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物語の始まり始まり……

日本とは思えない風景が広がっている。田舎の山奥を連想させる人工物が一切ないここに、その姿がよく似合う服装をした者たちがいた。


「ここは?どこだ?」


「不知火2尉?よかった、気がつきましたか?」


「栗良陸曹、ここはどこだ?」


「分かりません、気がつくと、自分もここに倒れていました。現在、同じくここ一体に倒れていた隊員を呼び集め、部隊を再編成中であります」


「そうか、全員が揃ったら俺が現状報告をしよう」


数分後、普通科三個小隊、特科一個小隊、機甲科二個小隊、衛生科一個小隊、果ては航空科二個小隊までもがヘリコプターを乗り付けてやってきた。その数、計60名。


「ええっと、みんな知ってると思うが、ここは携帯は圏外、GPSすら通じない場所だ。航空科が周辺を探索してきたが、ここら一体にあった人工物は皆無」


一同がどよめく中、不知火は咳払いをして淡々に話した。


「どうやら俺たち、異世界に来ちまったらしい」


歓声が沸き起こったのは何故だろうか。

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