クラン結成
ーーーオンリーユニークスキルオンラインをはじめます。
打ち上げでクランに誘われた後の初ログイン
[フレンドからメッセージが来ています。]
とシステム通知があったので確認してみると
サージからだった。
『クラン結成の件、皆賛成してくれた。全員集まってギルドに申請したいのでインしたら連絡頼む』
お、皆賛成だったのか、それは良かった。
俺はメッセージを返す
『今インした。いつ申請するんだ?』
『お、はいったか。今なら皆いるから丁度いいんだが時間あるか?』
『ああ大丈夫だ』
『ならギルドに来てくれ、そこで合流して申請しようぜ』
『OK、今から向かう』
『あいよ、んじゃ待ってるぜ』
そうしてメッセージをきりあげて、ギルドに向かう
ギルドに入ると
「お、ジンこっちだ」
俺を見つけてサージが呼んでくる。
「お待たせ」
「そんなでもないから気にするな、じゃ、早速申請しようぜ、頼むアリナ」
「わかったわよ。でも本当に私がマスターでいいのね?あとクラン名はどうするのよ?」
「アリナさんが大丈夫なら俺はいいです。名前は考えたけど“自由”のイメージが欲しいなくらいしか思い付かなかったんですよね」
俺が考えを伝えると皆がそれぞれ意見を口にしだす。
「名前が一番迷う…ゲームあるあるね」
「だな、もうそのままフリーダムとかでいいんじゃねぇか?」
「適当につけると後悔しますよ。僕はそういう経験ありますよ、とはいえ思いつかないんですけど」
「自由のイメージから膨らませていくしかないッスかね」
「そうですね。あとは目的とかわかりやすいといいですかね?」
「プレイヤーのゲーム内の呼称が探求者だから自由な探求者を英語に変えて≪フリーダムシーカーズ≫とかどうだ?」
「いいんじゃないかしら?私はありだとおもうわ、皆はどう?」
ユースが意見を出してくれアリナさんが皆に確認する。俺もありだと伝えておく。
「じゃクラン名≪フリーダムシーカーズ≫で申請するわね」
アリナさんが受付に行き、クラン設立の手続きをはじめる。その途中でメンバー確認のために残りの9人にもクラン入会の意思を確認された。
確認終了後受付の人が
「はい、これでクラン結成の申請は受け付けました。別室にて説明をしますので移動しますね」
そう言われて皆ついていく、すると大きめの部屋に着いたところで
「こちらになります。中の方が詳しく説明してくださいます」
そう行って受付の人は戻っていく。
「とりあえず入れてもらいましょ」
アリナさんがノックをして中の人を待つ
「どうぞ、空いてますよ、入ってきてください」
そう言われたので皆で挨拶をして入室した。




