集結
とりあえず俺達は連絡のつく知り合いやフレンドに時間があるならと連絡して皆がくるのを待っている。
「何人くらい来ますかね?」
「シークレットクエストだって伝えてれば全員くるだろうけど今回は伝えてないからね。わからないわ。」
そうなのだ。今回連絡した人達にはまだシークレットクエストのためとは伝えてない。一応毒薬が出てくるし、フェクトさんからも知る人数は少ない方がいいってことだったから来てくれた人だけに伝えるつもりだ。
そんな話をしてるとギルドの人が
「ジン様、アリナ様。お二人に呼ばれたという方々か来てますがお通ししてよろしいですか?」
「あ、はい。お願いします。何人くらい来てますか?」
「7人ほどですね。」
7人か、俺が声かけた人は何人くらいいるかな。
「9人までギリギリね。まぁこえなくてよかったわ。」
そうしてる内に来た人たちが連れられてきた。
「よう!なんかクエストあるって聞いてきたぜ!」
とサージ
「僕も一緒に来ちゃいました。」
とアシャーレ
「アリナさんとジンさん両方から呼ばれたから何かあったと思ってきました。」
とチェリンさん
「オイラも二人から呼ばれたんで気になって来たっす!」
とノーマン
「俺も呼ばれてよかったのか?謝罪したとはいえお前をバカにしたのに」
とユース
「まさかあれだけの縁で声をかけて貰えるとは思ってなかったです」
とカーセ
「アリナに声かけられたから来たわ。そっちの男の人とは初対面かしらね。よろしくね。ミニアスっていうわ。」
と自己紹介も含めて挨拶してくれるミニアスさん
これで全員か。俺の知り合いは全員集まってくれたな。ありがたい。
「はじめまして、ジンです。よろしくお願いします。」
「トランプの人ね。よろしく。で早速だけど呼び出しの理由教えて貰ってもいいかしら?」
そう言われたので早速説明しようとするがその前に聞いておかなきゃな。
「教えるのはいいけど聞いた事は他言無用にしてもらってもいいか?勿論ほかの皆も」
「………私はいいわ。」
他の皆も構わないようなのでシークレットクエストの概要と発生の原因を詳しく話しておく。
「なるほどね、確かにデリケートな話題ね。このゲームはPKはほとんどいないけど出来ないわけじゃない。毒薬、しかも気化性なんてヤバいってもんじゃないわ。箝口令も納得よ。」
とミニアスさんをはじめ、皆理解してくらたようだった。
「とりあえず準備もあるだろうから出発は午後からにしたいけど皆大丈夫か?」
そう聞いてみるが皆大丈夫のようだった。
「じゃあ準備できたらここに集合ってことで」
そう言うと皆準備をしに行った。
「さて俺も準備しないとな」
俺も準備を始めるのだった。




