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第四十四話 参謀に蹴りを入れて、魔法を見たら再び

 話しが終わったアンジェは、いつも通りに大飯ぐらいでお腹を満たした。

 その後、ワイズのところへ話を聞きに行かなければならなかった。


「ねえ、少し聞きたいことがあるのだけど。」


 笑顔で迎える、ワイズであったが何の事やらって顔をしている。

「こんな、遅くにどうしたのですか?」


「今日見てきたのよ。

 何かしら、あの堀は作ろうとしているのはなぜ。」


 自信に満ちた顔つきでのようだ。

 自分が、やろうとしていたことに間違いは無いって事かしら。


「あれは、先日のアンジェ様からのお言葉から要人の為にも、バルムの守りを強化する為に準備させている所です。

 水路の領都まで引っ張てくる工事を指せているのです。

 手間は、掛かりますが、守りは今以上に堅固になるでしょう。」

 得意げに語ったワイズに、『ムムム』


 複雑だわね、ここまでやられると引っ込みがつかなくなる。

「いいかしら、私は門の守りを固めておきたいから、陣を作ってとお願いしたのよ。

 それに、南門に回られては、元も子もないでしょう、と 思っていったのよ。」


「ええ、それは理解していますよ。

 ですから、守りやすく人でも抑えることが出来るようにと・・」


「ワイズ、貴方が私の言ったことに対して、一手二手読んでやって貰えることに満足してもいるけど。

 今回のは、や り す ぎ よ。

 いくら何でも、堀は無いだろ。

 要塞にしたいの、たかだか子爵の領都でしかないのに。」


 私は、ワイズに蹴りを入れてやった。

 思わぬ、出来事に思わず『ウッ』と声を出す。

 お仕置きは、これくらいでいいかしらね。

 しかし、よくお父様も許可したね。


 まあ、領民を危険にさらせるわけにはいかないから、OKってことで。


「それじゃ、頼んだわよ。

 でも、上水と下水の工事が最優先よ。」


「分かっております。」

 笑いながら、返事をするワイズに、これ以上はやり過ぎない様にと思って明日に備えて部屋戻る。


 朝だ。

 憂鬱な気分は、取れないまま何処に連れていかれるのやらと思っていると。


 アニーが、やって来た。

「おはようございます、アンジェ様。

 昨日は、盛大にやらかしたようですね。

 全く、自重ということを分かられていないのかしら?

 教師でもある、私にもお小言がありましたわ。」


「あう」

 そんなつもりはなかったのに、皆して何もそこまでしなくてもと思った。


「ごめんなさいね。

 そんなつもりは、無かったのよ。

 でも、色々と言われてもういいかなって・・・

 吐き出したわ。

 もう、これでもかってねっ。」

 私は、満足そうに話すと、アニーは困った様に


「エド様もステフ様も、遅くまでまた話し合いという、お説教を受けていましたわよ。

 ご機嫌の、一つでもとっていた方がいいですね。」


 だって、仕方ないじゃない、でも何で私に、あんな事を聞いたのかしら?

「それでは、行ってらっしゃいませ。」


 支度の終わった私は、足取りの重さと何をさせられるか、憂鬱な気分で部屋を後にした。



 既に、私を待って入いる様で私も見る。


 そんなに見つめないで、更に気分が悪くなるわ。

 今日を、生き残れば、もう何もないはずよ。


「では、行くとしようか。」


「それで、どちらへいかれるのですか。」


「今日は、軍の施設だ。

 アンジェは、見学でもしたことがあるのか。」


 何てことかしら?

 私としたことが、魔法っていうのかしら、見に行くと言っていたのに、忘れていたわ。

 忙しくて、仕方なかったけれど楽しみにしていたのよね。

(嘘だぁ。 いつも、寝て食べて、遊んで食べての繰り返しじゃないか。

 ホホホ、またノブったら、いつか絞めてやる。)


