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第619話 リモート会議

フラスリア基地は、魔人軍でスプリガンの副長をやっていたマズルが、司令官となって統括していた。到着と同時に細かい経緯を話し武器を補充して、デモン対策をするように命じる。そしてすぐにフラスリアの町にいるトラメル・ハルムート辺境伯の下に来ていた。


「なるほど、デモンですか…」


「ああ。だが敵の狙いは恐らく俺だな」


「ラウル様を狙っていると…」


トラメルは険しい顔をする。砂漠への転移騒ぎの時も、心配事があるといつもこんな顔をしていた。


「人間に危害を加える事は無いのでしょうか?」


代官のローウェル・グランツが言った。


「それは分からない、送られて来たデモンは魔獣を屍にして使役していた。それを人間に使わないと言い切れない」


「恐ろしい」


ローウェルが身震いした。


「トラメルは都市にいる冒険者や商人が町を行き来する際に、必ず魔人基地を頼るような仕組みを作ってほしいんだ」


「わかりました。それではすぐにお触れをだして、通達する事にしましょう」


「ありがとう」


最初にあった頃のトラメルと違って、かなりしっかりしたように感じる。辺境伯としての自覚がそうさせているのかもしれない。悪役令嬢のような美貌が、そのしぐさには凄く似合っているように思える。


「基地の司令官でマズルという魔人に話をしてある。まあ魔人の誰に言っても通じるようになっているはずだ」


「さすがです」


部屋には俺とモーリス先生、トラメル、ローウェルの4人がいた。ドアの外には護衛としてついて来た、シャーミリアとファントムがいる。目の前には冷めた紅茶が4つ並んでいた。


「あたたかいお茶を」


トラメルが言う。


「いや、先を急ぐ。せっかくのおもてなしだが、今は時間が惜しい。用件が済んだらまた来るよ」


俺がそう言うと、トラメルはどことなく悲しそうな表情を浮かべたような気がした。きっと俺達が前線に行くのを心配してくれているのだろう。


「はいラウル様…ラウル様は必ず戻って来られますよね?」


トラメルの目が潤んでいる。


「もちろんだ。俺はこの国で育った。この地の土を踏むまでは死なない」


「わかりました。それでは御武運をお祈り申し上げます」


トラメルの言葉に力が湧いてくるような気がした。ラシュタルのティファラやルブレスト、ユークリットのハリスやマーカス、バルギウスのジークレストや、ルタンのパトス町長から言葉をもらった時にも感じた高揚感だ。


「トラメル達も十分注意してくれ。だが敵の驚異に屈して人間の営みを崩しちゃダメだ」


「かしこまりました。ラウル様のご意思は最大限に尊重いたします」


俺達は直ぐにトラメル邸を出る。トラメルはとても優しい笑顔で俺達を送り出してくれた。悪役令嬢風の見た目はなりを潜め、まるで聖母が宿ったかのようなその表情は慈愛に満ちていた。


「ふむ。ラウルよ」


トラメル邸を出て、しばらくするとモーリス先生が声をかけて来た。


「どうしました?」


「ありゃ、おまえを好いておるぞ」


ブッ!


何を言い出すのかと思えば、モーリス先生が素っ頓狂な事を言いだした。


「いやいや!なんでそうなるんです?」


「相変わらず、そういう事だけにはどんくさいのう。いつもの鬼神の如き采配が嘘のようじゃ」


「先生の想い過ごしだと思いますが?」


「まあお互い立場もあるでのう、どうなるという事でもないがの」


「もちろん何もなりません!」


「ふぉっふぉっふぉっ、ラウルはまだ若い。これからどうなるかなんてわからんのじゃ」


「からかわないで下さいよ」


「まあよい」


「お言葉ですが」


俺達の会話にシャーミリアが口を挟んだ。なんか余計な事を言いそうな気がする。


「なんじゃの?」


「ご主人様は魔人の王になるべきお方です。もしトラメル伯が側室で嫁ぐとおっしゃるなら、常にお側に寄り添っていただかねばなりません」


「ミリア!だから彼女は俺に嫁がないって!」


「申し訳ございません。トラメル伯とお話されている時のご主人様の体温が上がっておりましたので、お気持ちがおありになるのだと勘違いをしました。お許しください」


「ふぉっふぉっふぉっ!ほれ!シャーミリア嬢に隠し事は出来んのだぞ!」


「な、ななな、何を!そんなことはありません」


「なにを顔を真っ赤にして慌てておるのじゃ?冗談じゃ」


なんじゃ!うちのおじいちゃんはいつからこんなに意地悪になった?


