帰還後
初心者ダンジョンの隠し通路の奥のボスでやられた俺はスタットの町に戻ってきていた。
「あー初の死に戻りか、別にノーデス狙いなわけでもないけらいいんだけどさ。取り敢えずステータスは低下中か…何もできないな。取り敢えずさっきの料理プレイヤーのとこにでも行ってみるか。あ、そいや死に戻ると満腹度はどうなるんだ?」
そう思って確認してみると55/100となっていた。戦闘とかをしながらと考えるとこれなら満腹度にデスペナはなさそうだな。よしさっきの広場に行ってみるか
広場に行くと件の料理プレイヤーは店仕舞いをしてるようだった。そこに声をかける。
「やぁさっきぶり、覚えてるかな?」
「あ、さっきぶりです~大丈夫覚えてますよ~」
「そりゃ良かった。渡したいものがあるんだけどいいかい?」
「ん?なんですか?」
「これこれ」
そういって、〈蜂蜜〉を採取してきたうちの半分を渡す。
「え、これって!?」
「うん、たまたま見つけたからね。よかったらと買い取ってもらおうとおもって。さすがに採取場所は教えられないけどさ。」
「いいんですか?大発見ですよ、これ。しばらく独占出来るなら大儲けできますよ?」
「大儲け出来るってもなぁホームエリアが欲しいからそこまで行けるなら考えるけど…ゲーム内の食事事情も向上もしたいしなぁ。」
「期間はわからないなですけど銅貨1000枚くらいでなら普通に売れるとおもいますよ?ていうか買います。」
「そんなにか…とりあえず自分用に残しておこうかとおもったけどそれなら売っちゃおうかな。」
「まだあったんですね。売ってもらえるとありがたいんですがどうですか?」
「一つだけは自分で食べてみたいからさっきのと合わせて19個でいい?」
「はい、値段はどうします?さっきのはかなり安めの見積りですけど。」
う~ん、相場がわからん…まぁ損したら自分が悪いってことでさっさと決めちゃおう。
「銀貨3枚でどう?」
「買います。これを使った新作が出来たら連絡しますね。フレンド登録いいですか?私はキキっていいます。」
「俺はジン。よろしく。新作を楽しみに待ってるよ。あ、そうだ料理って水も使うよね?これは使える?」
そういってフレンド申請を受諾した後〈キレイな水〉を見せる。
「これも私は初見ですね。少しもらってもいいですか?」
「じゃフレンド記念て事で少しあげるよ」
そういって、〈キレイな水〉を5個ほどキキにわたす。
「ありがとうございます。普段使ってる井戸水とかとどう違うか試してみますね。」
「うん、頑張ってね。」
そう挨拶してキキと別れた




