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hoper  作者: ノラ猫
2/2

怪異の始まり

やる気があるうちに2話。


ついでに、琴乃は、死んでないのに...彼女、植物状態なだけなのに...なんで、死んだ事になってんだよ(今更)


「あやつは、何を...」

「知らん。あんな自由人は忘れておけ」


沢山の人が忙しく仕事をする中、僕は、下を見ていた。

目線の先には、色々な景色が広がっていた。


美しい風景、


太陽の沈む前の空、


他にも


パソコンの画面に映る少女?の姿


或いは、男性の泣いている顔


そして、"それ"を見て、僕は決めたのだ。


"希望"を望む彼に、幸あれと


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

冬馬は、いつも様に、1人で帰路についた。


高2になり、1人になった彼は、影の様な存在になっていた。


気にして、声をかけてくる奴も居た。しかし、会話が弾むことはなく、ネガティブな発言をして、喧嘩して...


結果、完全に1人になった。


唯一、変わらないのは、もう、目覚める事は無いと言われ、病院で植物人間となった彼女だけだ。


気がつけば3学期。

しかも、もうすぐ1つ上の学年は、運命のあの日を迎える。

先輩達は、1秒を、1秒をと鬼気迫っており、話せる人などいない。


部活には、事件の日以来、行ってない。

もしやっても...いや、考えるだけ無駄だ。

逃げたのは、私なのだから。



チャリを漕いだ。

周りは街灯が光っており、暗い夜道を照らす。


「...やばっ、もうこんな時間かよ。」


13日の金曜日とはいえ、10時を過ぎたら、少しは驚くものだ。


最後の曲がり角を左折した時、黒い猫が飛び出して来た。


(⁉︎、ちょっ、マジかよ)

無理に回避しようとしたが、それによって、こけてしまった。


冬馬と自転車は、物凄い音を立てて倒れたが、猫は、無事だった。


「あぶねー、本当に付いてないわ。次は気をつけろよ」


そう猫に言い放ち、自転車を戻そうとした。しかし、猫が這い寄るって来て、手に噛み付いた。


「...ちょっと、やめようか。こんなの、知らないよ」


まだ噛み付く。目を見ると、'撫でろ'と言わんばかりの目をしていた。


冬馬は、とりあえず撫でて見た。

猫は、噛むのをやめた。


そのまま、撫でていた。色んな事があったなと、これまでを振り返りながら。


そして、彼女について考えたとき、頭を打ち付けられる様な痛みを感じ、気絶してしまった。



なんとか、目が覚めた。

そして、気づいた。


彼が立っているこの場所は、彼にとって見覚えのない場所だということに。

多分、3話は、軽く済むはず

不定期更新なので気長に待って下さい

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