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王の謁見イベント

フィーネ

「はーい。みなさん15:00になったので集まってください。今から王城へ向かうので4列に並んでくださいね。」


プレイヤー達とNPC達は4列に並んだ。


フィーネ

「では今から王城へ向かいます。ついてきてくださいね。道中は王城での簡単なマナーをお伝えいたします。」


王城へと続く道を進んでいく。


フィーネ

「王城で騒いではいけません。王城では出来るだけ言葉使いに気を付けるように。王城でマナーが不適切の場合。マナーの指導を強制させる可能性がありますのでご注意お願いします。マナーの指導はとても厳しいです。」


フィーネ

「説明は以上です。」


数分後王城へ続く門の目の前までたどり着く。


門兵

「お疲れ様ですフィーネさん。どうぞ。先にお進みください。」


フィーネ

「お疲れ様です。」


門の先には庭園が広がり大きな城が見える。


ノウン

「でかいな。まあ城だから当然か。」


フィーネ

「この城の名前は白竜宮殿。シンプルな名前でわかりやすいでしょ。私が名付けました。先に進みましょう。」


城の門を開き奥へ進むとパーティー会場に着く


フィーネ

「謁見の準備が出来るまで空いてる席にお座りください。」


パーティ会場は異空間のような広さがあり自分達が入ってくる前に他のプレイヤーがすでに座って待っていた。しばらくすると東と北のほうにある扉からプレイヤーたちが入ってくる。


プレイヤーたちは席に着き、立ったままのプレイヤーも席につかせ全員が席に着くと会場のステージにあるマイクの前に白いドレスをきた人がたつ。


サテナ

「あー、あー、マイクのテスト中。こんにちはー!」


プレイヤー達

「・・・。」


サテナ

「私の名はサテナ。この国こねこタウンの王様だ。お前たちに話すことなどほとんどない。」


ノウン

「なにやってんだサテナさん。蒼風大学の学園長辞めたのか?」


Sora

「ああ、蒼風大学の学園長は本体じゃないよ。」


ノウン

「知ってるのか?」


Sora

「本体は別の世界にあるんだって。」


ノウン

「そうなんだな。」


サテナ

「話すことがない代わりにお前たちには指輪のプレゼントをしよう。」


サテナが指を鳴らすとそれぞれのテーブルに指輪が現れる。


プレイヤー

「あびびび!」


サテナ

「ふん!哀れな。欲張って他人の分を取ろうとすると痺れる仕掛けだ。」


プレイヤー

「あびびびび!」


サテナ

「さて、私からの話は異常だ。」


サテナはマイクから離れるとステージの上にいる鳥がマイクの前に。


ミホ

「ナレーターさん殺されたい?」


サテナはマイクから離れるとステージの上にいる天使がマイクの前に立った。


ミホ

「みなさま。こんにちは。私はイベント進行スタッフ及び王城の司書また西のギルドスタッフをしているミホと申します。」


ミホの見た目は可愛く。プレイヤー達のテンションが上がっていく。


ミホ

「明日から開催されるイベント討伐ビックベアの詳細をお伝えいたします。イベントの詳細などは今回同様に王城でさせていただくのでぜひこれからも王城にお越しください。今回はイベントチケット5枚プレゼントさせてもらいます。イベントチケットは今のところモンスタードロップ、クエスト報酬、有料ガチャ、無料ガチャ、チケット所有者から取得できます。」


プレイヤー

「チケット所有者?」


ミホ

「はい。イベントチケットはPK行為によって奪うことはできませんが賭けに利用したり受け渡しもできます。Gでの販売もOKです。もちろんRMTリアルマネートレードはだめですが。」


ノウン

「イベントに自信がない奴からチケットを買う手段もあるってことか。」


ミホ

「今回のダンジョンの名は巨熊の森。単純な名前のダンジョンです。今回は初めてのダンジョンなので毎回構造が変わったりとかはしないので安心してください。人数制限は1パーティ分まで、魔物のレベル、数もEASY、NORMALでは少なめになっております。HARDのダンジョンは魔物の数が多めなので注意してください。今回のダンジョン構造は一本道。1フロア目は入り口、2から3フロア目は魔物が出現。4フロア目でBOSSビックベアとの戦闘になります。HARDの場合魔物と中ボスが出現するエリアがBOSS前に一つ追加され合計5フロアになります。巨熊の森は特別に各フロアの合間に回復の泉があります。飲むことで全回復できます。泉の水を持っていくことはできませんので注意してください。」


