表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オンリーユニークスキルオンライン  作者: ドートレス
自分だけのスキルを求めて
8/103

梟の目にて2

ーーーオンリーユニークスキルオンラインをはじめます。


前回【スクロール作成】のスキルを手に入れて依頼の報告をしてログアウトしたので場所は冒険者ギルドだ。


掲示板の依頼をみようとした所で時間を確認すると現在ゲーム内で11時だった。あと1時間で依頼が増えるし、ちょっとやりたい事もあるから午後の依頼にしよう。やりたい事はトランプを【スクロール作成】のスキルでスクロールにしたいのだけど、あんま人目につきたくないんだよな。受付に聞いてみよう。


「すみません、個室って借りれたりしないですか?」


「30分につき10銅貨になりますが簡単な個室ならできますよ。」


高っ!30分で俺の持ってるお金の5分の1かよ!

まぁこれからやることを見られるよりはいいか。


「じゃあ90分お願いします」


そういって銅貨30枚を渡すと案内される。90分にしたのは依頼の切り替え直後だとプレイヤーが依頼を探しに殺到してギルド内が混雑したりするかもしれないと思ってだ。


「こちらの部屋になります。時間が過ぎますと延長とみなされ追加の料金を頂きますのでご注意を」


「わかりました」


お金ないんだし気を付けないとな。


「さてやりますか」


気合いを入れてトランプをスクロールにしていく。

大体10枚スクロールにするのに現在のMPゲージで1割なくなる感じか、取り敢えず1セットのトランプをスクロールにしていく。

そうすると

昨日梟の目で作った物と合わせて

魔力を帯びたトランプ[53]と表示された。追加で新しいトランプのセットから3枚ほどスクロール化してみたが


魔力を帯びたトランプ[53]

魔力を帯びたトランプ[3]


と表示されたためスクロール化してもトランプとしてセットでの扱いになるみたいだ。53なのは兎に攻撃して失ったからだろうな。ジョーカーも2枚入ってたし


それが確認できた所で70分くらい経っていたので、部屋を片付けて依頼掲示板を見にいく。そうすると前回と同じ条件で道具屋の整理という依頼があったのでカウンターで〈梟の目〉からの依頼であることを確認して受領する。




〈梟の目〉に到着して声をかけながら店に入っていく。


「すみません、依頼を受けてきました。ジンです。マテラさんいますか?」


「来たね。まずはまた整理を頼むよ」


「はい」


そう言われたので前回と同じくしっかりと整理していく。てか前回あれだけ整理したのにもう散らかってるんだけど。


「よし、そんなもんでいいよ。しっかり整理してくれて助かるよ」


「いえいえ、仕事ですし」


「ふふ、んじゃ今日も年寄りからのお節介をするけど時間は大丈夫かい?」


「もちろん大丈夫です」


「じゃあスクロール作成しても魔法を付与しなきゃスペルスクロールとして使えないからね。魔法付与を教えて上げたいけど先に教えても意味ないのは分かるね?」


「はい、付与する魔法自体が使えませんもんね」


「そういうことさね。なんでまずは簡単な魔法を教えてあげるよ」


やった。魔法を教えてもらえるのか。これで戦闘出来る手段が出来るかな。


そんなこんなでマテラおばあさんに魔法のコツを教えてもらうこと2時間


スキル【火属性魔法】を獲得しました。


スキル獲得の通知がきた。


「その感じだと魔法を覚えれたようだね」


「ええ、苦労しましたけどどうにか」


「じゃあ今日はここまでにしよう。これが達成証だよ」


「わかりました。ありがとうございました。」

達成証を受けとり〈梟の目〉をあとにしてギルドに報告をしてログアウトした。





準備がおわらない…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