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小話 1

運営の話 1


ミホ

「ねえ。サテナ謁見の時渡した指輪だけど。」


サテナ

「どうかしたのか?」


ミホ

「タイムアウトレイが強すぎて問題になってるわ。狙いさえ正確に出来ていれば回避するのは困難だし、威力もある。PK達のほとんどが使ってて。PK被害も多いわよ。」


サテナ

「そんなこと言われても知らんがな。」


ミホ

「はぁ。」


サテナ

「そんなこと言うならドゥマホも強いじゃないか?どこから攻撃されてるかわからないし。そもそも攻撃されていることに気づきにくい。」


ミホ

「ドゥマホは簡単に取得できないから問題ないわ。」


サテナ

「ところで従魔の宝玉が取られたみたいだな。」


ミホ

「まさか取られるとは思いませんでしたね。」


サテナ

「そうなのか?」


ミホ

「そうですよ。従魔の宝玉はテイム条件緩和の隠し効果がありますし、敵のレベルが高くてもテイムが成功しやすいですからね。」


サテナ

「あっ!そういえばドラゴンからクレーム来てたぞ?なんで2日しか経ってないのに上空までプレイヤー来てんだ?だって言ってたぞ。」


ミホ

「そんなこと言われてもさすがに蛹さんに文句は言えませんよ。」


サテナ

「はあ、まあそうだな。怒らせたらやばいしな。」


ミホ

「シャドウさんが働いてくれたら良いんですけど。」


サテナ

「おいおい。奴とシャドウがマジでやりあったら世界壊れるし渡したちも消し飛ぶぜ?」


ミホ

「確かにね。」


アオ

「あまり物騒な事言わないでよ。もっと明るい事話そうよ。」


サテナ

「はあ?そもそもお前はやろうと思えば蛹をなんとかできるだろ?」


アオ

「はあ。僕にはそんな力は無いけど。」


ミホ

「何もしないなら帰れ。」


アオ

「そんな。ひどい事いわないでよ。」


サテナ

「じゃあ働けよ。」


アオ

「できる範囲でね。」


ミホ

「そうだな。じゃあ街の中見回ってこい。永遠にね。」


アオ

「えっ!それってつまり目障りだからどっかいけってことじゃないの?まあ見回るくらいだったらいいよ。」


アオは青いローブを来てこねこタウンを見回ることにした。



団子を作ろう 1


蛹は泥に魔力を込めながら丸く固めていく。


ハイウィンド

「泥団子か、子供っぽいところもあるんだな。」


「まあな。完成したら食べるか?」


ハイウィンド

「いや、いらない。」


「そうか。まあ泥団子は食べるもんじゃないな。」


蛹は泥団子を乾燥させ固まった泥団子をしまう。


ハイウィンド

「泥団子。コレクションでもしてるのか?」


「いや、MP回復用たが?」


ハイウィンド

「なるほどMPを貯めているのかだけどわざわざ泥団子にしなくてもMPを貯められる宝石類でいいんじゃないのか?」


「宝石はあまり美味しくないな。」


ハイウィンド

「は?食べるのか?」


「そうだ。泥団子はうまいぞ。土の味がして。」


ハイウィンド

「訳がわからない。」


蛹の泥団子

HPとMPを150回復させ、しばらくHPとMPの回復速度が上昇する。


ハイウィンド

「は?お前チートしてるだろ!」


「残念。運営より高い身分でな。GMに報告しても無駄だ。」


ハイウィンド

「なっ、ずるい。」


「まあ、これから何が起こるかはわからんがな。知っても面白くない。」


ハイウィンド

「そうか。」



宝箱 1


こんにちは。私は宝箱。土の中に埋められたんだけど回収されてしまった。回収された後は物置代わりに使われるのだろう。破壊不可のエンチャントが付いているので無理矢理開けるのはほぼ不可能だ。


数時間後


私はサンドバックになっていた。

訳がわからない。

確かに壊れないけど扱いがひどい。

これからどうなるのだろうか?


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