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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エイリアン・ブラスター

作者:九詰文登
異星人の侵略に敗北した人類は、毎月彼らへの「献血」によって、かろうじて生かされていた。
建前は「共生」――しかしその実態は、敗者が支配者に飼われる屈辱そのものだった。

地下組織〈エイリアン・ハンター〉の新人狙撃手、ナギは、雪辱を果たすために銃を取る。
だが、どれほど弾丸を撃っても、相手の科学力の前では無力だった。仲間たちは次々に倒れ、絶望だけが残される。

その混乱の中、感情を込めて撃ったナギの一撃が世界を揺るがすこととなる。
その一撃が呼び込んだのは、一人の青年カイ。

異星人に飼われる鬱屈とした生活にうんざりしていたカイは、ある夜二筋の流星を目撃する。
あろうことかその流星の一つは自らの元に落ちてきた。

それこそナギの一撃によって、もたらされた人類反撃の火種。

人類が一度とて、手にしたことのない異星の拳銃。
それはカイの「世界を変えたい」という切実な願いと直結し、常識を越える力を発動する。

彼らは知る。
これはただの武器ではなく、持ち主の意志を拡張し、この世界のルールをねじ曲げる、禁忌の兵装だということ。

血で買われた平和に縋るか、誇りを賭けた戦いに身を投じるか。答えを選ぶ前に、彼らは最前線に立たされる。

“新兵”ナギは人類の剣、“無名の青年”カイは人類の盾として。

決死の基地防衛、天空を覆う戦艦の奪取、宙に咲く“新たな箱舟”。
二人の出会いが、絶望に沈む世界に反撃の火を灯す。

これは、逆襲の序章。まだ名もなき彼らが、未来を切り開く物語。
第一部 流星のかけら 序章 怒りの火種
第一部 流星のかけら 第一章 流星を撃った女
第一部 流星のかけら 第二章 流星を拾った男
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