『第二話 授業開始』
ぐっすり眠りました。
起きてもまだあの豪邸なので、昨日のことは夢じゃないようです。
夢だったらよかったのに…。
あ、昨日はちゃんとお風呂入って寝ました。
渡されたのはなぜかネグリジェ。普通のないの?
いや、かわいいやつだったし、生地もすごくよかった。
この金持ちめっ!私の貧乏精神がなくなったらどうしてくれるんだ!
なんて文句はのみこんで着ました。
このネグリジェに罪はない。
「おはよー」
「おはようございます、リョウさん」
ふらふら廊下を歩いていたらリョウさんがいた。
「あの、着替えってありますか?」
「ん?クローゼットに入ってなかった?」
クローゼット、あったのか。
ちゃんと部屋見ればよかった。
「…着替えてきます。」
部屋へれっつごー!
ちゃんと着替えて、朝食を食べた。
そしたら眼鏡さん、改めシオンさんにこれから毎日勉強、マナー、ダンス、武道…その他もろもろを習ってもらうといわれた。
今日から授業スタートで勉強はシオンさん、マナーや乗馬はシグレさん、ダンスは双子さん、武道はレイさん、料理はリョウさん、華道や茶道などをサクヤさんに習う。
普通、やらないのが結構あったけど気にしないようにしよう。
…なにに役立つんだろう。
短いです…。