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足跡まみれの異世界で  作者: 馬込巣立@Vtuber
第十三章 特別強化合宿編

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第二十六話 嵐

 自ら望んで“ヨルムンガンド”に搭乗したペストマスクの集団が、瞬き一つの合間に三十四十の魔力弾を飛ばしてくる。

“ヘクトルの座”フェルディナント・グルントマンを真っ向から敵に回すというのはそういう事だ。必ずしも彼一人を相手取るというわけではない。


「どうした我らが宿敵よ!」


 だからと魔力弾に対する防御ばかり考えて【コットンフィールド】の展開に気を取られていると、今度はフェルディナント本人がサーベル片手に回り込む。


「よもやここに来て策の一つも無いとは言うまい! 吾輩は決して油断などしてやらんぞ!」


 こちらも言葉に含められた文字数の八倍近い斬撃を挑発しながら繰り出すものだから、圭介としては気が気でなかった。


 盾として前方に出した“アクチュアリティトレイター”が剣一本による連続攻撃で押されるとほぼ同時、剥き出しになった側頭部を黒い革靴が蹴り抜く。


「ごっは、ち、くっしょう!」


 それで意識を失わずにいられたのは奇跡でしかない。すかさず突っ込んでくる装甲列車は【アロガントロビン】による加速で回避し、同時に【ベッドルーム】で位置を特定したフェルディナントへと接敵する。

 彼は自らのグリモアーツでもある“ヨルムンガンド”から離れていた。だからこそ圭介も好機を逃すまいと【サンダーボルト】を放つ。


「何をその程度!」


 雷撃の槍が穂先を向けて飛来するのをフェルディナントはしっかり目視し、不条理な事に見てから回避してみせる。

 が、圭介もそれを見越して【サンダーボルト】にあまり力を入れ過ぎず、すぐに体勢を整えて再度追跡。これによりようやく追いつけた。


 この距離ならばフェルディナントを巻き込みかねない魔力弾を味方の彼らは撃ってこないはず。


 そう、考えてからすぐに銃声が幾度も響いた。


「んがッ!」


 音より先に光が届いたため今回は“アクチュアリティトレイター”による防御が間に合ったものの、彼に接敵すれば射撃部隊を牽制できるという企みは脆くも崩れ去った。

 思えば恐るべき速度を維持しながら軌道を反対方向へ捻じ曲げられるような魔力弾である。主を巻き込まず敵だけを貫くなど呼吸と変わらぬ作業だろう。


(じゃあ、撃ってくる連中を対処するべきだ!)


 急ぎ魔力弾が飛来した方向へと意識を向け、フェルディナントと変わらぬ速度で列車の眼下へと急降下した。


「ほう!」


 感心した様子のフェルディナントの声を尻目にざらついた岩肌へと着地し、舞い上がる砂埃を【エアロキネシス】で即席の煙幕とする。

 案の定、圭介が立っている付近の地面に無数の魔力弾が撃ち込まれた。そこから徐々に自身へと近づく着弾音を聴きつつ“ヨルムンガンド”が形成する巨大なとぐろの中心へと飛ぶ。


「うわっ!」

「おおお!?」

「【水よ来たれ】【滞留せよ】!」


 眼前に飛び出した圭介の姿に動揺する狙撃手一同のうち、何人かを狙ってクロネッカーによる水の刃で横薙ぎの斬撃を放った。


 戦闘においては素人だったらしい数人が【ハイドロキネシス】による水の刃の餌食となり、体から血を迸らせて悲鳴を上げる。

 当然、圭介としては気分が悪い。しかしだからと引き返せる状況でもない。


「こちとら覚悟決めてきてんだよクソが!」


 渦巻く車両の中心にいる圭介へ魔力弾の弾幕が襲いかかる。

 同士討ちの可能性など微塵も配慮されておらず、また実際にそのような事態にならないであろうことは圭介も弁えていた。


 予想が外れていなければ。


 フェルディナントの魔術は加速などではない。


 少なくとも加速一辺倒だとすれば、先の自在に軌道を変化させる魔力弾について説明がつかない。そして彼が具体的にいかなる魔術を使用しているのか、圭介は察しつつあった。


「んで後ろォ!」

「むっ!」


 背後に向けて【アロガントロビン】による加速も加えた回し蹴りを繰り出すと、サーベルを振りかざして接近していたフェルディナントが側頭部に向かっていた圭介のつま先を腕で受け止める。

