回復魔法によりノウンのHPは全回復し、痛みが治まる。


ノウン

「なんですかこのクエスト。いじめですか?」


イグニ

「んっ?そっ、そうか。いじめか。それよりもよく私の奥義を受けて平常にいられるな。」


ノウン

「まあ、なれてますからね。」


イグニ

「なっ、なあ。俺がやってることっていじめなのか?」


ノウン

「そりゃあそうじゃないですか?」


イグニ

「うう、厳しくしすぎなのは分かってたけど、いじめって言われると心がいたいな。」


ノウン

「しょうがないとおもいますよ。人それぞれ感じ方は違いますし。私はイグニさんの奥義を直接感じられて良い経験になりましたよ。」


イグニ

「そっ、そうか。ありがとうな。じゃあ。次からはちょっと手加減してやろう。」


イグニは赤い刀と黒い鞘をしまい木刀をだす。


イグニ

「ノウンは剣とか刀とか使わないのか?」


ノウン

「つかいますよ。」


イグニは木剣を取り出しノウンへ投げ渡す。


イグニ

「ほいっ。」


ノウン

「助かる。」


ノウンは剣と盾を持った。攻撃に備えてノウンは盾を構える。


イグニ

「行くぞ。」


ノウンとイグニの猛特訓が始まってから10時間後


ノウン

「はぁっ!」


イグニ

「まだまだ!その程度か!」


ノウン

「まだ行けますよ師匠!」


イグニ

「よし、もういちどさっきの技いくぞ!」


ノウン

「はい!」


ドゥコーン!


