表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トランスポーターφ  作者: 相馬熊五郎
プロローグ
4/9

ゼロスキル


えー、なぜモンスターとかに発見されないかわかりました。


『ゼロスキル』と言うもののせいみたいです。


説明が…

『ゼロスキル』…あらゆるものを0に出来るスキル

        発動中 存在感0


存在感zero!?

なにそれ?俺認識されてねーの?


どおりでオオカミとかに俺、襲われないわー。

ラッキー!!そうとわかればこんな草むらから抜け出して町にむかうぜ!!

と一歩踏み出した時だった。


地面の感触がなく、一瞬の浮遊感の後、景色がブレタ。


「NOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」


どうやら進んだ先が段差になっていて勢いのまま転がっているようだ。

痛い痛い痛いいいいいいいいいいいいいいいい!!

坂はだいぶ長い様だった。

1分程転がり続けて何かにあたって止まった。


「いてて…。何にあたって止まったんだろ?」


パッと振り返ると巨大な緑の体の人型の


「オオオオオーーーーガががあがががが」


わたわたしながら逃げた。そらもう逃げた。

後で気づいたけど存在感0なんだから慌てなくてもいいし、オーガも気づいてなかった。


そんなこんなで森を何とか抜けてしばらく進むと町が見えてきた。


やったー!!町だーーーー!!!

初めての異世界人に会えるぞー!!


段々と近くなってくる町にテンションが上がって走りながら門の前に立っている人に声をかける。


「こんにちわー!!」


するとその人はこっちを向いて


「……ふぁあー、ねむ。」


と言った。


今俺存在感0じゃん!!




ゼロスキルで今透明人間みたいになっています。デフォルトで存在感0になっているのではなく穣助がドラゴンと遭遇時に「存在感0になーれ!!んで見つからないで!!お願い!!」と叫んだから発動してます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