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【東方Project編】幻想悪神譚、突入

人類最終試練―――ラストエンブリオの1つ、“絶対悪”の化身。

“拝火教”神群が一柱―――魔王アジ=ダカーハ。

彼は“絶対悪”を背負う試練として、己の悪を貫き続けた。

魔王とは生まれ、打たれるまでが宿命、その宿命を背負い生きてきた。

しかし、この世界に彼を打ち倒す事の出来る英傑は現れること無く、人類を絶滅した。

そして彼は哀しそうに、この世界は終末論に辿り着く、と判断した。

終末論の1つでもある彼は世界の破滅の引き金を引いた。




『我が必殺の“覇者の光輪”で終わらせてやる·········ッ!!!』




終末論の引き金となる力を、炎熱として召喚したの“覇者の光輪”だ。

彼は“覇者の光輪”を、終末論の引き金を地に向かって引いた。

そして世界は眩い光と共に塵芥となった。

アジ=ダカーハも共に滅んだ―――いや、滅ぶはずだった。

しかし、アジ=ダカーハは何者かの力の介入により、別世界に飛ばされてしまった。

介入した力には覚えがあったが、それよりも飛ばされた事に驚愕していた。

そして、彼が飛ばされた先の世界は拒む力が生じること無く、彼を招き入れた。


―――そこは忘れられた者たちの世界 『幻想郷』―――

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