「恩師様。ご主人様を困らせるのは、このくらいにしていただきたいです」


「怖いのう…ふむ…そういえばここにもおったか」


「恩師様!何をおっしゃいます!私奴はかような大それたことを考えたことなどございません!」


今度はシャーミリアが慌てている。


「シャーミリア。落ち着け」


「そ、はい。申し訳ございませんでした」


そう言いながら俺も落ち着いていないけど。


フラスリア郊外に出てしばらくの所に、エミル達がヘイローで待機していた。兵士達を下ろして食事をとらせていたようで、フラスリア魔人基地から来たゴブリンやダークエルフ達が炊き出しをしていた。炊き出しと言っても、大量の魔獣の肉を焼いてふるまっているだけだが。


「おかえり」


「エミル待たせたな。じゃあ前線基地に行く前に、俺はここまでの視察内容を踏まえて全域に念話を飛ばす」


「かなり魔力を消費するよな?」


「いや、ヘリの中で寝たおかげでだいぶ戻っているよ」


「そうか、無理すんなよ」


「ああ」


エミルのささやかな気遣いも今はありがたい。


「ラウル様!」


そこに炊き出しをしていたカトリーヌがやってくる。さっきのモーリス先生とシャーミリアとの話があったので、何故か後ろめたく感じてしまう。もちろん後ろめたい事なんてまったくないし、トラメルに対して特別な感情なんてないのだから問題ない。


「ただいま」


「辺境伯はいかがでした」


「元気そうだったよ」


「なによりです。貴族の血を途切れさせない為にも、伯には元気でいていただかないと。戦時ではありますが、お世継ぎの事なども考えていただきたいですわ」


ぎっくぅ!さっきのモーリス先生とシャーミリアの話を聞いたような…


《いえ。ご主人様、カトリーヌ様は御存じではありません》


《だよな!てか、俺にやましいことなんてないしな!》


「ふぉっふぉっふぉっ!そう言えば、カトリーヌも同じ立場ではないか!」


モーリス先生が豪快に笑いながら言う。微妙な空気が流れ、カトリーヌの顔が真っ赤になっていく。自分にブーメランで帰ってくるとは思っていなかったようだ。シャーミリアも微妙な顔で先生を見ている。


「せ、先生!そんな!そんなこと!ま、まだ私には!そもそも婚姻の!」


カトリーヌが言葉に詰まってしまった。


「カトリーヌ様。焦らずともゆっくり育んでいただければと」


シャーミリアがゆったりとした口調で言う。テンパっていたカトリーヌは落ち着きを取り戻し、ほっと息を吐いた。こういう時は女性同士の方が気持ちがわかるようだ。


「そうですね。戦地に向かう前の段階で、話す事では無かったかもしれません」


そうそう!それ以上言うとね。戦場から帰ったら…とか、死亡フラグとも呼ばれているからね。言葉は慎重に選ぼうね。


「ラウルは幸せそうだな」


エミルが白々しく言う。


「お前だって」


「はは…」


既にケイナに尻に敷かれているエミルは乾いた笑いを浮かべた。


「じゃあ、俺は北の大陸全土に念話を飛ばすから。もしかしたらまた寝るかもしれない」


俺は気持ちを切り替えてエミルに言う。


「了解だ。俺は代わりにファートリア前線基地への出発の準備をしておくよ」


「たのむ」


「ではわしらも手伝うとするかの」


「はい」


エミル、モーリス先生、カトリーヌがみんなの下へと歩いて行った。俺とシャーミリアとファントムが残る。


「あの…ご主人様」


「どうした?」


「さきほどのアレ、あれはお気になさらないでいただきたく…」


「大丈夫。ただお前は未来永劫、俺に付き従うという約束がある。それだけは忘れてくれるな」


「ありがたき幸せ」


シャーミリアが膝をついて俺に頭を下げた。


「よっしゃ!じゃあ始めるか!」


俺は直ぐに念話を繋ぐのだった。


バルギウスに派兵したミノタウロスのタロス、ユークリットにいるダークエルフのウルド、シュラーデンにいるライカンのマーグ、ラシュタルにいるオーガのザラム、ルタンにいるダークエルフのダラムバ、第一防衛基地にいるオークのガンプ、サナリアにいるライカンのジーグ、グラドラムにいるミノタウロスのブロス、そしてフラスリア基地にいるスプリガンのマズル。