 皆に付いていたら、訓練場の奥のあの あの場所だぁ。

 啓示で、どんな力が使えるのか楽しみだわ。


『ドォーン』

 大きな音が聞こえてくる。


「やっておるようだな。」

 大叔父様が、真剣な眼差しでお父様を見る。


「次の進行がいつか分からない以上、備えは十分にしておかねばなりませんから。」

「それにしても、よくこれだけの者を揃えることが出来たものだ。」

 セシル伯父様も、感心している様だ。

 実は、こんな力を使える人って少ないのかしら。

 私たちに、気づいて礼をする術者たち


 どうも、あの敬礼って慣れないのよね。

 ノブは、アニメの影響かそうでもないようだけど。

 他の面々は、好意は持っていない様に感じるわ。


「そのまま、訓練を続けてくれ。」



「我が手に宿りし業火の炎よ、我が命に応え力を示せ ファイアランス」


「我が願いに応え力を示せ 蒼穹の静寂 アイススピア」


 おぉ~、なんか歌ってる。

(現実感が無いな~。 でも、魔法だよねこれって、楽しみだったんだよね。

 皆が、歌ったら火とか氷が飛んでいくのって不思議だわ。 使えるようになるのかしら?

 無理じゃね。 今までからして、才能がないとか、まあお湯を沸かすくらいじゃないの。って言うか、歌って言うなよ。 詠唱とかあるだろ。)


「ねえ、お父様、この力は皆が使える物なの?」


「そんな事はない。

 ここまでの、力が使える者のは少ないから、戦力としては貴重なのだ。」


「我が呼び声に応えよ 紅蓮の槍、天を裂きて審判を下せ サンダースピア」


(雷が落ちた。

 落ちたわね。

 もしかして、こんなのが降ってくる場所で戦ってるの? 当たったら死ぬんじゃないの?

 そうじゃない、皆と一緒に、出発していたし。 これで、痛っで済むなら戦力にならないわよ。)


「ようこそ、領主様。」


 またまた、綺麗なお姉さんが来たでござるよ。

 まだ会ったこと は 無いわよね。

 自慢じゃないけど、顔と名前を覚えるのは苦手なのよね。


「ルリーナか、紹介しておこう。

 ウィルビス侯爵とハイド伯爵だ。」


 おや、私がいない子になってるわ。

 忘れてたって事か!

 ちょっと、ムカついてきたわね。


 アンジェは、エドの腰あたりに、正拳を打ち込む。


『うぐ』と堪えられなかった声が、漏れる。


「何をする、アンジェ。」


「何を、じゃありませんわ。

 お父様は、私の事を紹介していないではありませんか。

 これしきの事で、怯むなんて、鍛錬不足じゃなくて。」


『んふふ。』

「お嬢様とは、初めましてよね。

 領主様、ちゃんとご紹介いただきませんと、時に女性は傷つくこともあるんですの。

 侯爵様、伯爵様、ご紹介にあずかりました。

 ルリーナ ハミルトンと申します。」


「良く訓練されているようで、安心した。

 それにしても、アンジェはいい拳だったぞ。

 不意打ちでも、エドが崩れるとわな。」


 ノ~。

 私って、ちょっといたずらをしただけじゃない。

 何故、こっちに興味を持つの。

 ほらほら、()ぜる()ぜる訓練場をみてよ。


「皆様、良かったらこちらをご覧ください。」

 ルリーナ、マジ感謝 なんていいお姉さんなの!


 機転のきいた事で、再び訓練場に向けられる。


「契約に従い、炎王よ目覚めたまえ 我が呼び声に応じ、地獄の門を開け。

 紅蓮の審判 天と地を焼き払え ヘルファイア カタクリズム」


「いかかですか。

 今は、威力を最小限に抑えていますが、広範囲で焼き尽くす取って置きの魔法ですわ」


 笑顔で、説明するルリーナをみて、何が楽しいのかな?

 怖いよ、こんなの打たれたら灰も残らないのでわ。


「凄まじい威力のようだな。」


「これで、最小とは全力でならどうなるか。 安心したわ。」


「ルリーナ、ありがとう。

 続き後を頼む。」


 いたホント、驚いたわ。

 皆も、満足した結果なのか いこー次 いこー。




 何故なの!

 こんなことになるなんて!

 私の前には、セルシ伯父様が・・


(ありがちな、パターンだな。 全てアンジェだから。 でいいだろう。

 良くありませんわ。 この方たちは、私に何をさせたいのかしら?)


 訓練場で、歓談していたはずなのに、エリアもイリスが予想以上に頑張って

 今、私の前にはセルシ様が立っている。


いつも、ありがとうございます(*‘∀‘)

アンジェを書き始めて、1年ほどになります。

少し、進んだかなと思っています。

また、お立ち寄りくださいm(__)m

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