第三十七話 女子会1
早速アンジェは部屋に戻ると、準備を始めた。
何のって?
夜更かしの会だよ。
「アニーとミリーも、準備してね。
それと、エリスとイリスの着替えもお願いね。」
「アンジェ様、何を始めるのですか?」
「・・・察しが悪いわね。
さっき、お父様にも伝えたでしょう。
お茶でもしながらお話して、寝ましょ。って。」
「えっ、そんなことがあった様な、無かったような。
ですが、ここでは少し手狭ではないでしょうか。」
「客室を使いましょう。
ですから、準備していくのよ。」
エリスとイリスも、少し迷いながらもアニーに付いていく。
「はぁ、またやられてしまいましたわね。
どさくさに紛れて、エド様の了解を得るなんて。」
アニーの言葉に、ミリーも同意する。
「アニーさん、アンジェ様の夜更かしの会とは何をするのですか?」
「女子会と言って、私たちと入浴やお茶などでお話をしながら過ごすのよ。
寝るまでね。」
「そこまで、するのですか?
アンジェ様は、いつもこの様なことをされているのですか?」
ミリーが
「そこまで、多くは無いけれど、スキを狙って来るから気を付けてね。
御兄弟でもいれば、また違ったかもしれないけど、寂しいのかもしれないわ。」
「あっ、モーラも連れてこなきゃ。」
バタバタと準備をして、モーラを呼びに行く。
皆がそろって部屋に来ると、楽しそうにアンジェは皆をみてから、
「さあ、行くわよ。
時間がもったいないわ。」
「浴場が広いと良いわね。
皆が自由に使えたらいいのに、使い道が無くて、勿体ないわ。」
湯につかりながら、溶けていくアンジェが呟く。
(ここは、天国なのか。何処を見ても、目が 目がぁ。ぁっ、一人だけ違うけどね。見たくないと言うことじゃなくて、見えるからなぁ。良くなった視力も、曇っていくようだ。
ノブね。言っておきますけど、私の物よ。見学料がいるわよ。記憶すると、年会費もいるわよ。
何処の、レンタルサーバーだよ。これは、必要な事なんだ。いつか、アンジェ以外の彫刻を作って貰うんだ。
ノブ、普通に気持ち悪いんだけど。この件は、後で交渉しましょう。)
みんなは、思い思いにリラックスが出来ている様だ。
湯の力は、凄いわね。
これは、お口の方も軽くなるに違いないと、私は思うのよ。
ついでに、他のみんなの方も、話が聞けるかもしれないわね。
「ゆっくり出来たところで、部屋に行きましょうか。
アンスに頼んで、お菓子と飲み物も用意してもらっているのよ。」
「アンジェ様、手際がよろしい様で何よりですが、何を企んでいるのですか?」
「まぁ、このわたくしが企むなんて。
アニーは、このわたくしを何だと思っているのですか。
その様な事、考えたことも無いというのに。 およょ。」
「その、雑な演技は、やめてください。」
「せっかくのお菓子だし、飲み物も楽しみですから、私はいいですよ。
「たまになら、良いかと。
せっかく、準備していただいているのですから。」
「勿体ないですから、美味しく頂きましょう。」
フハハハハ。
みよ、既に私の、術中にはまっておるようだ。
アンジェは、凝りもせず、調子に乗った。
『今宵は、これで身も心もわたくしのものですわぁ。』
調子に乗り過ぎたアンジェの声は、皆に聞こえていた。
ガン ゴン ポン
「あたたたた。
何を、貴女たちったら、酷いじゃないの。
わたくしの、心ばかりの労いを叩くなんてっ。」
「アンジェ。いつもいつも、うっかり心の声を出すのは止めなさい。
せっかくの、パーティーが台無しではないですか。」
アニーが、わたくしを呼び捨てに呼んだわ。
あぁ、なんて、気分が良いのかしら。
(アンジェって、もしかしてMなの。
そ っそんな訳ないじゃない。でも、お父様とお母様以外じゃこんなことないじゃない。
新鮮な感じってか。でも、、それって、手のかかるアンジェにうっかり言ってしまったんじゃないの?まあ、身分差が無い関係ってのは大切にな。アンジェを心から思ってくれる人は多くいる方が良い。
わかっているわ。エルやセト達とも出来たら良かったのに。)
「まあ、いつもの事だし、今はここだけの事なんだから、いいじゃないのよ。
さあ、着替えて行きましょう。」
いつも、ありがとうございます(*‘∀‘)
アンジェが、変なことするので、話が進みません。
少しでも、書いて見てもらいたかったので、掲載しました。
宜しくお願いします(ノД`)・゜・。




