ボス前に
蜂との戦いを終えてボス扉の前の部屋で俺達は休憩していた。
「しかし蜂が出てくるトリガーはなんだったんだろうな。」
「なんなんですかねー?違ったのは人数ですかね?」
「もしくは蜂蜜の取りすぎ?人数多い分とってる数も多いからな~まぁ要検証だな。」
「そうですね。」
「それよりここのボスの事だな。一応俺が見た分は伝えたけどほとんど削れなかったし行動もかわるかもしれないから気を付けてくれ。」
「はーい。そういえば皆さん中級スキルは取れたんですか?私は【魔法剣〈風〉】がスキル合成で取れましたけど。その変わりに【風属性魔法】と【魔力操作】は無くなりましたけど。」
「おお、魔法剣とれたんだ。よかったね。」
「はい、マテラさん様々です。本当にあの時行った自分をほめたいのとジンさんには感謝です」
「ま、役にたってよかったよ。他の皆はどう?」
「俺はまだ中級は覚えてないな。【重鎧】と【受け】と【両手持ち】だな」
とサージ
「俺もないなぁ。大会の時と変わってないぜスキルレベルはあがったからやれることはふえたが。」
とユース
「私は【格闘術】が≪オリジンスキル≫であとは【掴み】と【カウンター】と【足さばき】ね。私も中級クラスのスキルはないわね。」
とミニアスさん
「僕はこの前書物でもらった【錬金術】が中級であとは【調薬】と【風属性魔法】ですね。」
とアシャーレ
「俺は【四大属性魔法】が中級かな。まぁ覚えていた火水風土の属性魔法がスキル合成されたからなくなったけどな。」
「ジンさん、また器用になったんですね。スクロールだけでも対応力高いのに」
「一応【氷属性魔法】も候補にあったんだけど趣味でね。」
「色々あったんですねー。じゃあそろそろ行きますか?」
カーセがそう言い出すと皆異論ないようで準備をしてボス部屋にはいるのだった。
そして部屋には俺が見たのと同じ編成のオーク達だ。今回は負けないぞ。
「バフからいく!」
スペードの2~6でストレートフラッシュを発動させ、全員にバフをかける。
「俺はいつも通りやるぜ!挑発!
」
「まずは取り巻き処理だな!〈ヘヴィスラッシュ〉!」
「〈ダブルスラッシュ〉です!」
「爆弾をどうぞ!」
「セイッ!!」
サージの引き付けた敵にそれぞれ攻撃を加えていく。
さぁ戦闘開始だ!