以上面子と俺でリモート会議を始めるのだった。シャーミリアが俺の補佐として混ざっている。


《あー、各拠点の司令官に告ぐ》


《《《《《《《《《《は!》》》》》》》》》》


全員が答えた。どうやらある程度能力のある者であれば、未進化でも俺の声を取られられるようになってきている。恐らくは俺が何度も進化して強化され、あの砂漠での空母落としでダメ出しをしたからだと思う。こちらから発する念が強くて、受信側が弱くても聞き取れるのだった。間違いなくデータベースバージョンが上がったおかげだ。


《視察した結果、皆が人間達との関係性を築き上げており、さらに軍備の増強も順調だった》


《《《《《《《《《《ありがとうございます!》》》》》》》》》》


《これまでの状況だが、おおよその所は分かっていると思う。だがここに来て北の大陸にデモンが出現するという事案が発生した。西の山脈の魔法陣から出現したと証言は取れているが、いつどこから現れても不思議ではないという事だ。大陸は広いからな、さすがにしらみつぶしに陸地を全て探す事は困難だろう。山脈や洞窟などの怪しい場所を全て探索したとしても、水の中や地中などに無いとも限らない。そこでだ、各基地に対しグラドラムより増援を出す事にする。ブロスはその旨どう思う?》


俺は本拠地のグラドラムに滞在している、元の魔人軍ミノタウロスの副長であるブロスに尋ねる。


《は!ゴブリンとオークはかなり増えておりますので、派兵する事は可能だと思います。ですが出兵した進化組のような力はございません。訓練は積ませておりますが、恐らくは直属の方々の足元にも及ばないかと》


《まあそれは仕方がない、とにかく調査隊の数が必要なんだ。しらみつぶしに魔法陣を探すにはそれしかない》


《は!》


《あとはデイジーさんの特製鏡面薬とエリクサー、ポーションが大量に必要だ》


《それは問題ございません。既に流れ作業による大量生産体制が整っているようです。まったく…あの人間達とバルムスの能力には驚かされます》


まったくだ…ミーシャは大丈夫だろうか?


《了解だ。それを大陸全土の基地に輸送するように》


《かしこまりました》


《そして西側の、タロス、ウルド、マーグ》


《《《は!》》》


《今回デモンが出てきたのは西側だ。第一の防波堤になるのは西側の基地になる可能性が高い。優先的に調査する事は可能だろうか?どうだタロス》


《山脈深くは2次進化を経たダークエルフが適任かと。彼らは自然を利用した戦いが得意です》


《なるほど、他の者はどう思う?》


《タロスの意見におおむね賛成ですが、今のシュラーデンには進化ダークエルフが少ないです》


マーグが言う。


《なるほどな》


《ウルドの所はどうだっけ?》


《数はおります》


《なるほど、ならウルドはマーグの所にダークエルフを派兵しろ》


《は!》


《あとは全体的に数を増やすつもりだが、これについてはどうだ?》


《バルギウスは助かりますな。そもそもの絶対数が少ないですから》


《ユークリットは?》


《先ほども申しましたが、数はおりますので不要です。ですが補充していただけるのであれば、他の基地への進化魔人の増援が出来るかと思われます》


《ならユークリットを中心に増援部隊を送る。グラドラムは防衛に必要な人数を残し全て派兵しろ》


《かしこまりました》


ブロスが答える。


《タロスとウルドとマーグは連携して、バルギウス、ユークリット、シュラーデンを繋げた西側に、一気に防衛線をはるんだ。中継所を設置して網をはり敵の侵入を警戒しろ》


《《《は!》》》


《そしてブロス。グラドラムにメリュージュさんはまだいるか?》


《おります》


《彼女に防衛をお願いしてもらえるかな?》


《わかりました。イオナ様とはだいぶ意気投合されておりますから、快く引き受けてくださると思います》


《よろしくたのむ。グラドラムは要塞化しているので一番守りやすいとはいえ、魔人が少なくなり手薄になれば安全とは言えない。だがメリュージュさんがいれば問題ないと思う、さらに本当の危機だと思った時は迷わずルゼミア王を呼べ》


《は!》


でっかい龍と俺のお母さんがマブダチになっている。なんか不思議…まあ俺とオージェも仲がいいからそんなもんか。そこにあの魔王が来ればグラドラムの守りは完璧だ。


《ラシュタルは恐らく一番攻められにくい場所にある。そして人間との混合軍隊がとてもいい動きを見せていた。ルブレストに信頼できる人間を選出してもらい、俺の武器の使い方を伝授しろ》