 つくづくこの戦闘において距離は安全を保障しない。索敵によって敵がどの方向にいるかを常に確認しなければ、次の瞬間には首が飛んでいるだろう。


 同時に今、蹴りを受け止められた感触にようやく圭介は確信する。


「やっぱり、向きか……!」

「ご名答!」


 黒いマントを黄昏に翻して宙に浮かぶ怪人が肯定した。


 フェルディナントは魔術によってあらゆる事象の方向に干渉している。

 魔力弾の方向を調整できたのもその関係に違いない。


 それを前提とすると多少わかりにくいが、目で追えないほどの加速は確かに応用の範疇で実現可能だ。ダグラスと同様に空気抵抗を外側に向けて吹き飛ばしながら移動したのだろう。


 加えて彼の場合、重力や圧力もまとめて対象とすることができるため実現される速度は理論上質量を持った物体が実現できる最速のスピードとなるはずだ。

 結果として実現されるのは、念動力魔術を三つも複合した圭介がようやく追いつけるほどの高速移動である。


 ただ、それだけの情報を処理しながら細かな動作を行使するとなると人間にできる御業とは思えない。

 圭介とて【アロガントロビン】で加速している間は周囲の景色が見えなくなるため、索敵で大雑把に状況判断をしているのだ。増してや自分自身でもない魔力弾の速度を上昇させるために応用しながら弾道まで操作するなど普通は不可能である。


 やはり彼も[十三絵札]の一人であるが故に、改造された機械の体で複雑な演算処理を実現しているのだろう。


「よくぞ我が魔術を見破った。なればここからは隠す必要もなかろう」


 二人の頭上でうねり続けていた“ヨルムンガンド”が、突如加速して周囲を縦横無尽に走り回った。


「あ……?」


 何を意図しているのかわからない圭介は呆気に取られたが、そのまま放置したとして不利にこそなれど有利にはならないと理解する。


 理解して、それでも間に合わなかった。

 気づけば周囲の地形が変わっている。岩山も森林も、掘削されて陥没してその姿を醜く歪められていく。


「有益な情報を与えよう。吾輩が会得している魔術は単純な二つのみ」


 砕けた山の破片、土が、岩が、草が、木々が、鳥や虫といった生物までもが、宙を舞う。

 そしてそれら全てが一度大きく跳ね上がってから、空中で静止した。


「一つは先に見せた魔力弾。先端を多少鋭利にはしたものの、それ以外は手を加えておらん」


 止まったと思った直後。


 全てが圭介とフェルディナントを大きく囲むように回転し、轟々と巻き起こる嵐によってドーム状の牢獄を形成する。

 それらが当たって砕けた部分もまた、山を削って形成された大きな流れに加わっていく。


 気づけば自然環境を形成していた数多の要素が空中で渦を巻き、空すら覆い尽くしていた。


「もう一つは第六魔術位階【アローヘッド】。物体がどのように動くかを簡単に決めるという、まあ一応は念動力魔術の分野に入るか」


 その間も“ヨルムンガンド”から放たれる魔力弾が嵐に加わって、焦げ茶色に染まった景色に砥粉色の彩りを加える。


「街中で空中に静止した道路標識など見たことがあるだろう。あれに使用されている程度の、誰でも使える一般的な魔術だ。貴様のように何でもかんでも操れるほど万能とは到底言えん、が」


