登場人物紹介(3章)
【ネタバレ注意!!】
※第一部ラストまで(〜3章・47話)の、ネタバレを含みます。
※読まなくても、全く問題ありません。
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〈主な登場人物〉
【ロザリンド】(肉体は)18歳・生存率0.3%
この物語の主人公。
金髪ロングウェーブ・赤目で、巨乳で高身長の美女。
明るく、豪快な性格。
王子様のフィアンセで、高貴な令嬢のはずだが……。
中の人が元ヤンなせいで、スケ番みたいになっている。
今回の話では、親友の恋をかなえるために、皇太子さまを誘拐。ケンカ友達の従者と、わりと派手めにバトルした。
【シェイド】15歳・生存率不明
ロザリンドの従者で、性格は真面目でツンデレ。
どう見ても主人が好きだが、ぜんぜん好きじゃないと言いはる。
黒髪・黒目で、小柄な体格。
射撃の腕と格闘技術は、かなりのものを持ってるものの、精神面の甘さが目立つ。
いちおう今回のボスだが、 こいつに殺る気がないせいで、バトルが盛り上がらなくて困った。
しょうがないので、恋愛要素を無理やり足した。
【ミハエル】19歳・生存率0.2%
キングストンの第二王子で、ロザリンドの婚約者。
長身・金髪・緑の瞳。
白馬の王子様っぽい、さわやかな美形だが、性格はクールで腹黒。
頭脳明晰で、なんでも出来る超人なのだが……。
幸運値がすこぶる低く、大切な学会のたびに、フィアンセがトラブルを起こす。
ラストシーンで弾いてた曲は、
ブラームスの『間奏曲 op. 118-2』(Stephen Kovacevich みたいな演奏)。
【ルシフェル】20歳・生存率50%
大国・エンペラドールの皇太子。
長身・赤毛・金の瞳。
ぼんくら気味だが善良で、非常に心やさしい性格。
長かったヘタレ時代を乗りこえて、ついにヒロインに告白。
ほんのちょっぴり、男を上げた。
【サクラ】16歳・生存率40%
原作ゲームのヒロインで、ロザリンドの親友。
セミロングの黒髪で、青い瞳の小柄な美少女。
清楚で可憐でやさしくて、男性にものすごくモテる。
今回の章では、ロザリンドのがんばり〔?〕により、出生の秘密が判明。初恋の人と結ばれて、皇太子妃〔仮〕となった。
フルネームは、サクラ・ミヤモト・サンドリヨン。
【ウィズ】25歳・生存率10%
平民生まれの天才魔術師。
長身・明るい茶色の髪と瞳。ロン毛でタレ目で泣きボクロ。
金にも女にもだらしない、自由人で怠惰なクズ。
ミハエルの兄に父を殺害されたため、上流階級の人間、特にミハエルが大嫌い。
【オルフェウス】17歳・生存率不明(失踪率は高)
中性的な吟遊詩人。
内気で、繊細な性格。
腰までの銀髪ストレート・紫の瞳。
線が細くて色白で、妖精みたいな、はかなげな美形。
前の章では、ストーカーに呪いをかけられ、暗殺の危機にあったりもしたが……。
色々あって、無事生存。
ストーカーにおびえつつ、けなげに日々を過ごしている。
【リチャード】18歳・生存率80%
大商会の跡取りで、優秀な経営者。
黒髪・灰色の瞳。
スーツが似合うメガネキャラだが、なぜか口調が関西弁。
大型リゾート施設・ダイヤモンドパレスのオーナーで、豊富な財力を武器に、ヒロインにちょっかいをかけてくる。
【ソード】20歳ぐらい・生存率30%ぐらい
騎士団長の息子で、存在感の薄すぎる剣士。
身長2mぐらいで、髪と目は暗い茶色。
オリンピックみたいな大会への出場を目指し、毎日コツコツ修行してるが……。
もしかすると、この章……。
出番がゼロだったのではないか?
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〈その他の登場人物〉 ※トムと死か恋だけ覚えればいいです
【トム】
作中における、モブキャラの名前。
男性は全員トムで、女性は全員アンなので、
個体を区別するときは、
「○○のトム」「○○したアン」と呼ばないといけない。
これは、ゲームがクソゲーだからで、けっして作者の手抜きではない。
【セバスチャン】
王子様の有能な執事。
モノクルをかけた、小柄な老人。
経験をつんだベテランなので、どんな無茶ぶりをされても、涼しい顔でスマートにこなす。
ダンスのときに弾いている曲は『夜のストレンジャー』で、二人が踊ったダンスの種目は、フォックストロット。
【アルフォンソ】
ルシフェルの秘書。
陰湿そうな感じのイケメン。
名門貴族の三男で、ルシフェルの乳兄弟。
頼りない主人を立派な皇帝にしようと、一生懸命がんばってきたが、とんでもない裏切りにあう。
事件からしばらくは、主人と口をきかなかったが……。
あやまり続ける主人にほだされ、結局は、また元通り、せっせと世話を焼いている。
【スキンヘッドのトム】
顔がこわくて就職できず、ロザリンドの下で、不良をやっていた青年。
不良から足を洗ったあとは、ミヤモト弁当でバイトし……。
バイト中に知り合った客に、真面目で働き者なのを買われ、正社員にスカウトされた。
カタギになった元・チンピラは、すっかりサクラの信者となって、今では自分の弁当を買いに、しょっちゅう店をおとずれるらしい。
【サクラの両親】
母は、下町にある小さな弁当屋の店主。
正体は、ロワンスの名家・サンドリヨン伯爵家の令嬢で、名前はアンヌ。
金髪に青い瞳の、ほがらかな美人。
父は元・伯爵家のコックで、名前はツトム。
豪快な江戸っ子で、火事のときアンヌを助けたのが縁で、彼女と結婚することに。
冗談好きな性格で、妻と娘にしょっちゅうホラをふいていた。
故人。
【かけ落ちカップルのトムとアン】
ミヤモト家の隣に住んでいた、若いカップル。
実は、トムは貴族の息子で、アンは屋敷のメイドであった。
実家が雇った殺し屋に、恋人と隣人を殺されたトムは、逆上。
殺し屋を全員銃で撃ち殺し、二人のかたきをうつが、自分も撃たれ、負傷する。
トムのものと思われる血痕は、トムズ川まで続いていたが……遺体は今でも見つかっていない。
(※ただの裏設定で、べつに何かの伏線ではない)
【見合い相手のアン姫】
隣国の第一王女で、ルシフェルの父方のいとこ。
頭がよくて美人だが、野心にあふれたキツい性格。
ルシフェルとの婚約が破棄になったため、
「大国の妃になって、帝国の影の支配者となる」……という野望は、いったんついえた。
しかし、まったくヘコんでおらず、今日も元気に陰謀を練っている。
【女帝】
大国・エンペラドールの女帝で、ルシフェルの母。
黒髪のセクシーな美女で、たくましい男が好み。
自国利益最優先で、他国からのウケは悪いが、自分の国の民からは、カリスマ的に崇拝されてる。
【死か恋さん】
ロザリンドが生前ハマっていた、伝説のクソゲーで、この物語のラスボス。
わりと過激な皇太子推しで、他の男がヒロインと結ばれると、ぷっつんキレて津波を起こす。
この章で、皇太子がヒロインとくっついたため、バッドエンドは回避できたと思われるが。
さて……?