スタットへ戻ろう
まさかのPV15万とユニークPV1万超えを達成。読んでいただいている皆さまには感謝しかありません。
初めての物書きなので何もかもが物足りないかと思いまSがこれからも頑張っていきたいと思います。
<猫の夜目>を出て俺はギルドに向かうことにした。ランクも上がったしスタットへの転送装置とかの値段もどれくらいで使えるかも知りたいしね。
ギルドに入ると
「あらジンさん?この前ぶりかしらね?」
「あ、ミニアスさん、この前ぶりですね。どうですか?調子は」
「ぼちぼちってとこね。結構いい感じかも」
「ジンさんはどう?」
「俺も順調ですかね。順風満帆とはいかないですけどね」
「そう。お互い精進しましょ。これから依頼?」
「いえ、ランクもあがったのでスタットに戻るのにいくらくらいで戻れるようになったかなーと気になったので確認に。」
「スタットに戻る用事があるの?」
「いえ、別に用事があるとかではなくて把握したいってだけです。わりと金欠が多いんで俺、ちゃんと調べとかないと痛い目にあいそうで」
「あら、そういうことなのね。まぁ生産職でもないとこういうゲームは金欠に追われること多いわよねぇ。」
「そうですねぇ、俺はちょっとトランプの影響でお金を使ってたのもあるんで余計に出費がかかってたんですよねぇ。正直早くホームエリアの実装をしてほしいです。まぁ実装されたとしても買えるかは微妙ですが」
「そうね。ピンキリまであるだろうけどこだわるならいいとこに私は住みたいわ。」
「俺は普通程度で構わないんですけどそれでもああいうのは高いイメージなんですよね。」
「そうね。そんな風に思うのもわかるわ。金貨までいかなければいいんだけどねぇ。」
「金貨になんかなったら手がでませんね。」
「そういえばこの話をしてたから思い出したけど、来週に大型アップデートがあるらしいわよ。噂だとホームエリアと満腹度実装されるんじゃないか?って話ね」
「それはタイムリーですね。満腹度も実装かぁ…今までわりとそういうとこ気にしてなかったから最初は戸惑いそうですね。」
「そうね、慣れるしかないと思うわ。やってるうちになれるでしょ。それじゃあたしは依頼も受けたいし、そろそろ行くわね。あ、そうだフレンド登録いいかしら?」
「えぇもちろん」
ミニアスさんからフレンド申請が来たので受諾して、別れることにした。
その後ギルドで話を聞くために空いてるカウンターに行き。
「すいません、ちょっと聞きたいんですけど。」
と受付の人に声をかける。
「はい、どうしましたか?」
「えっと、このギルドにはスタットへの転送装置があるって聞いてるんですが、Dランクで利用するとなるといくらくらいかかるのかなって思って。Fランクだと銅貨1000枚でしたけどランクが上がれば割引もあるって聞いてたので」
「転送装置の利用料金ですね。Dランクですと大体通常料金の7割ほどですね。ここからスタットであれば銅貨700枚になります。」
「ありがとうございます。だいぶ安くなるんですね。移動がしやすくなると助かりますよ。」
「そうですね、そういう方が多いですよ。それでどうしますか?今からスタットにいきますか?」
どうしようかな…銅貨700枚ならウェスティンでならすぐに稼げるし一回戻ってみようかな。久しぶりにマテラお婆さんにも会いたいしね。
「あ、じゃぁお願いします。」
「はい、では銅貨700枚頂戴しますね。」
代金を渡すと奥の部屋に案内され、何かの装置と魔法陣?ぽい模様が融合していたのだった。
「こちらがワープポータルになりますね。どうぞおはいりください。」
そう促され、ポータルにはいる。
「では転送いたします。」
そう受付がいうと俺の目の前が暗転するのだった。