《かしこまりました。すぐにルブレストと会談をもちましょう》


《そうしてくれ。さらに魔人基地で働きたいものがいれば歓迎すると伝えろ》


《は!》


《人間でも召喚武器を使えばかなりの戦力になるのは、マリアが実証しているからな。資質の高い者は重点的に育成してくれ》


《わかりました》


ルブレストが銃を撃つ様は想像できないが、剣の達人が銃で戦ったらどうなるのか非常に気になる所だ。あんがい新しいもの好きだったし、相性はいいのかもしれない。


《ダラムバはルタンの洗脳兵を徹底的にしごけ。そしてそこでも資質のある者はルタン魔人基地に送れ》


《かしこまりました》


《ガンプはその人間達を更に鍛え上げろ。人間も差別なくやってくれよ!》


《もちろんでございます》


《ただ、壊すなよ。人間は脆いという事を覚えておいてくれ》


《重々承知しております。ご安心ください》


まあ立地からしても、第一防衛基地のルタン基地まで敵が侵入してくる事は無いとみていい。ルタン基地をメインに各拠点への兵の配分を行えばいいだろう。


《あとはサナリアのジーグとフラスリアのマズル、そしてウルド。サナリアを拠点に、西のユークリット王都と東のフラスリアへ向かって防衛線をひけ》


《《《は!》》》


《まあ南にはファートリア神聖国の西部基地がある。そこを突破してくる事は無いと見て良いがな。その先には二カルス大森林、そしてその先には俺の直轄の部隊と龍神がいるからな。ユークリットからフラスリアの線はそこまで強化する必要はないだろう》


《ラウル様》


《なんだタロス》


バルギウスのタロスが質問してくる。


《バルギウスの騎士が協力を申し出てきておりますが、いかがなさいましょう?》


《うーん。また敵に魅了で乗っ取られても厄介なんだよな。なら前線部隊への補給物資、主に食料を運んでもらうようにしようか。もちろん魔人との混合部隊でだ》


《かしこまりました》


確かに数十万の騎士を遊ばせてるのはもったいない。タロスの意見を尊重しよう。


《ラウル様》


《なんだダラムバ》


《ルタンの人間兵はそのままですか?》


《そこの兵は今後いろいろと使い道があるんだよ。無駄遣いしないようにお願いしたい》


《かしこまりました》


《大まかの方針は以上だ。防衛と人間の保護を最優先に、あとは各自の判断に任せる。とにかく横の連携を大事にして協力し合ってくれ》


《《《《《《《《《《は!》》》》》》》》》》


《あとこれは頼んでいいのか分からないんだが、グラドラムのブロスには調整してほしい事がある》


《なんでございましょう?》


《増やせる魔人はとにかく大量に増やしたいんだが》


《なるほど。しかしながらラウル様、自然増殖以外で何をしたら…》


そりゃそうだ。急に子供をたくさん増やせと言われても、魔人達は繁殖力の高い者と低い者がいる。ダークエルフやミノタウロス、竜人、スプリガンなどは滅多に子供が出来ないらしい。オーガとライカンは人間並みで、ゴブリンとオークはかなりのスピードで増えるとの事だった。


《よろしいですか?》


アナミスが話に入る。


《なんだ?》


《そのことであれば、デイジーの媚薬がサキュバス並だと聞いた事がございます》


ほう。


《ですので、魔人街にて媚薬のお香を焚いてはいかがでしょう》


《えっと。ブロス、それは可能かな》


《人間も住んでおりますので、区画を変えて一部で使用すれば》


《では特に子作りを希望する魔人をある区画に住まわせて、そこで子作りをしてもらおう。子は魔人国の宝だ、俺達魔人は人間より圧倒的に少ないからな。3人以上子供を作った物は、率先して要望を聞くように。前線に出たいという者がいたら大歓迎だ》


《かしこまりました。それでは子供増加計画を推進します》


《頼んだ。他にあるか?》


それぞれに無いと意思表示してくる。ひとまずはこれで進めてよさそうだ。


《では会議は以上だ。魔人国は各員がその義務を尽くすことを期待する!何かあればすぐに俺に連絡するように!》


《《《《《《《《《《は!》》》》》》》》》


リモート会議を終えて念話を切ると、かなり魔力が消費している事がわかる。広範囲の多連結念話は魔力の消費量が高いらしい。だが緊急の案件だったので必要だった。


「ミリア。俺をヘイローに乗せてくれ」


「またご無理を…」


「皆が乗ったら出発だ、引き続きマキーナと航空機の護衛を頼む」


「かしこまりました、ヘリにはかすり傷一つ、つけさせることはありません」


「頼もしいな…」


フワリとシャーミリアが俺を抱きとめる。


これからファートリアか…向こうに行ったら行ったでやる事満載だ。なかなかのブラック労働だが今が正念場だろう。これをしっかりやっておかないと前線が孤立してしまう事もあるからな。


俺は再びそっと目を瞑るのだった。

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