 今、視界に入っているそれら全てが圭介を攻撃するための手段。


「力の向きを操る魔術も極めればこうなる。加速に曲折、衝撃の分散、数ある応用大いに結構。しかし真髄は、[十三絵札]として実現し得る理想は、これにこそあるのだよ」


 大袈裟に言えば、フェルディナントの語る真髄とは世界を破壊して武器へと変える行為に他ならない。


 言い方を変えるなら。

 相手から全てを奪う、とも表現できよう。


「火でも水でも風でも雷でも、好きなものを使って戦え。吾輩は貴様がこれまで過ごしてきたこの世界を鉄槌として貴様に叩きつける」


 全方位から山がそのまま飛来する、とも言える大規模な攻撃。これが“ヘクトルの座”フェルディナント・グルントマンの全力なのだ。

 なるほど普通に考えれば単体で挑める敵ではない。複数の戦力を束ねてルドラと戦っていたあの頃の自分は正しかったと圭介は痛感した。


 そう、あの頃は。

 まだ複合術式を知らず、ダンジョン攻略を通していくつものヒントを得ていなかった頃の圭介なら、きっと一人で立ち向かうなどできなかった。


「……こちとらいつまでも未熟なガキじゃないんだ」

「何?」


 恐れはあれど臆することなく“アクチュアリティトレイター”を構え、同時にクロネッカーが形成していた水の刃を解除する。


「なあ、フェルディナント」

「どうした東郷圭介よ。死ぬまでの雑談なら多少は付き合ってやれるが」

「なんで怪盗になんてなったのさ? お前ら[デクレアラーズ]って犯罪者を選んで殺してるような連中なのに、泥棒が味方にいるのっておかしいでしょ」

「ふむ」


 そんなことが気になったのは、まだ甘さが捨てきれていないからだろう。


 これから殺す相手だ。死んでしまえば何も聞き出せない。

 どうせあちらはアイリスから圭介について根掘り葉掘り聞いているのだから、ここで少しはフェアに相手の話を聞いておこうと思ったまで。


 事ここに及んでも、圭介はこの戦いに寂寥感を覚えていた。

 それを知ってか知らずか、目の前の怪人は淡々と自らを語る。


「身も蓋もない話をするなら思想とは別に残された手癖に過ぎんよ。吾輩が生まれた国と時代では貧富の格差が残酷なまでに広がっていてな。前の世界では幾度も盗みを働いた」

「名前的にドイツ人だよね。そんなんだっけ、あの国」

「今の情勢については明るくないので何とも言えん。若き日の吾輩が見てきたのはビスマルク時代からヴィルヘルム時代へと移り変わっていた時期だ。誕生日は一八七四年の一一月二五日だったと記憶している」


 ドイツにおけるビスマルク時代やヴィルヘルム時代とやらがいかなる時代だったか、真面目に世界史を学んでこなかった圭介は知らない。

 知らないが、厳しい時代だったのだろう。そして彼は富裕層に生まれたわけではなかったのだ。


「当時のドイツは経済発展こそ目覚ましいものがあったものの、恩恵を受けられる立場にいるのはやはり貴族か資本家ばかりでな。吾輩などは生きていくために盗みを働くしかなかったのだが、まあ、そんなものは長続きしない」


 聞けば聞くほど自分の中から殺意や敵意が抜けていくのを感じる。


 それでも圭介の手は力を緩めない。


「相棒であり親友と思っていた幼馴染の男に通報という形で裏切られ、病弱な母と幼かった妹はそれ以来見ていない。恐らく母はベッドの上で孤独に死に、他に生きる手段を知らない妹は春を売るしかなかっただろう。実際にどうなったか確かめる術は手近にあれど、何だ、怖くてな」


 仮面越しでもわかるのは、彼が少し恥ずかしそうにはにかんだ笑みを浮かべたということ。


「ただ今にして思えば、あの男にはあの男なりに理由があったに違いない。吾輩と同様、貧しい暮らしに喘いでいた身なれば」


 声を聞いてもわからないのは、殺意も敵意も抜けていく中でそれでも残る強い戦意があること。


「そしてこの世界の構造こそが大規模にして残酷な機械仕掛けなのだと吾輩なりに気づいた時、吾輩はその巨大な機械から脱却して此処に立っていた。我らが道化とともに機械(せかい)をいじってやろうと決めた吾輩は、この衣装に身を包んだ」


 この戦いで圭介は彼を殺す。

 負けるなどとは考えない。これまで得た無数の経験が、この戦いを負けると断ずるべきではないと告げてくれているから。


 その覚悟が、不思議と彼の話を聞く中で固められていくのを感じた。


「これが陳腐にしてつまらん凡夫、フェルディナント・グルントマンである。さて吾輩からも一つ問おうか」

「何でも知られてるものだと思ってたけどな。何を聞きたいってんだ」

「貴様は我ら[デクレアラーズ]と戦おうとしている。それは何故だ」


 何故って、と反論しようとして、黙った。

 まだ話が続くと悟ったためである。フェルディナントの問いかけは終わっていない。


「吾輩はこれまで幾度も幾度も盗みを働いてきた。だがこの世界において“ヘクトルの座”として盗んだものは、我欲を満たすためのそれではない。騎士団に改竄される前の証拠書類や悪徳企業の二重帳簿など、権力者どもの汚らわしい罪を示すものに過ぎん」


 間違いなくそれで救われてきた人はいたのだろう。

 事実として“ヨルムンガンド”にはこの世界で生まれ育ってきた何人もの協力者が乗っていたのだから。


 凡夫を名乗りながら悪を駆逐し無辜の人々を救済してきた大怪盗は、純粋な疑問を問いかける。


「それを阻む理由は何だ。まさか悪党どもを庇うわけでもあるまい」

「……正直、僕だって悪者が死ぬ話とか聞いてざまあみろって思うことはあるよ」


 これから手にかける相手、それも真摯に問いかけてきた遥かに年上の大人だ。

 飾る必要も隠す必要もない。圭介は無意識にかけていた心の枷を外して、本音を語ると決めた。


「君がしてきたのは立派な事だとも思う。でも[デクレアラーズ]は盗むだけで済まさないで、殺すんだ。悪人を」

「創作なら許されて、現実ならば許されないと? その違いは何だ。現実の悪党を駆逐せねば現実に生きる者は救われんぞ」

「現実に死んだら人間そこまでだからだよ。やり直せねーじゃん」


 身勝手に流れそうになる涙を抑えて眉間に力を込める。


「僕さ、今までクソみたいな大人を何人か見てきたよ。その中にはヤクザもいれば偉い人もいて、その真ん中くらいで仕事してる人もいた。けど殺すのだけはダメなんだ、どうしても」

