スライムの核
Sora
「すいませんでした。」
リーク
「いいぜ。許してやる。」
Sora
「あっ、ありがとう。塩は返すね。」
リーク
「おっ、おう。なあ、せっかくだしフレンド登録しないか?」
Sora
「えっ?いいけどいいの?」
リーク
「まあ、だまされた俺も悪いしな。それにトッププレイヤーっていわれてそのうれしかったからな。」
Sora
「そうだね。これからもよろしく。」
リーク
「おう。よろしくな。あと良かったら爆弾の実験に使ってもいいぞ。」
Sora
「えっ?」
エル
「えっ?」
ノウン
「そういう趣味が?」
リーク
「おう。剣とかもかっこいいけど爆発もなかなかインパクトがあってかっこいいぜ。爆発を知るには俺自身まず爆発してみないとな。」
Sora
「わかるよその気持ち。僕もよく奈落にスカイダイビングしてるよ。」
エル
「どうやら最近の若者は過激なようだな。」
ノウン
「そうですね。」
エル
「では、私は冒険者ギルドに戻ることにしよう。受付をほかの職員に任せたままだからな。失礼する。」
Sora
「エルさん怖い。」
ノウン
「そうだな。」
リーク
「そうなのか?」
Sora
「もし逃げてれば一週間街から出られない罰を受けてた。」
リーク
「それは確かに嫌だな。」
ノウン
「Soraは縛られることが嫌いだからな。」
Sora
「そうだね。今から秘密基地に行くけどリークも一緒に来る?」
リーク
「おう。行くぜ。」
最下層への入り口はさまざまな場所に作られている。
住宅が沢山ある下層の入り口から入り蒼風秘密結社(仮)にたどり着く。
Sora
「いんがおうほうてんちめっさいびゃくやりゅうてん。」
疾風
「合言葉確認。どうぞ。」
Soraたちは中に入っていく。
中は鍛冶屋のような作業場がある。
魔鋼
「おう。Sora戻ったか。」
Sora
「魔鋼。スライムの核の利用方法は決まった?」
魔鋼
「ああ。スライムの核を触らしてくれ。」
魔鋼はSoraがだしたスライムの核を触っている。
スライムの核は球状の玉だ。
魔鋼はスライムの核をかみ砕いた。
魔鋼
「味はないな。魔力が回復できる。魔力ポーションの材料に扱えるか。スライムの核は実験素材だな。あまり効果もないし技能上げに使う用だな。」
Sora
「そう。残念。」
魔鋼
「だがもっと必要になる。たくさん集めないとな。頼めるか。」
Sora
「大丈夫だよ。スライムはまだいっぱいいたし。」
ノウン
「乱獲でいなくならなければいいけど。そういえば確かまれにドリュウが現れるみたいだね。」
リーク
「ドリュウか。モグラのことかな?」
ノウン
「そうだな。乱獲してスライムが出なくなったらドリュウも出やすくなるのか?」
Sora
「そうだね。とりあえずスライムの核を狩ろう。」
リーク
「そういえばスライムから直接核を取り除いているんだよな。俺はうまくできなそうだから。俺は分かれて他の魔物を狙ってみるぜ。」
ノウンたちはスライムの核を集めながら14:00に戻り謁見のイベントに参加するため街の中層の南広場へ戻った。