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オンリーユニークスキルオンライン  作者: ドートレス
自分だけのスキルを求めて
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初戦闘

初戦闘

アリナさんと別れた俺はトランプで戦闘ができるのかを確かめるために、町の外に出て雑魚モンスターを探していた。というのもトランプが武器として装備することもできたからだ。

「いた。周りに人の気配は無いな」


最初の町をでてすぐにでるモンスターだから大丈夫だとは思うのだけど、やはりトランプで戦えるかわからないので見られたくないのだ。見つけたモンスターは兎のモンスターでファーラビットというらしい。こちらなら攻撃しないかぎり攻撃を仕掛けてこない、ノンアクティブのモンスターらしい。アクティブだと気付かれた時点で攻撃されるはずだからな。


「よし、やるぞ」


意を決してトランプを使ってファーラビットに攻撃をしかけてみるが、手にもっていたトランプは折れ曲がり使い物にならなくなった。しかもモンスターのHPゲージは全く減ってない。あ、これあかん、トランプで攻撃しても無駄だ、武器として装備できるけど武器としての性能はないようなもんだ。

そんな感じで慌ててると攻撃したことで兎が俺を敵として認識し、攻撃体制に移っている。攻撃を避けようとしたが慌ててることもあって上手くよけられずにくらってしまう。攻撃をくらったことで少しの痛みが俺を襲う。VRMMOの危険管理の一環で痛みは制限されるが0ではないので痛いことは痛い。痛みを気にしながら自分のHPゲージを確認すると3分の1くらい削れている。

「マジかよ、3発かそこらでやられちまう。トランプを武器にするのは諦めて、素手ならどうだ!」


そう叫びつつ素手でなぐってみるが削れた兎のHPゲージは10%程度…これヤバい、攻撃を避け続ければいいんだけど、できるか不安だ。

そう不安に思いながら戦うこと5分、どうにか兎を倒すことに成功した。

兎が粒子になって消えていくとインベントリにドロップアイテムが自動で収納される。今回はファーラビットの毛が1個だけ入手できたようだ。


これはこのままじゃすぐ何も出来なくなって詰むな。スタットでもっと何かできないか探してみよう


そう思いながらスタットの町に戻ることにした



ジンはプレイヤースキーは低めです

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