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傍観者の戯れ言

作者: 辻伊温成

人が死んだのを

軽々しく軽視する奴等。

強者に媚へつらい

機嫌を伺いながら

のうのうと生きる弱者。

人は人に従い

人は人を捨て

人は人を殺す。

泣きわめき、叫び、

騒ぎ、犇めき、狂い、

人は生きていく。

人の視界は狭く、

人は自分で自分の

視界を潰す。

死ねば良いのに。

人は言う。

生きたい。

人は言う。

死にたい。

人は言う。

生きて。

人は言う。

嘘と真実は表裏一体。

嘘はやさしい真実。

真実はきびしい嘘。

嘘はきびしい真実。

真実はやさしい嘘。

激しく交差し合う思い。

それは怒りでも、

悲しみでも、

憎しみでも、

哀れみでも、

喜びでもない。

それらよりも

遥かに特別な不思議。

人は何の為に生きる?

人は何の為に死ぬ?

自問自答はできない。

答えを人は知らない。

知るために人は生きる。

死んでから人は気づく。

それが何であったのか。



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