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転生令嬢の異世界愛され生活〜ご褒美転生〜  作者: 翡翠
第三章 フォード学園に入学しました 〜カレン13歳〜
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6

 現在、時計の針は朝の四時を指している。

 初めての友達であるリンと、一緒に登校する約束をしたのが昨日のこと。

 いつもより早目に就寝したのがいけなかったのか、こんな早い時間に目覚めてしまった。

 もう少し眠ろうとしたが、全く眠れず。

 今日の支度は昨日のうちに全て終わらせているので、約束の時間までにすることといえば。


 ①顔を洗って歯磨き

 ②着替えと整髪を済ませる(マリアがしてくれる)

 ③朝食を頂く

 ④歯磨き


 以上。

 一時間もあれば済んでしまう。

 仕方なく、本でも読んでマリアが呼びに来るのを待つことに。


 七時丁度にマリアが起こしにきたが、ベッドの上で上半身を起こし本を読んでいる姿を見て、ずっと眠れないでいたのか心配掛けてしまったようだった。


「カレン様、眠れませんでしたか?」

「いえ、ちゃんと眠りましたよ? 昨日早くに眠りに就いたので、そのぶん早くに目覚めてしまったの」


 ベッドから出て、顔を洗うために洗面所へ向かう。

 次々支度を済ませ、テーブルについてマリアが作ってくれた朝食を頂く。

 今日の朝食は魚の西京焼きと玉子焼、ほうれん草の胡麻和えと具沢山の味噌汁。

 この学園には食堂があるが、メニューには和食がないため、正直在学中の和食は諦めていたのだ。

 ところが昨日の晩御飯で豪華な和食が食卓を彩り、驚いてマリアに聞いたところ、何と一年ほど前から料理長に和食を習っていたとのこと。

 マリアは本当に優秀な侍女だ。

 美味しく朝食を頂き、歯磨きを済ませると時間は七時五十分になっていた。

 今出るのは少し早すぎるので、あと五分したら出ることにする。

 出掛けるまでの五分間、アルをモフモフ堪能した。


「行って参ります」


 マリアとアルに挨拶し、鞄を片手にロビーへと向かう。

 エレベーター代わりの魔法陣の中央に立ち一階のロビーを思い浮かべると、あっという間に一階に到着。

 ロビーに沢山あるソファーのうちの一つに腰掛け、リンを待つ。

 とても緊張して、喉から心臓が出てくるのではないかと思うほど、心臓がドキドキしている。

 とりあえず気持ちを落ち着かせるために深呼吸を繰り返してみたけれど、あまり効果はないようだ。

 そんなことをしていると、魔法陣にリンの姿が見えた。

 それほど待っていたわけではないのに待ち時間が一時間にも二時間にも感じられたのは、カレンが緊張し過ぎていたからなのだろう。

 走り寄りたいところだけれど、淑女としてそれは褒められたものではないので、はやる気持ちを抑えてリンの元へ向かう。


「おはようございますっ!」

「おはよう、カレン」


 リンと挨拶を交わし、二人並んで登校する。

 なぜだかリンが笑っているが、本人が「何でもない」と言うので気にしないことにした。

短めなので、もう一話アップします(*・ω・)ノ

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