表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

10分間の短時間ゲームを3回繰り返したあと全員が給水休憩に入った。

 僕はたいして走ってなかったけど、ひとりグラウンドに残るのも嫌でみんなについって言った。

 日陰のコンクリートブロックに座っていると、誰か近づいてきて目の前で立ち止まった。

 凛とした声が降ってきた。

「駒野くんだよね。」

 顔を上げると、女子サッカー部の主将で、キャプテンで、部長の。とにかく女子サッカー部のエース、深見ゆりか《ふかみ ゆりか》さんがたっていた。

「次のミニゲーム対戦相手になってね。」

 スラリとした立ち姿は気品と風格がただよっていた。それほど身長は高くないようで160cmに届かないといったところだろう。引き締まった体型のせいか実際の身長以上に感じる。背まで伸びた真っ直ぐな黒髪を後ろで束ねてポニーテールにしている。

 僕が何も言わないものだから、慌てて深見さんは付け足した。

「石井先生に男子に対戦相手してもらえないか頼んだら駒野くん達紹介してくれたの。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