「それこそわからん。更生の余地などありもしない悪党とているだろう」

「んなこたわかんないよ、僕には。どうしたって考えちゃうんだ」


 カレンの言っていた、カレンとは異なる思想と理念。それが圭介の中にあればこそ、彼は[デクレアラーズ]を認められない。


 根底にあるのは。


「あんな奴らでも、もしかしたらやり直せるかもしれない。普通に学校行ったり仕事したりして、優しい誰かと結婚して子供も作るかもしれない。いつかは僕とだって飯食いながら、あの頃はひどかったなって笑い合えるかもしれない。もう二度と悪いことなんてしなくなるかもしれない。可能性が無いなんて言い切れない」


 圭介の中にある、悪を滅すという考えに対する反発の要因は。


「別に他人の良いとこ信じてるんじゃないんだよ。本当に悪い奴が悪いままで終わるのかを疑ってるんだ。だって、もしもやり直せるんだとしたら……少しのきっかけで変われるのに、他人がそれ諦めて殺して終わらせちゃったりしたら……」


 今、敵を殺してでも敵が他人を殺すのを止めようとする二律背反の原因は。




「それはさあ。かわいそうじゃん」




 想像力。


 ある点では豊かながらもある点において欠如していると言える、見えない未来があればこそ下せる判断。

「更生の余地など無い」と言えない自分を論拠として、彼は悪党を殺して幕引きとすることに忌避感を抱く。


 そのために[デクレアラーズ]と敵対し、本心では殺したくもないフェルディナントをこれから殺すと決意する。

 グリモアーツ“アクチュアリティトレイター”の柄を握る手は、結局強く握りしめられたままだった。


「……それが貴様の答えか」

「ごめん。でも僕はここだけどうしても変われない。だからもう一度宣言させてもらうね」


 瞬間、“アクチュアリティトレイター”から膨大な量の燐光が、周囲の温度を上昇させるほどの熱を伴って迸る。

 光の色は鶸色を基調としながらも白光りしており、凝集された魔力の密度を示していた。


「君と君が呼んだ味方。全員殺すよ」


 言うと同時、フェルディナントが圭介から大きく離れた。


 戦闘における状況判断ではなさそうだった。熱と光を受けて全身に流れた危険信号に従ったまでだろう。火花に触れて体が飛び跳ねるのと理屈は変わらない。


 圭介も彼がそのような挙動を見せたからと笑うつもりなどなかった。

 何度も困難を乗り越えてきた彼だからこそ、他人がこの魔術を見て恐怖を抱くのは理解できる。


 本来であれば人に向けるべき魔術ではないのだから。


「貴様、それは……!」

「さっきダンジョンのボス部屋の天井ぶち破った時にも使ったけどね。あれで威力は控えめだった」


 山の残骸が渦巻く嵐を【ベッドルーム】で感じ取りながら、それでも圭介は自らの勝利を疑わない。


「どれだけぶっ壊せるか僕にもちゃんと把握できてない。だから来るなら全力で来なよフェルディナント」


 山々を削って嵐に巻き込む男を前にしながら冷静でいられたのは、この程度で自分を止められるはずがないと確信しているから。

 理解できたらしいフェルディナントがここに来てついに震え出した。


「それほどの……! それほどの威力となれば、なるほど、囲んで押し潰す方法では分が悪いな!」


 彼の背後で“ヨルムンガンド”が先端部分を圭介に向けたまま空中にぴたりと留まり、今度は真っ直ぐに伸ばされた車両の周辺でかつて山だった物が渦を巻き始める。

 一度は空すら覆ったそれらで包み込まれた装甲列車は今や、さながら大地で形成された矢とも言える状態になって放たれる瞬間を待っているようだった。


「ここに我が全てを注いだ一矢を放とう! 受けるがいい東郷圭介、吾輩は貴様の中にあるであろう勝利の画図を奪ってみせる!」

「もう君に何も奪わせやしない! 勝つのは僕だ!」


 塔のように巨大な矢が空気抵抗も重力も何もかもを巻き込みながら動き始め、白く輝く光が一気に打ち上げ花火を想起させるほど肥大化する。


――陽は既に、地平線へと沈み込んでいた。

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