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ZERO:犯罪物理学者  作者: ZERO
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ZERO:犯罪物理学者【最終章】地球が絶滅する日

人類は6億5000万年の歴史で7度目の絶滅を迎えた

氷河期によって、すべての原子力エネルギーが稼動を停止し、人々は氷ついた。

1度の発電、1度車のエンジンをかけるだけで沸点が2億度にも上る水素技術

つまり、1度の稼動で2億人の酸素と水を奪い続けた結果、地球は砂漠と化した。

太陽は爆発を繰り返し、急激にエネルギーを落とし地球は氷河期を迎えた

あらゆる物質が凍りの世界に閉じ込められ、人々は氷の中に閉じ込められたまま

人類は氷点下-30度の世界に無防備だった。

すでに炎は20年前に消滅し、氷河期を回避できる技術、資源、知力は残されていなかった。

人類が6億5000万年の歴史で6度絶滅し、この絶滅で7度目を迎える事になった

地上に人類で始めて神の数式を解き放ったZEROは、その数学式を言葉にして

世界中の人々に伝え人類絶滅を回避しようと試みたが、悪魔に情報は制限され

その度毎にかき消されて行った。


ZEROは砂漠にたたずみ、自分の力のなさを嘆いた。

すでに70歳は超えていた。


氷河期は原子力を凍らせ稼動停止させた。

水素も凍りつき、その技術は無意味なものになっていた。

マヤ文明が高度な技術を誇り、絶滅して行った同じ道を人類が辿り、この最後の日を迎えた。

巨大なカプセルで非難した富裕層達も水と空気を確保する為に

お互いにお互いを危めた。そして数人だけがカプセルに留まっているが

その数人も1名になり、最後は幼虫に食べられる運命を変える事はできない。


ZEROは凍りつく体を眺めながら目を閉じた。

そして愛してくれた人を思い、美しかった思い出と共に天国へと向かった。

ありがとう。そしてさようなら

人類は温暖化になると世界中の学者が勘違いした為、氷河期の対策を何一つ行って来なかった。地球上から水と空気が水素技術によって消滅し、砂漠化し、最後には氷河期によって人類は7度目の絶滅を迎えた。

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