説明
アシャーレと別れてギルドに行こうとした俺はトランプが手持ちにないので途中で5セット買ってからギルドに向かいいつものように個室でスペルスクロール作成することにする。
「【四大属性魔法】のおかげで属性ごとにいちいちスキルをセットしなおさなくてよくなったのは地味にうれしいな。」
今までは結構手間だったのでそれがなくなるだけでも結構助かるのだ。
いつものようにスート事で属性を決めて付与しようと思っていたがPT戦を考えるとなるとバフも考えて書くスート2~6は<アタックアップ>、<ディフェンスアップ>、<アクアプロテクション>、<スピードアップ>、<エア・ダッシュ>のバフセットにしておく。
スペードとハート以外は残りに攻撃魔法を
スペードは7~9に<ファイア>、10~Aに<ダブルファイア>を
ハートには7~9に<アクアボール>、10~Aに<ヒールウォーター>を付与していき完成だ。
「これで準備はいいか。皆から返事は来てるかなっと」
確認してみるとサージ、カーセ、ミニアス、アシャーレ、ユースがすぐに都合がつくようだ。
とりあえず、飯でも食いながら話をすると言うことにして食事処で個室を借りて集合することにした。
食事処の個室にて
サージが
「それで早速だが攻略手伝ってほしいってのはどこなんだ?」
「あとで理由も説明するからまずは最後まで聞いてくれよ?」
皆頷いてくれたのを確認して話始める
「手伝ってほしいのは初心者ダンジョンなんだ。今さらなぜ?と言われるかもしれないが隠し通路を見つけてさ、道中はどうにかなったんだがボスで死に戻りしてな。ソロじゃどうみても無理そうだったから皆に手を貸してほしくてさ。」
「事情はわかったけどよ、勝ち目はあるのか?」
とユースが聞いてくる
「正直わからない。俺は数の暴力にやられたからソロはまだ厳しそうだったから協力してほしくて皆を呼んだんだ」
「協力自体は構わないんだけどな。死に戻り覚悟なら少し実入りがほしいな。」
「実入りになるかはわからないが道中でこいつらが採取できる場所があるぞ。」
「こいつは〈蜂蜜〉と〈魔力草〉か、あとは〈キレイな水〉?全部初見だな。」
「あ、もしかしてさっきの〈魔力草〉って?」
アシャーレか気付いて聞いてくる。
「そういうこと。蜂蜜もまだ流通はそこまでしてないはずだからそれなりの値段で売れると思うんだがどうだ?」
「十分売れるわね。しかも満腹度が実装されたばかりだし、タイムリーね。」
「私もほしいですー。ゲームだからこそ美味しいモノ食べたいですし」
ミニアスさんとカーセは参加してくれそうだな。
「OK、十分なメリットだ。俺も同行させてもらう。」
「皆、ありがとう。じゃあ飯をくったら行くか」
全員で飯を食って満腹度を回復させてから再び初心者ダンジョンに向かうのだった。