ノウン、イグニ

「!?」


フィーネ

「イグニさん。」


イグニ

「ん?何しに来たんだ?邪魔しないでくれ。」


フィーネ

「模擬戦もう10時間も経っていますよ。」


イグニ

「駄目なのか?」


フィーネ

「駄目ですよ。他のプレイヤーと不公平です。」


イグニ

「うう。」


フィーネ

「もっと戦いたいのならこねこタウンに来て直接戦ってください。」


イグニ

「うう。そうだな。すまないノウンよ。これで模擬戦は終わりで良いか。」


ノウン

「そうですね。私が強くなると困りますしね。」


イグニ

「そうなのか?」


フィーネ

「そうですよ。ノウンさんは、チートボスと言われていますからね。」


ノウン

「昔のことですよ。」


チートボス

課金、チート級のガチャ運、チート級のスキルによってゲーム上で最強の存在となった者。


イグニ

「まあ問題を起こさなければ大丈夫じゃないのか?」


フィーネ

「大丈夫だと思いますよ。もし問題起こしてもミホさんが解決するでしょうね。」


ノウン

「そうですか。」


イグニ

「そういえば報酬を忘れてたな。ほい。」


ノウンは火狐の首輪と150Gをもらい冒険者ギルドに戻った。


ノウン

「さて、この首輪も装備すればスキルが使用できるタイプか?」


火狐の首輪

イグニが作ったお守り ALL+1

固有スキル フォックスファイア イグニエンハンス ファイアリボン


フォックスファイア MP10

相手を追う炎の狐を放つ


イグニエンハンス MP20

短い間だがALL20%上昇


ファイアリボン MP15

相手を炎のリボンで縛り炎上させる。拘束時間はほとんどない。


ALL

STR、DEF、INT、MDF、VIT、AGIの6つ


ノウン

「ん?物理系のスキルじゃなくて魔法系のスキルか。ん?なんだ?大勢入って来たぞ?」


プレイヤー

「おおっ?本当にオリハルがもらえるのか?こりゃあクリアするしかないな。」


プレイヤー2

「クリアしただけで10000Gももらえるぞ。」


プレイヤー3

「プチワームって西エリアで出た魔物だよね。」


プレイヤー2

「いやっ。まてクエスト内容を見ると育てたみたいだそこら辺のプチワームよりもレベルが高いんじゃないか?」


プレイヤー1

「まあとりあえず行ってみようか?」


プレイヤー3

「私プチワームあまり好きじゃないんだけど。気持ち悪いし。」


プレイヤー2

「俺はなんだか嫌な予感がする。このクエストにはいかないほうがいい。考え直さないか?」


プレイヤー1

「おいおい。確かに勝てないかもしれないが、気になるだろ?」


プレイヤー2

「そうか?なんかすごい嫌な感じがするんだが。まあ確かにいい経験にはなりそうだな。」


プレイヤー3

「ああ、もう。わかった。私も行くわよ。」


ノウン

「挑戦してみようかな?」


プレイヤーはクエストを受け転移する


一秒くらいするとクエストから帰ってきた。


ノウン

「特殊クエスト中はほんとに時間が止まっているのか。」


特殊クエスト

クエスト中、時間が止まる不思議なクエスト。


プレイヤー

「ふふふ。」


プレイヤー2

「おっ、おい。」


プレイヤー3

「・・・。」


プレイヤー3はプレイヤー1をぶん殴る。


冒険者ギルド

「ギルド内での暴力はいけませんよー。」


プレイヤー3は泣きながらギルドから出ていった。


プレイヤー

「ふふふふふ。」


プレイヤー2

「駄目だ。壊れてる。しっかりしろ!」


ギルド職員

「落ち着いてください。クリアキュア!」


プレイヤーの体が光りプレイヤーは正気に戻った。


プレイヤー

「はっ!俺はいったい!そういえばプレイヤー3はどこに。そっ、そうか。ふふふ。」


プレイヤー2

「駄目だ。プレイヤーが正気に戻らない。」


ノウン

「一体何があったんだ?」


プレイヤー4

「おっ!10000Gか。このクエスト受けよう。」


プレイヤー2

「おっ、おいそのクエストは。」


プレイヤー4

「ん?なんだ文句あるのか?」


プレイヤー

「最高のクエストだよ。」


プレイヤー4

「もしかしてお前!初回クリアしたのか?」


プレイヤー

「いや彼は、まあ最高なものを見たんじゃない?僕もまあ見ていたし。」


プレイヤー4

「お前達は何のことを話しているのか理解できない。」


ノウン

「なあ、何があったんだ?」


プレイヤー2

「えっとこのクエスト降参が出来ないだろ?」


プレイヤー4

「そうだな。でも問題ないだろ負けるときは負けるし。」


ノウン

「なんかわかった気がする。」


プレイヤー4

「はあ?どういうことだよさっぱりわかんねえ。」


プレイヤー2

「俺たちはプチワームと戦ったんだが一瞬で俺とプレイヤー1がやられた。」


プレイヤー4

「そうか、そんなに強かったのか。」


プレイヤー2

「ただ俺たちはギルドに帰ることはできなかった。」


プレイヤー4

「ん?なんでだ?」


プレイヤー

「あそこで帰るなんてもったいない!」


プレイヤー2

「プレイヤー3がプチワームに捕まってあんなことやこんなことをされていたんだ。」


プレイヤー4

「そっ、そうかあれか。」


プレイヤー

「あああ、興奮がとまらねー。」


ギルド職員

「冒険者さんギルド内で漏らさないでください。」


プレイヤー

「ふふふふふ。」


ギルド職員

「仕方ありませんね。クリアキュア・ハイパー」


プレイヤー

「ふふ、えっ?興奮しないだと!」


プレイヤー2

「さあ行くぞプレイヤー。」


プレイヤー

「おっ、おい。引っ張るな。立てるから離してくれ。」


プレイヤー2

「駄目だ。逃げられては困るからな。」


エル

「失礼する。この中に変態がいるようだが。」


プレイヤー2

「こいつです。」


プレイヤー

「えっ!ちょっ!」


エル

「どうやらそのようだ。お仕置きが必要なようだな。あとプレイヤー3にも謝るべきだ。」


プレイヤー、プレイヤー2はエルに連れていかれてしまった。


プレイヤー4

「クエストどうするかな。」


ノウン

「自分はまだ遠慮しときたいね。」


プレイヤー5

「おっ!10000Gか。このクエスト受けようかな。」


プレイヤー6

「初回クリアでオリハルだって珍しいのかな?」


プレイヤー5、プレイヤー6はクエストを受けたみたいだ。


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