プレイヤー

「VERYHARD以降のダンジョン構造は?」


ミホ

「すみませんが難易度VERYHARD、LUNATIC、PANDEMICのダンジョン情報は非公開となります。」


プレイヤー

「PANDEMICって何?」


ミホ

「えっ!あっ、はい。まだ公開していませんでした。難易度の説明をいたします。」


EASY

魔物の強さと数を少なめにしたもの

ボスの行動パターンに制限がある。ボスの攻撃力低下


NORMAL

苦戦する具合の難易度


HARD

魔物のレベルが高く数も多い

魔物の行動パターンが変化する

トラップがあるダンジョンではトラップのダメージが2倍になる

ボスの行動パターンが増える


VERYHARD

魔物のレベルがもっと高い

トラップのあるダンジョンではトラップのダメージが3倍になる

ボスの行動パターンがさらに増え凶悪なスキルも扱う


LUNATIC

魔物のレベルももちろん上がる

魔物の数がリンチレベルになるかわりに人数制限が4パーティ分に

ボスが本気を出します。


PANDEMIC

魔物の行動パターンが強化。魔物の数はダンジョンによってそれぞれ変化

人数制限が6パーティ分

中ボスも本気を出します。

ボスが全力を出し切ります。


プレイヤー

「この難易度はすべてのダンジョンに実装されますか?」


ミホ

「そうですね。ダンジョンによっては難易度PANDEMICが実装されない場合もあります。討伐ビックベアでは、難易度PANDEMICは実装予定です。」


プレイヤー

「クリア報酬は?」


ミホ

「クリア報酬は未公開ですが倒したボスの素材は報酬に含まれますね。あと難易度別のクリアコインが報酬としてもらえ特別なアイテムや装備に交換できます。」


プレイヤー

「ミホさんって鳥なんですか?」


ミホ

「違います私は天使です。」


プレイヤー

「おおー!天使だ!」


プレイヤー

「ミホ!結婚してくれ!」


ミホ

「残念ですが子供はもういます。」


プレイヤー

「なっ!なんだってー!」


ミホ

「はい。質問終了!最後にアドバイスです。巨熊の森に出現する魔物は基本的に物理攻撃をしてきます。遠距離攻撃をして安全に倒していくことが大切です。難易度NORMALでは、地中から襲い掛かる魔物ドリュウにご注意。では、解散!」


ノウン

「おわったな。」


Sora

「ドリュウが出現するようだね。」


ノウン

「いままで3体ほど戦ったけど気配察知に慣れてない人だと奇襲されそうだな。」


ノウンは指輪を装備する


サテナの指輪Ⅰ

魔結晶がはめ込まれたプラチナの指輪

MP+50 INT+5 MDF+5

固有スキル ショックレイ スピアーレイ タイムアウトレイ  


Sora

「装備すると固有スキルが使えるみたいだね。」


ショックレイ 消費MP24

麻痺効果のある光線を放つ。貫通効果


スピアーレイ 消費MP24

4本の光線を一気に放つ。貫通効果


タイムアウトレイ 消費MP24

光線を放つ。貫通効果

発動中一部時間停止


貫通効果

相手の身体を貫きやすく出血を狙える。


出血

身体から血が流れダメージを受ける。受けるダメージは出血量に比例する。出血は回復魔法で止血すれば回復できる。

出血する部分を傷と呼び外傷と内傷がある。


傷がある場所に攻撃されると受けるダメージが多くなり傷が広がり出血量が多くなる。傷は大きいほど散血されやすい。出血は傷を塞げば止められる


外傷

外側から見える傷。血が流れると出血によるダメージを受ける血が流れなければ傷があっても出血にならない。


内傷

体内に発生した傷。外傷とは違い出血にならないがその代わり追加ダメージを受ける。ダメージ量は部分や相手の攻撃力によって変化する。


散血

死ぬほど血が散ること。凶悪なトラップや爆発、攻撃力が高い魔物によってはっせいする。激しい出血を起こすので回復が困難。内傷の追加ダメージも倍化するため。出血ダメージによるオーバーキルになる可能性が高い。


オーバーキル

連続ヒットする魔法などで相手のHPを0にした後。そのまま瀕死ゲージを削りきること。または瀕死状態が僅かな瞬間しか続かず瀕死ゲージが削りきること。


ノウン

「出血か。やっぱり防具は大事だね。」


Sora

「攻撃を受けなければ問題ないでしょ。」


ノウン

「まあな。だが、俺は攻撃を受けない自信は無いからな。防具もしっかりしないと。盾でも買おうかな?」


Sora

「そうだね。確かにいざという時役に立つかもね。」


ノウン

「盾でも使うのか?」


Sora

「そうだね。使ってみるよ。」


ノウン

「えっ?本気で使うつもりだったのか?」


Sora

「そうだよ。肉の盾を。」


ノウン

「それは、私のことか。まったく。じゃあ盾をいろいろ見て回るから解散だな。」


Sora

「そうだね。僕はまたスライムをあつめるよ。」


ノウン

「まだ足りないのか?」


Sora

「そうだね。魔鋼は魔力電池を開発しようとしてるみたいだし。」


ノウン

「魔力電池?またとんでもないこと企んでるな。」


Sora

「仕方ないよ魔鋼だし。」


ノウン

「そうだな。」


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